「僕のヒーローアカデミア 第4期」第9話のネタバレと感想を紹介!
出典:TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」公式サイト

本記事では、12月14日に放送されたアニメ「僕のヒーローアカデミア 第4期」第9話を見逃してしまった方の為に、ストーリーのネタバレと感想、さらに見逃し配信情報をご紹介します。

前回第8話では環と3人の敵が対峙しなんとか勝利するという内容で終わりました。今回の第9話では切島とファットが新たな敵と交戦します。能力の相性は最悪。矛と盾の個性を持ったコンビ。それに対して切島とファットは硬化と吸着という言わば盾と盾の個性です。

「僕のヒーローアカデミア 第4期」第9話のネタバレあらすじ

前回は環が三人に勝利しましたが環は体が動かなくなり、その場で倒れてしまいます。ミリオに合流すべく先を急ぐデク、切島達ですが壁の中の刺客からイレイザーを標的に攻撃を仕掛けられてしまいます。

ファットと切島は犠牲となって別の空間に移動させられ辿りついた先に待ち構えるのは強力な打撃を放つ「矛」と、半球のようなもので自分と仲間を覆うバリアを出すことが出来る「盾」のコンビでした。

「僕のヒーローアカデミア 第4期」第9話のネタバレ

ネタバレ①先を急ぐデクら

戦いに勝利した環は何を仕込んでいるかわからない敵のマスクを外します。彼ら3人は環の能力によってタコの毒をもらい、体が麻痺して歩けない状態になっています。環は想定より遅くなってしまったと感じ、ミリオらの後を追いかけようとしますが疲労と顔にくらった一撃の重みが今になって現れ、その場に倒れこんでしまうのでした。

一方で環の身を案じながらも先を進むデク、切島らは上の階へ戻ろうとします。しかし相澤が異変に気付きます。

地下を動かせる能力の持ち主が何の動きも見せてこないからです。つまり、何の障害もなくただ走っているこのタイミングで邪魔をしてこないということは地下全体を正確に把握し、動かせるわけではないかと推測しました。

相手は地下に入り込んで操る能力であり、それは同化したわけではなく、壁面内を動き回って見たり聞いたりしているのではないか、と。つまり邪魔しようと地下を操作する時、本体が近くにいる可能性が高いということになります。すると、突如壁から手が飛び出し、相澤を狙ってきます。

恐らく相澤から狙いを定めたのは本体が近くにあって、その実態を見られることで能力を消されたくなかったからだと思われます。相澤ことイレイザーの個性を活かし、相手の能力を消す為にもファットが身代わりに前に出ます。

すると反対の壁がトンネルのような空洞になり、ファットは別の場所へと移動させられてしまいます。同様にイレイサーを庇おうと前に出た切島もファットと共についてきてしまうのでした。

ネタバレ②矛と盾VS盾と盾

突如1人が暗闇から現れ、切島めがけて一撃を撃ちこみます。切島は咄嗟に個性を発揮しますが一撃でボロボロになってしまいます。

ファットが反撃にかかりますが、相手はバリアで覆われ、攻撃が届きません。バリアを出していたのは陰に潜んでいたもう一人の敵でした。

彼らは自分のことを矛と盾だと言います。

切島は攻撃を受け止められなかったことに悔しさを抱きます。強くなれた気がしていたのに想像以上の衝撃に過去のトラウマを思い出し、心が折れそうになりますが、ファットに今の硬化状態を解くなと注意されます。

敵退治はいかに戦意喪失させるかが勝負だと切島を励まし、早く皆の元へ戻ろうと声を掛けるのでした。

ファットが前線に立ち、矛の男、乱波に勝負を挑みます。好戦的な乱波はバリアを出さないよう盾の男天蓋に言い、戦い始めます。

しかし強さは歴然で、ファットが一方的に殴られるばかり。ファットにとってはこれこそが作戦のうちでした。

ファットの能力である吸着は単に衝撃を抑えるのみならず、衝撃を全て沈め、蓄積された衝撃を放つことが出来るのでした。

ただ、衝撃に耐えるのも限界があり、立っていられるのもギリギリなくらい見るに堪えない姿です。

それを見た切島は自分にできることはないのかと焦り、思考を巡らせますが恐怖に染まって動けなくなってしまいます。

ファットが貯めた衝撃を放つには僅かざ時間タメが必要ですが、それに備える時間もなく、乱波からの攻撃を受けるばかりです。そこに突然切島が飛び出してきます。

攻撃を受け、打撃を与えてもバリアで跳ね返され無意味だと敵にいわれますが、ファットはタメを作ることに成功し、いい矛になったと切島を誉めます。

ネタバレ③切島の過去と後悔

切島は中学生の頃、生徒同士のいじめを目撃すると必ず声をかけるような正義感と男気溢れる生徒でした。

心に男気がなければ個性は関係ないという言葉をモットーにいじめのような厄介ごとにも首を突っ込んでいましたが、思うように阻止できず、硬化という地味な個性も舐められていました。

