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『チェンソーマン』といえば死亡したキャラより、生きているキャラを数える方が速いことで有名です。
そのせいで「推しを作ってはいけない」作品とまで呼ばれています。
今回はそんな『チェンソーマン』の死亡キャラを、死亡シーンも含めて一挙紹介しましょう。
【チェンソーマン】死亡キャラ一覧
第1部死亡キャラリスト

まず第1部の死亡キャラのリストをご覧ください。
死亡キャラ | 死亡巻数・話数 |
借金取りのヤクザ | 1巻1話 |
荒井ヒロカズ | 3巻23話 |
伏 | 3巻23話 |
姫野 | 3巻25話 |
沢渡アカネ | 5巻37話 |
加藤・田辺 | 6巻46話 |
安藤マサキ | 6巻46話 |
野茂・副隊長 | 6巻46話 |
レゼ | 6巻52話 |
スバル・黒瀬・天童 | 7巻55話 |
アメリカ三兄弟 | 7巻57話 |
中村 | 7巻60話 |
人形の老人 | 8巻63話 |
サメの魔人(ビーム) | 8巻65話 |
日下部 | 8巻65話 |
玉置 | 8巻65話 |
暴力の魔人(ガルガリ) | 8巻65話 |
トーリカ | 8巻66話 |
蜘蛛の悪魔(プリンシ) | 8巻66話 |
ピンツイ・ロン | 8巻68話 |
サンタクロース | 8巻70話 |
宇宙の魔人(コスモ)・ツギハギ | 8巻70話 |
クァンシ | 8巻70話 |
早川アキ | 9巻74話 |
天使の悪魔(エンジェル) | 9巻74話 |
パワー | 11巻91話 |
マキマ | 11巻96話 |
圧巻です。メインキャラであっても容赦なく死んでいく、『チェンソーマン』という作品の無慈悲さを感じます。
第2部死亡キャラリスト

死亡キャラ | 死亡巻数・話数 |
委員長 | 12巻98話 |
田中先生 | 12巻98話 |
ユウコ | 13巻111話 |
1部では血も涙もなく多くのキャラが亡くなりましたが、第2部ではまだネームドキャラの死は抑えられています。
ただ、一般人の犠牲者は既に1部並に出ているので、この先どんな展開が待っているか油断はできません。
次章から死亡キャラを死亡順に解説
次の章から『チェンソーマン』の第1部から第2部まで、死亡キャラの死亡シーンについて解説していきます。
基本的に◯巻〜◯巻と言った段落分けで解説しました。
ただ、8巻に関してはあまりに死者が多いので、2段落に渡って解説しています。予めご了承ください。
【チェンソーマン】1巻から5巻の死亡キャラ
借金取りのヤクザ

ゾンビの悪魔と契約したことでゾンビに変えられてしまい、最後はチェンソーマンとなったデンジに殺されました。
デンジから借金を取り立てていた人物で、デンジが貧しい生活を送る羽目になった元凶です。
長らくデンジをデビルハンターとしてこき使っておきながら、最後に裏切ったクズなので、死んで当然でしょう。
荒井ヒロカズ

サムライソードの仲間に襲撃された際、コベニを庇ったことで首と頭を撃ち抜かれて死亡しました。
デンジと同じ特異4課の仲間が初めて死んだことは、多くの読者に衝撃を与えたのではないでしょうか?
伏

サムライソードの仲間に襲撃され、銃で頭を撃ち抜かれて死亡しました。
IQが134と高いことを誇りに思っているキャラ、くらいの印象しかありません。
しかし、直前まで主人公と和気藹々としていたキャラが、あっさり死ぬ様は流石にショックです。
姫野

幽霊の悪魔の力を引き出すために、自分の体全てを契約の代償に捧げたことで死亡しました。
アキのバディで、デンジともキスしたりと、活躍が描かれていたキャラです。
それだけに死亡した際の衝撃は大きく、『チェンソーマン』という作品の真髄を見せられたような気がします。
姫野について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
沢渡アカネ

