アニメ「BEASTARS(ビースターズ)」第10話のネタバレと感想を紹介!
出典:アニメ「BEASTARS」公式サイト

本記事では、12月12日に放送されたアニメ「BEASTARS(ビースターズ)」第10話を見逃してしまった方の為に、ストーリーのネタバレと感想、さらに見逃し配信情報をご紹介します。

前回第9話では隕石祭を目前にハルがシシ組という組織に誘拐されるという内容で終わりました。今回の第10話ではレゴシがシシ組の拠点に乗り込むという話です。

「BEASTARS(ビースターズ)」第10話のネタバレあらすじ

隕石祭前日、想いを告げようとレゴシは決心し、明日ハルに会う約束を取りつけていましたがそんな中でハルはシシ組に拉致されてしまいます。

ハルの想いを察しているレゴシはルイに状況を伝えに行きますがルイは全く動く気もなく、ハルが連れ去られたのは仕方がないことだと言い捜索を諦めます。

シシ組というのはライオンによる反社会組織であり、シシ組には関わるなと市長を筆頭に皆が口をそろえて言います。シシ組のボスは美食家で色素のない動物を襲っているという情報です。

レゴシはハルを助けるために学校を飛び出して追いかけますが自分の鼻を頼りに匂いを辿っても限界はあります。ゴウヒンの協力のもとシシ組に関する居場所を聞き出して本拠地に乗り込みます。

「BEASTARS(ビースターズ)」第10話のネタバレ

ネタバレ①シシ組について聞き込み

ハルを助けにレゴシは動き始めます。ハルの匂いを頼りに探し始めるレゴシ。しかし匂いにも限界があり捜査は進みません。

「シシ組」という言葉しか手掛かりのないレゴシは闇市で聞き込みを始めます。すると動物達は「シシ組」という言葉に酷く脅え、聞かなかったことにしようとその話題に触れぬようにし、その聞き込みの様子を見ていた周りの動物達も自然に避けていくようになりました。

二人のトラがレゴシにシシ組を探しているなら居場所を教えるからこっちに来いと声を掛けますが、それは嘘でした。シシ組のもとに行き、始末されるくらいなら若い狼の毛は高く売れるからとレゴシのことを襲います。

その窮地を救ったのがパンダの医師ゴウヒンです。自分の患者が何かしたかと追い払います。ゴウヒンはレゴシがシシ組を探しているとき聞いて探すのを止めるよう諭します。しかしレゴシに聞く耳は全くありません。

自分はまだ一度ハルを食べようと襲いかけたことに謝罪もしていないし、今の自分の気持ちも伝えていないのだと答えます。そして、ゴウヒンからシシ組の住んでいる拠点を聞きだしそこに向かいます。

ネタバレ②シシ組の本拠地へ

一方学校では中々戻ってこないレゴシを心配する声もありました。ルイとレゴシが揉めて殴り合っていたことは周りにも知られていましたが、目に痣を作って恐ろしい表情立っているルイに誰も触れられずにいました。

しかし、ジュノだけはルイに声を掛けに行きます。レゴシの居場所を知らないか尋ねると、もうあいつは戻って来ないかもしれないと伝えるのでした。それほどまでにシシ組というのが関わってはいけない危険な組織ということです。

レゴシはシシ組の住んでいる屋敷まで辿り着きます。シシ組は35匹のライオンが集まった組織で美食家による食殺で名の知れる危険な存在です。

入口の正門には数匹のライオンが見張りをしており、レゴシは木の陰からどのように侵入するか考えていました。すると背後から一匹のライオンに銃を向けられます。ハルの匂いを纏ったそのライオンにあの子に何をしたかと問うと、あのウサギはもう皆の胃の中にいるから会いたければ消化される前に吐かせるしかないと笑いながら答えます。

