
目次
テスタロッサは、転生したらスライムだった件に登場する原初の悪魔の1人です。
リムルの配下になったテスタロッサは、強さだけでなく頭脳も優秀で、戦闘以外でも大活躍しています。
テスタロッサの強さや究極能力、性格などについて解説します。
【転スラ】テスタロッサとは?
原初の白(ブラン)と呼ばれる原初の悪魔

名前 | テスタロッサ |
EP | 333万3124 |
種族ランク | 上位魔将→悪魔公→悪魔王 |
称号 | 原初の白、虐殺王 |
所属 | ジュラ・テンペスト連邦国 |
加護 | リムルの加護 |
魔法 | 暗黒魔法、元素魔法 |
究極能力 | 死界之王 |
耐性 | 物理攻撃無効、状態異常無効、精神攻撃無効、自然影響無効、聖魔攻撃耐性 |
声優 | 内山夕実 |
テスタロッサは、原初の白の二つ名を持つ原初の悪魔です。
上品で優し気な美女ですが、冷酷で苛烈な面を持つ恐ろしい悪魔でもあります。
系統そのままの白く長い髪に、深紅の瞳が特徴的です。
悪魔三人娘の中では最強の強さを誇り、優秀な頭脳も活かしてさまざまな分野で活躍しています。
テンペストの外交武官で西方諸国評議会の評議員

リムルと出会い名前を貰ったテスタロッサは、その優秀さを見込まれて外交武官に任命されています。
外交武官はリムルの代理で、全権を任されるという非常に重要な役職です。
西方諸国評議会の評議員になった際は、自分は直接手を出さずに謀略を防ぎました。
この活躍で、テンペストは評議会で大きな力を持つようになりました。
カレラ・ウルティマと共に悪魔三人娘と呼ばれる

ウルティマは、カレラ・ウルティマと共に、ディアブロに連れて来られたことから悪魔三人娘と呼ばれています。
3人は共に原初の悪魔でお互いを警戒して、三竦みで勢力争いをしていた存在です。
リムル配下になってからも3人は揉めることが多いですが、喧嘩するほど仲が良いという関係になっています。
【転スラ】テスタロッサの強さ・能力・スキルを解説
ディアブロが警戒する実力者で緻密な魔力操作が得意

テスタロッサは、原初の悪魔の中でもディアブロに次ぐ実力者で魔力操作に長けています。
ウルティマとカレラはディアブロに負けて無理やり連れて来られた形ですが、テスタロッサとは戦っていません。
ディアブロも、テスタロッサと戦うと負ける可能性があると考えて戦闘は避けたようです。
このことから、テスタロッサは悪魔三人娘の中では最強と考えられます。
原初の悪魔の中でもトップクラスの技量で、特に魔力の操作に優れています。
覚醒進化した後は、10倍以上の魔素量を持つ相手とも互角に戦えるほどの技量を見ました。
核撃魔法:死の祝福(デスストリーク)

死の祝福は、テスタロッサが得意とする核撃魔法です。
黒炎核から生み出した闇の光で生物の遺伝子配列を組み替えて、あらゆる生物の肉体を殺した上に魂まで破壊します。
肉体が完全に滅んでも復活できる存在でなければ、死の祝福に耐えることは不可能です。
全力で使用すれば、10km以内にいる敵を即死させる威力があります。
究極能力:死界之王(ベリアル)

究極能力の名前 | 権能 |
死界之王 | 思考加速、万能感知、魔王覇気、時空間操作、多次元結界、森羅万象、生命支配、死後世界 |
死界之王はシエルがテスタロッサの能力を改変したことにより、進化した究極能力です。
生と死を司っていますが、同タイプの能力と比べても命を奪うことに特化しています。
死後世界は、テスタロッサが作り出した世界に相手を取り込んだだけで命を奪うことが可能です。
世界系の権能の中でも、かなり恐ろしい能力と言えます。
死界之王を獲得したことで、究極の対人魔法の白閃滅炎覇も開発。
白閃滅炎覇は白い炎で敵を焼失させて、地獄送りにする核撃魔法を越えた魔法です。
非常に強力ですが、テスタロッサが選んだ対象以外には全く被害を与えません。
【転スラ】テスタロッサの性格・人物像
優し気に見えて好戦的で苛烈な性格