特異課に敗北し連行される最中、蛇の悪魔に自分を食わせ死亡しました。
サムライソードの協力者として、強かな立ち回りを見せるキャラでしたが、その最後は凄惨なものです。
散々デンジの仲間たちを殺したので同情はできませんが、首の無くなった亡骸を見ると胸が痛みます。
アカネについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【チェンソーマン】6巻の死亡キャラ
加藤・田辺

レゼとの戦いで真っ先に犠牲になったキャラです。
対魔2課のメンバーで、カビを生やす悪魔と契約しているようですが、不死身のレゼには通用しませんでした。
「アイツを殺せたら奢ってやる」と野茂に言われていましたが、見事にフラグになってしまったようです。
安藤マサキ

銃を撃とうと発砲許可を貰ってる最中に、レゼに爆殺されました。
発砲許可を願うキャラ、それ以外の印象はありません。
なお、レゼには「日本は銃撃つ時許可制なの?」と呆れられています。
野茂・副隊長

レゼとの戦闘で敗北し、首を切断されるという壮絶な最後を遂げました。
野茂は1度レゼの自爆に巻き込まれながら、生き残る悪運ぶりを見せますが2度も続かなかったようです。
死に際なのに合コンにいけない愚痴を溢すシーンが、なんとも哀愁を感じさせます。
レゼ

マキマとエンジェルの戦闘で、体を貫かれ死亡しました。
デンジの心臓を手に入れるため現れ、デンジの恋心を利用して近づいてきた策士。
一方でデンジへの想いも本物で……という、死に様も含めなんとも切ないキャラでした。
しかし、後にマキマに操られ復活していたことから、第2部での再登場が噂されています。
レゼについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【チェンソーマン】7巻の死亡キャラ
スバル・黒瀬・天童

アメリカからやってきた三兄弟に、文字通り蜂の巣にされ死亡しました。
初登場はヤクザによる3巻の特異課襲撃で、7巻で久々の登場からのいきなりの死亡。
ここから重要なキャラになると考えていたので、当時衝撃を受けました。
銃で全身穴だらけになった遺体も、見ていて痛々しさを覚えます。
アメリカ三兄弟

1人はパワーに車で轢かれて死亡。もう1人は吉田ヒロフミに殺害されました。
スバル・黒瀬達を軽々と葬ったキャラが、こんなあっさり死ぬとは流石に予想できませんよね。
しかも末っ子は宇宙の魔人の能力で、「ハロウィン」しか言えなくなるというオチ。因果応報というやつでしょうか?
中村

クァンシの高速斬撃にあっけなく首を跳ねられ死亡しました。
中村という名前と、「誰!?」とデンジ達に驚かれる印象しかないキャラです。
しかしこのシュールな扱いとありきたりな名前が、逆に読者へインパクトを残しています。
【チェンソーマン】8巻の死亡キャラ①
人形の老人

サンタクロースが地獄の悪魔と契約した際、契約の代償として命を捧げ死亡しました。
当初最強の敵、サンタクロースの正体だと思われていた老人です。
しかし本物のサンタクロースは別にいて、この老人はサンタクロースを演じていた人形でした。
見事な叙述トリックに、当時舌を巻いた記憶があります。
サメの魔人(ビーム)

デンジに血を分け与えた後、闇の悪魔に頭と四肢を切り落とされ死亡しました。
デンジとチェンソーマンの忠実な部下として、最後まで主を守り切る立派な最後でした。
「チェンソーマン」で尊厳ある死が描かれるのが、とても珍しいことも相まって印象に残っています。
ビームについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
日下部

闇の悪魔に契約していた悪魔が敗北したことで、石化して死亡しています。
生真面目な性格をしたデビルハンターで、護衛中デンジと何度もぶつかっていました。
しかし実力は確かで、石の悪魔を使った石化能力は非常に強力。
しかし闇の悪魔の前にはなす術なく、あっさり死亡しました。
玉置