反して同級生の芦戸は同じくいじめを止める善良な生徒でしたが、人あたりも良く、個性も派手。いじめていた生徒とも仲良くなるような不思議な魅力と明るさに溢れていました。切島はそんな芦戸と自分を比較し、どこかで引け目を感じていました。

ある時、切島は街中で同じ中学生の生徒がヴィランに襲われているのを目撃します。切島は助けなきゃと心の中で強く思うものの足がすくんで動けません。

そんな中で生徒とヴィランの間に入ったのが芦戸でした。恐怖で固まってしまったクラスメイトの代わりに芦戸がヴィランと対話します。幸いなことに攻撃はされずヴィランは去っていきました。

切島はその日の出来事に後悔を覚えました。他人のピンチに飛び出すこともできない自分は漢ではないと考えていた時、偶然目に入った憧れのヒーローのDVDを見ます。

危険に身を投げる恐怖はないのですか?というインタビューに対して、憧れのヒーロー紅は怖いとはっきり答えていました。

ただそれよりも亡くなった方の最後の表情や救えない辛さの方がさらに恐ろしく、それを知っているから自分は飛び込むのだとも言います。ただ後悔のない生き方が漢気だと教えてくれるのでした。

その直後、切島は雄英高校を目指すことを決意し、情けない自分と決別します。

今回のファットの戦いで飛び出せたのも、あの時に戻ってしまうのではないかという恐怖心や後悔は二度としたくないという想いで行動に移したものでした。

ファットは切島こと烈怒頼雄斗の漢気を甘く見ていたのが敗因だったと大打撃を打ち抜くのでした。

「僕のヒーローアカデミア 第4期」第9話の感想

筆者感想

今回は切島がメインのお話でしたね。
初めて明かされる切島の過去。私は漫画でも知っていた内容なのにいざアニメで見ると辛くてまた泣いてしまいました。

戦いに立つ度に切島は何度もあの時の後悔を思い出して、辛い思いもしていたのかと思うと胸が痛いです。過去と決別したくて、必死に努力を重ねてきた切島のかっこよさがよくわかる一話でした。

恐怖心で足がすくんでしまっている中で自分の攻撃がきかない相手に飛び出していく怖さは私には計り知れません。

切島と芦戸が幼馴染っていうところもいいですよね。切島は芦戸みたいな個性だったら良かったと考えるシーンがありましたが、いいヒーローになるのは個性の問題ではないんだなと改めて思いました。

芦戸のような派手な個性と強気な性格でもヴィランと対峙した時はその後泣いてしまっていたわけですし、切島の個性だってこの過去の話を見るまで一度だって地味や弱いなんて思ったことがなかったです。

なにを持って強いというのか、どう変わるのかはそれぞれだなと思いました。

「切島の中で乗り越えたら教えてね」と言っていた芦戸の言葉がありましたが、もう堂々とした顔で乗り越えたと言ってもいいのではないでしょうか。切島は本当に強くてかっこよくて誰よりも漢気溢れるヒーローです!!

矛と盾VS盾と盾の戦いは切島・ファットの盾と盾チームの勝利!

次はどんな戦いが待っているのでしょうか!

みんなの感想・口コミ

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https://twitter.com/arcobalenm/status/1205771159091871749?s=20

切島の漢気にかっこいい!と声をあげた人は男女問わず沢山いるみたいですね。ストーリーの良さもさることながら絵の良さが本当に最高でした。

ファットと切島は最高のコンビですよね。漫画を読んで知っていた内容でしたが、このシーンを映像で見ることが出来て本当に嬉しいです。感動しました。

芦戸と切島が同級生というのも知らなかった人は多いようですね。作中で今まで特に触れていなかったのは、やはり切島が過去の後悔を晴らすことが出来てから皆に言おうと思っているのかなと芦戸の見えない気遣いのようなものを感じてしまいました。

切島のことが改めて好きになった人も多いのではないでしょうか!かっこよかったですね。私もしばらく余韻です。

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