ネタバレ②:花屋に圧倒されるカナメ

圧倒されるカナメ
出典:アニメ「ダーウィンズゲーム」公式サイト

 

無事に花屋と接触することができたカナメですが、戦いの内容は圧倒的なものでした。

花屋はシギルを使って植物を身体に纏わせており、あたかも鎧のような姿になります。

カナメは拳銃を撃ちはしたものの、簡単に銃弾が弾かれてしまうだけでなく、シギルで手にしたマシンガンを以てしても全く歯が立ちません。

植物はコンクリートをも簡単に砕いており、その強靭さを自慢げに語りながら、花屋は攻撃の手を緩めません。

分が悪いと判断し、手榴弾とフラッシュバンを使って距離を取ることに成功したカナメ。

しかしあっという間に花屋はカナメに接近してしまい、ついには強力な一撃を腹部にお見舞いします。

カナメは一撃目こそはなんとか耐えることができていましたが、二撃目となると相当なダメージを受け、シギルを使い過ぎている状態もあって立て無くなってしまいます。

教会でうずくまるカナメは、マシンガンが効かない時点で積んでいたのだろうと悟ります。

そして諦めかけた瞬間、自分の心の中でシュカやレインたちの言葉が響き、最後まで足掻けというメッセージを聞くことに。

同時に走馬灯なのか、刀鍛冶の男が目の前に座っており、カナメに言葉を語りかけてくるのでした。

ネタバレ③:未知数なカナメのシギル

カナメのシギルは、さしずめ物質を想像する能力です。しかし本質的には違うようなものなのかもしれないと気づくのが、カナメと刀鍛冶の男による会話です。

花屋は強靭な鎧だけでなく、銃弾をはじける盾を用意してカナメと戦っていました。

それは言い換えてみれば、カナメの銃弾を恐れているということ。

ならば、もうひと押しさえあれば攻勢に出られるというメッセージをカナメに送る刀鍛冶の男。さらに彼からは、花屋に打ち勝つためのヒントが送られ続けます。

マシンガンを生み出せたのは、マシンガンのことをよく知っているため。その扱い方も生まれた時から知っているような感覚で、さらにはどのような特徴を持っているのかすら把握しています。

場面が再びカナメと花屋の戦闘へと戻りますが、立つ力さえ残っていなかったカナメは再び立ち上がり、最後のあがきを見せます。

左手に銃弾を作り出してマシンガンにセットしますが、従来のものよりも高い破壊力を持っている銃弾を作ったため、花屋の盾を粉砕することに成功。

花屋は攻勢から一気に転じて防御に徹し、一旦引くことを考えてしまいます。しかしここが戦いの分水嶺であり、決着のポイントだと判断したため、花屋は銃弾の雨の中を突進していくのでした。

しかし花屋は戦いの最中、自身が戦う理由である娘の幻を見たことにより、敗北してしまうのでした。

互いに体力を消耗しきっている状態で、カナメは銃口を花屋に向けているものの、その場で力尽きてしまいます。

アニメ「ダーウィンズゲーム」第4話の感想

筆者感想

第4話では始終戦いの様子が描かれていましたので、気が緩むことなく視聴できたというのが本音に。

戦いはカナメの逆転勝利となり、そしていつものように、相手を殺さずして決着しました。

後からレインも駆けつけたことにより、そこから次の展開が話されていきましたが、カナメ・レイン・花屋の3人はイベント限定の即席クランを結成するようです。

イベント中最大の脅威である【エイス】の王(ワン)に対抗するための策であり、これに花屋はもちろん応じるでしょう。

シュカの姿が描かれませんでしたが、彼女もまた即席クランに合流することが予想できます。

リングの収集状況から、イベントは24時間経たずして終了する可能性もあることから、カナメたちと王の戦いが展開されていくのではないでしょうか。

そしてその一方で気になるのは、カナメが話していた男の正体。

容姿こそカナメに似ていましたが、父親ならばすぐさま反応していたでしょうし、謎に包まれた人物です。

シギルについてのヒントを与えていた点から考えると、各プレイヤーも似たような経験があるのでしょうか。

仮に男の正体がカナメの祖先だとすれば、シギルはそこに由来しているのかもしれません。

謎が生まれたところでシギルの意味や目的も気になってきましたが、とにもかくにも、まずはイベント中のカナメと王の動向に注目となりそうです。

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