レゴシはライオンに襲い掛かり、ハルの血の匂いがしないということはまだ生きているということだと激怒。感情任せにライオンに打ち勝ちます。

またゴウヒンも後を追ってきて協力をしてくれることになりました。狩猟本能から生まれる恋、その気持ちをゴウヒンは応援すると言います。正門にいるライオンたちはゴウヒンに任せ、レゴシは上の階にいるハルのもとへと急ぐのでした。

ネタバレ③ハルの過去と想い

走馬灯のように過去を振り返り、心の中で遺書を書き始めるハル。好きな人に想いすら告げることが出来ず、こんな時にまで自分は独りなのだと思い知らされます。

ハルはウサギの中でも最も弱いドワーフウサギの家庭で生まれ育ちました。10歳になると自分の弱さについて気づき始めます。重いものを持っていたら持ってくれる些細な気遣いですらハルにとっては嬉しくないものでした。小さくて弱くて簡単に死んでしまう自分を気遣いつつも笑ってくる周りに嫌気がさしていました。

そうして時は過ぎ中学に上るころ、ある時ハルは初めて一匹のウサギの男の子に告白されます。体を重ね、愛されたることはハルにとって初めて他の動物と対等な立場に立つということでした。その瞬間をハルは学んでしまったのです。

ただ、レゴシだけは違いました。レゴシは初めから自分とは対等な立場で、対等な目線で唯一関わってくれる存在でした。最後くらいレゴシに恥じぬ生き方をしてやろうとハルは最後の足掻きをシシ組のライオンに見せつけます。

ハルは自分を捕らえていた一匹に蹴りを入れ、こっちは覚悟がもう決まっているのだと訴えます。獲物は辱めを受け屈辱を感じた時体の血の巡りが良くなって美味しくなると言っていた美食家に残念だったなと言うのでした。すると美食家はそれなら耳を取ってより苦しませてから食べることにしようとハルに覆いかぶります。力や体格の差が歴然とわかる中、抵抗を続けるハル。

その瞬間レゴシはハルを襲っていたライオンに拳を撃ちこみます。レゴシは服を着ていなかったハルに自分の服を渡し、それを着ていてと言って、周りのライオンから守るようにハルを自分の背中に隠します。

どうしてきてくれたのか問うハルに、理由は色々あって今は言えないとレゴシは返します。

「BEASTARS(ビースターズ)」第10話の感想

筆者感想

レゴシがあまりに男前でかっこいい1話でしたね。これはハルちゃんがレゴシのことを好きになってしまっても頷けるような展開だと思ってしまいました。

どうしようもない事情があるにしろ、ハルを見捨てたルイよりも、無害でありたいと願いつつ身を挺してシシ組の拠点まで乗り込むレゴシの方が私は上手くいって欲しいと強く願ってしまいます。

そしてハルちゃんの過去が初めて触れられました。今までの話では雄の動物に媚びを売っている内容や、別の動物の彼氏に手を出したなど、異性交遊関係の悪口が飛び交っていましたが、ハルちゃんの想いを知ると周りと対等に立つ術がそれしかないと知ってしまった時、もうやめられなくなったのだろうなと胸が痛みます。

レゴシが以前にハルにもっと自分を大切にして欲しいと言った時、ハルは私のことを何も知らないくせにと冷たく言い放ち静かな怒りを見せたことがあります。そのシーンについて今とても納得がいっています。

そうやって自分を保ってきたハルの生き方はとても悲しく辛いです。最初から対等な立場で接していたレゴシがハルちゃんの価値はそれだけじゃないことを教えてあげて欲しいなと思いました。

兎にも角にも、ハルちゃんとレゴシが再会できて本当に良かったです!無事にハルを助け出し、レゴシは想いを告げることが出来るのでしょうか。
次回の話も目が離せないですね!

みんなの感想・口コミ

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レゴシのかっこよさに魅了されたのは私だけではなかったみたいです。本当に男の闘い!という雰囲気が最高でした。

自分の仲の獣を飼い慣らして動いていました。

普段温厚で優しいレゴシの男らしく肉食動物らしい姿にギャップです。今後のハルとの関係にどう影響してくるか楽しみです!

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