
目次
転スラに登場するディアブロは、リムルに対する忠誠心が異常に強く、配下の中でも最強の悪魔です。
なぜ、ディアブロはリムルに対して、狂信的な忠誠心を持っているのでしょうか?
ディアブロの強さや究極能力、忠誠心の理由をネタバレ解説します。
【転スラ】ディアブロとは?
ディアブロのプロフィールとステータス

名前 | ディアブロ |
種族ランク | 上位魔将→悪魔公→悪魔王→悪魔神 |
EP | 666万6666(偽装しているので正確な数値は不明) |
称号 | 魔神王 |
加護 | リムルの加護 |
魔法 | 暗黒魔法、元素魔法 |
ユニークスキル | 誘惑者、大賢人 |
究極能力 | 誘惑之王 |
耐性 | 物理攻撃無効、状態異常無効、精神攻撃無効、自然影響無効、聖魔攻撃耐性 |
声優 | 櫻井孝宏 |
ディアブロは、リムルがグレーターデーモンを召喚しようとした際に現れた悪魔です。
召喚された時点では名無しで元の名前などはありませんが、リムルにディアブロと名付けをされました。
名付けをしただけで覚醒魔王になったリムルの魔素の半分が吸い取られるなど、その時点の幹部と比較しても別格の強さを持っています。
武器は使用しませんが、接近戦では指をかぎ爪のような形状にして戦います。
その強さと不気味な態度からファンから裏切りを心配されることもありますが、リムルへの忠誠心は異常に強く裏切りの心配はありません。
配下になること自体を光栄と考えており、条件も報酬も求めずにリムルの第2秘書になりました。
正体は原初の黒(ノワール)と呼ばれる原初の悪魔

ディアブロの正体は創造神の次に誕生した原初の悪魔の一柱で、原初の黒と呼ばれる最高位の悪魔です。
数万年以上生きている悪魔で、長く生きるほど強くなる悪魔の中では別格の強さを持ちます。
本人は戦闘狂の側面もありますが、強すぎると戦闘を楽しめないと考えており、強さへの執着は皆無に近いです。
強さを追い求める悪魔族の中では、相当の変わり者とされています。
リムルの近くに仕えることが最も大切であり、ディアブロにとってそれ以外のことは全て雑事でしかありません。
また、世界の真理を知りたいと考えており、リムルなら自分を導いてくれると信じています。
テンペスト最高幹部の聖魔十二守護王で魔神王の称号を持つ

ディアブロは転スラ小説版14巻で聖魔十二守護王に任命されており、魔人王の称号を持っています。
聖魔十二守護王はリムル配下の中で、覚醒魔王に進化した12人の最高幹部です。
魔王を名乗る代わりに用意されたのが聖魔十二守護王の名称で、他にも1人ずつ称号が用意されました。
ディアブロは、聖魔十二守護王の中で最も強いと言われています。
進化した際は、本気になったらリムルより強い可能性があるとも言われていました。。
【転スラ】ディアブロの強さ・スキルなどを解説
原初の悪魔でもトップクラスの強さで悪魔神に進化している

ディアブロは原初の悪魔の中でもギィに次ぐ実力者で、種族ランクも最上位の悪魔神です。
ディアブロははるか昔に、最強の悪魔であるギィと引き分けており、他の原初の悪魔にも勝利しています。
ギィや悪魔三人娘の種族ランクが悪魔王に対して、ディアブロだけはそれよりも上の悪魔神まで進化。
ただ、強くなることに興味がなかったせいか、現在の強さはギィに劣っています。
また、原初の悪魔は心核を砕かれて消滅しても完全に元の状態に復活できる不滅の存在ですが、普通は生き返るまで時間がかかります。
しかし、ディアブロだけは消滅してもすぐに復活できるらしく、原初の中でもかなり特殊な存在のようです。
ユニークスキル:誘惑者(オトスモノ)・大賢人(モトムモノ)

スキル名 | 権能 |
誘惑者 | 思念支配、魅了、勧誘 |
大賢人 | 思考加速、詠唱破棄、森羅万象、法則操作 |
誘惑者は、ディアブロに屈服した者を恐怖心で言いなりにする能力です。
心を操るわけではありませんが、一度屈服したものは裏切りを考えただけで命を奪われます。
大賢人は、リムルの大賢者に近い権能を持ったスキルです。
大賢者と違い鑑定はできないと思われます。
悪魔のディアブロは魔法が得意なので、魔法使うの役立つスキルの可能性が高いです。
究極能力:誘惑之王(アザゼル)