闇の悪魔との戦いで、体を真っ二つにされ死亡しました。
日下部と共にデンジの護衛についたデビルハンターで、実力は確かなようです。
闇の悪魔にも両腕を失っても立ち向かう姿を見せましたが、敵うはずもなく死亡しています。
暴力の魔人(ガルガリ)

闇の悪魔との戦いで、全身に無数の穴を開けられた後、体を貫かれ死亡しました。
コベニとコンビを組んでいた魔人で、コベニにアイスを奢るほど心優しき魔人です。
最後もコベニを庇いながら、力のリミッターを外して闇の悪魔に立ち向かっていきました。
一説では暴力の魔人の正体は、3巻で死亡した荒井ヒロカズだったのでは?と言われています。
【チェンソーマン】8巻の死亡キャラ②
トーリカ

マキマに地獄の悪魔への生贄として使われ死亡しました。
サンタクロースを慕う好青年でしたが、最終的にはサンタクロースに人形にされてしまいます。
そして地獄に落ちた後は、マキマに地獄から脱出するための生贄にされるなど、散々な扱いを受けました。
蜘蛛の悪魔(プリンシ)

地獄へマキマを呼び出したあと、死亡したものと見られます。
サムライソードとの戦いから登場していた魔人の1人です。
闇の悪魔との戦いで四肢を切られ、満身創痍の状態になります。
その後、マキマを地獄へ呼び出して力を使い切ったのか、そのまま死亡しました。
ピンツイ・ロン

闇の悪魔との戦いで体をバラバラにされ死亡しました。
クァンシが従えていた魔人の内の2人です。地獄に落とされた後、あっけなく闇の悪魔にバラバラにされました。
地上に遺体が戻った後、サンタクロースに人形に変えられ、クァンシと戦わされています。
宇宙の魔人(コスモ)・ツギハギ

マキマにクァンシ共々首を跳ねられて死亡しました。
地獄に落ちなかったため、闇の悪魔と戦わずに済んでいます。
しかし、マキマから逃れることはできず、一瞬で首を跳ねられて死亡しました。
サンタクロース

デンジとの戦いで燃やされた後、宇宙の魔人の能力によって体の再生が出来なくなり死亡しました。
サンタクロースは人形にした人物に自分のダメージを肩代わりさせることが可能で、殺すことはほぼ不可能と思われました。
しかし、宇宙の魔人の能力で膨大な情報を頭に流しこまれ、脳に負担がかかったことで沈黙。
体の再生が出来なくなり、「ハロウィン」と何度も呟きながら死亡しました。
クァンシ

マキマに首を跳ねられたことで死亡しました。
岸辺の元バディで、「始まりのデビルハンター」と呼ばれ、作中トップクラスの実力を誇っていました。
しかしマキマにはなす術もなく、降参の意思を示したにも関わらず殺されます。
後にマキマに操られなから復活。
そして第2部ではマキマの支配から解放され、公安の一員として戦っています。
クァンシについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【チェンソーマン】9巻から11巻の死亡キャラ
早川アキ

マキマと銃の悪魔の戦いで死亡しました。
デンジとパワーを守るため、力を借りにマキマの元を訪れたアキ。
しかしマキマの手にかかり洗脳され、無理矢理銃の悪魔との戦いに駆り出されます。
そして戦いの中で死亡。
更に遺体を乗っ取られ銃の魔人と変えられ、デンジの前に立ちはだかることとなります。
アキの死亡シーンついて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
天使の悪魔(エンジェル)

マキマに操られた後、銃の悪魔との戦いで死亡したと思われます。
実は公安に入る前からマキマに洗脳され、住んでいた村の住人全てを手にかけていました。
アキが洗脳された際に全てを思い出しマキマに立ち向かいますが、敗北し再び洗脳。
その後は描かれていませんが、マキマに力を奪われていたことから、死亡したものと思われます。
エンジェルについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
パワー