テスタロッサは優しそうで儚げな雰囲気がありますが、かなり好戦的で苛烈な性格です。
怒らせると手が付けられない面があり、機嫌を損ねると眷属の悪魔でも消滅させられることに。
冷酷でわがままでもあるため、腹心のモスとシエンはテスタロッサの機嫌を損ねないように常に苦心しています。
ギィが「誰かの下につくのは考えられない」と言うほど誇り高い

テスタロッサは、原初の中でも最も誇り高いと言われています。
そのため、ギィはテスタロッサが、「誰かの下に付くのは考えられない」と考えていました。
原初の白が、リムルの下についたと知ったギィは、驚愕していました。
しかし、リムルに対しては出会ってすぐに心酔し、強い忠誠心を持つようになっています。
聡明で事務方の仕事も優秀

テスタロッサは強いだけでなく、頭脳明晰で事務方の仕事も非常に優秀です。
テンペストに来たばかりで法令を覚えただけでなく、問題点を指摘してリムルを関心させました。
リムルが自分の全権を代行できる外交武官に任命したのも、テスタロッサがそれだけ優秀だからです。
周囲への気配りもうまくシュナよりおいしい紅茶を煎れることから、リムルは一番秘書向けの人材と考えています。
しかし、テスタロッサを秘書にすると、ディアブロかシオンを外交武官にすることになるので諦めました、
【転スラ】初登場はいつ?テスタロッサの登場シーンを紹介
初登場は書籍版11巻!ディアブロの勧誘でリムルと出会う

テスタロッサは転スラの書籍版11巻で、ディアブロに連れられて初登場します。
ディアブロが従う主に興味があり、つまらない相手だったら殺すつもりだったようです。
しかし、リムルはテスタロッサ達が力を隠しているのを見抜き、カレラの威圧にも平然としていました。
原初の悪魔の隠ぺいを簡単に見抜き、威圧にも動じないリムルに三人娘は関心。
この態度を見た悪魔三人娘は、リムルを主と認めて忠誠を誓います。
ヴェルグリンド相手に善戦しヴェガにも勝利

東の帝国との戦いで、ヴェルグリンドと対決。
最初の戦闘で、格上の竜種の相手に悪魔三人娘全員でも敗北しそうになりました。
その後、リムルから魂を貰い覚醒進化。
強くなったテスタロッサは、1人でヴェルグリンドと互角に近い戦いをするほど成長しました。
天使軍との戦いでは、四凶天将ヴェガと対決。
ヒナタの助けを借りていますが、白閃滅炎覇でヴェガを焼き尽くして勝利しました。
ヴェルグリンドに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
小説だけでなく「コリウスの夢」やスピンオフ漫画にも登場

テスタロッサは転スラの小説だけでなく、アニメ「コリウスの夢」やスピンオフ漫画にも登場しています。
Web配信されたアニメ「コリウスの夢」のラストに、ウルティマとカレラがアニメ本編に先駆けて登場。
ウルティマと比べると出番は少ないですが、悪魔三人娘全員がアニメで描かれました。
転スラ本編の漫画は小説の11巻まで進んでいないため、テスタロッサが登場するはまだ先です、
しかし、スピンオフの「魔国の歩き方」では、悪魔三人娘が全員登場。
7巻の終盤で登場し、8巻では悪魔三人娘がかなり活躍します。
【転スラ】テスタロッサと関係の深いキャラクター
モス

モスはテスタロッサの腹心で、数万年間負けたことが無い原初に次ぐ実力を持った悪魔です。
見た目は幼い子供ですが、自分より弱い相手に対しては存在な態度で接します。
小型の分身を大量に生み出す能力を持っており、複数に分かれて情報収集するのが得意です。
全ての分身が一体化すると、成長した姿になりました。
リムルからも高く評価される優秀な悪魔ですが、わがままなテスタロッサに翻弄されることが多いです。
シエン

テスタロッサの側近で、書記官役の悪魔です。
指揮や事務仕事が得意な頭脳派ですが、300年間無敗でかなりの強さを誇ります。
テスタロッサが覚醒進化した際に、祝福を受けて悪魔公に進化しました。
テスタロッサの代理で、評議員になったこともあります。
【転スラ】テスタロッサについてまとめ
転スラに登場するテスタロッサについて解説しました。
テスタロッサはWeb版から書籍版になってかなり出番が増えたキャラクターで、活躍シーンも多いです。
「コリウスの夢」にも登場しているので、アニメ3期でも出番があるかもしれません。
テスタロッサのこれからの活躍に期待しましょう。