マキマとの戦いで深手を負った後、デンジに血を託して死亡しました。
パワーはデンジの心を追い詰める目的で、マキマの手で殺されています。
しかしデンジの中に僅かに血が残っていたおかげで、ポチタの血をもらうことで復活。
マキマと戦いますが歯が立たず、命からがらデンジと逃げ延びます。
そしてデンジがマキマと戦えるように、自分の血を分け与え死亡しました。
パワーの死亡シーンについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
マキマ

デンジに細切れに解体された後、文字通り「定食」となって食べられ死亡しました。
マキマは「自分への攻撃は全て日本国民に肩代わりされる」という契約を、総理大臣と結んでいます。
そのため、マキマを殺すのは至難の技と思われていました。
そこでデンジは「愛するマキマと一つになりたい」という自身の想いを利用。
デンジがマキマを食べる行為は「愛」だと判断され、ダメージは肩代わりされず死亡しました。
マキマの死亡シーンについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【チェンソーマン】第2部の死亡キャラ
委員長

戦争の悪魔が憑依したアサに真っ二つにされた後、爆破され死亡しました。
アサのクラスメイトで、孤独だったアサを輪の中に引き込もうとする優等生として登場します。
しかし実は正義の悪魔と契約し、想い人である先生が行為を寄せるアサを、どうしたら殺せるかと画策していました。
最終的にアサを殺すのに成功しますが、直後アサに戦争の悪魔が憑依したことで形勢は逆転。返り討ちにあって死亡しました。
田中先生

戦争の悪魔に「田中脊髄剣」へ変えられたあと、委員長諸共爆死しました。
委員長と肉体関係を持ちながら、アサへ好意を寄せているクズです。
戦争の悪魔に無理矢理剣に変えられ死亡しますが、同情の余地はありません。
ユウコ

逃亡中に偽チェンソーマンに襲われ、首を跳ねられたことで死亡しました。
虐められていたアサを庇う強い正義感持っているキャラでした。
しかしその正義感が暴走し、正義の悪魔と契約した後学校のいじめっ子を殺そうとします。
最終的にチェンソーマンに敗北。
その後完全に悪魔と同化したため、アサに別れを告げた後逃亡しますが、道中偽チェンソーマンに殺されてしまいました。
【チェンソーマン】衝撃的な死亡シーンを紹介!
銃の魔人にされたアキ

『チェンソーマン』を読んでいて最も辛く、そして最も鳥肌が立ったシーンです。
まさかアキのチョンマゲが、銃の魔人になった時銃のトリガーになるだなんて誰が想像出来ましたか?
初めからこの最悪の死を想定してキャラクターをデザインしてるとしたら、作者は悪魔か天才のどっちかでしょう。
マキマ定食

多くの読者に、「納得」感を与えた死でしょう。
デンジはどんなことされてもマキマを愛してる。でも殺さなきゃいけない。
けど敵意を持って攻撃すると殺せない……じゃあどうすれば?
と言った疑問に100点満点の回答を出した倒し方でした。
特異4課を残して特異課が全滅

『チェンソーマン』を読んでいて、1番初めに洗礼を浴びせられるシーンです。
先程まで主人公たちと笑い合ってたキャラが、容赦なく殺され、無惨な死に顔を見せている。しかも名前もないモブに殺されてしまった。
このシーンで「この漫画は他の作品とは違う」と確信し、読み進める決意をした方も多いでしょう。
【チェンソーマン】死亡キャラについてのまとめ
以上が『チェンソーマン』で死亡したキャラのまとめになります。
8巻での怒涛の死亡ラッシュに、唖然とした方も多いのではないでしょうか?
9巻から11巻の間は死者は多くないものの、メインキャラの死が固まっているので読んでいて辛いものがあります。
よく本作は「推しを作ってはいけない作品」と呼ばれますが、死者リストを見ればその理由は一目瞭然ですね。