究極能力名 | 権能 |
誘惑之王 | 思考加速、万能感知、魔王覇気、時空間操作→時空間支配、多次元結界、森羅万象、懲罰支配、魅了支配、誘惑世界 |
大賢人と誘惑者が1つになって、生まれた究極能力が誘惑之王です。
基本的に大賢人と誘惑者ができることは全て可能で、より権能が強化されています。
リムルの智慧之王とほぼ同じことができるとされており、非常に強力な究極能力です。
ディアブロの技一覧

絶望の時間 | 架空の世界に取り込んだ相手を攻撃する技 架空世界で起きたことは取り込まれた相手にとって現実となる |
崩壊する世界 | 相手を取り込んだ架空世界を崩壊させる技 取り込まれた相手は架空世界ごと消滅する |
終末世界への鎮魂歌 | スキル・アーツ・魔法の全てを使用し、応用したディアブロの奥義 |
四重複合絶技:絶撃追憶滅光崩 | ディアブロ・ベニマル・ゼギオン・ディーノが4人がかりで仕掛ける大技 基軸世界で使用した場合、星が消滅しかねない威力を誇る |
【転スラ】ディアブロとリムルの出会いや忠誠心が高い理由を考察
シズの仮面を壊したのを見て心酔

ディアブロは、シズの持っていた抗魔の仮面をリムルが壊したのを見て心酔するようになりました。
ディアブロは数十年前にシズと戦った際に、仮面に触れただけで腕が千切れています。
ディアブロは仮面には無限の時間圧があると言い、破壊不可能なものとして興味を持ちました。
その後も仮面の観察を続けていましたが、リムルの力で仮面に割れるのを目撃。
ディアブロは、仮面を破壊したリムルが時間圧の特異点に関わる存在と考えるように。
リムルこそ自分を世界の真理に導いてくれると信じ、狂信的な思いを抱くようになったのです。
シズに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
ストーカーまがいの行動を取るほどリムルが大好き

最初に見た時以来ディアブロは、リムルを常に観察し続けるというストーカーまがいの行動を取るようになります。
リムルを神のように崇め始めたディアブロは、召喚されて仕えることを夢見るように。
リムルの行動を監視し続け、いつ呼び出されてもいいように準備までしていました。
リムルが悪魔召喚を行うのを待っていたディアブロですが、目を離したすきに眷属のベレッタに先を越されたことも。
リムルが二回目に悪魔召喚を行った時は、召喚に応じようとしたグレーターデーモンを皆殺しにして、リムルの前に現れています。
呼び出されたディアブロは、過剰なほどの忠誠心でリムルのために働くようになります。
忠誠心が高いのはリムルがヴェルダナーヴァの生まれ変わりだから?

リムルは創造神のヴェルダナーヴァの生まれ変わり?
リムルは以下のような理由で、ヴェルダナーヴァの生まれ変わりではないかと言われています。
- リムルが竜因子に適応して竜種になった
- ヴェルダナーヴァのスキルだったミカエルがリムルに懐かしさを感じる
- リムルがアルティメットスキルを改変した(改変できるのはヴェルダナーヴァぐらい)
- ヴェルダナーヴァの能力だった虚無崩壊を使える
ディアブロはヴェルダナーヴァに敬意を持っている
ディアブロは、ヴェルダナーヴァの意志に逆らったとして妖魔族と戦ったことがあります。
行動を見る限り、ディアブロがヴェルダナーヴァに敬意を持っている尾は間違いなさそうです。
ディアブロの敬意がどの程度かは不明ですが、以下のような理由でヴェルダナーヴァに隷属したのではないかという考察もあります。
- 原初の悪魔は心核を砕かれると、砕いた相手に忠誠を誓う
- 戦闘が好きなディアブロならヴェルダナーヴァに挑むのは十分考えられる
ディアブロがヴェルダナーヴァに忠誠を誓っているなら、その生まれ変わりのリムルに強い忠誠心を持つのは当然でしょう。
ただし、作中でディアブロとヴェルダナーヴァが戦ったことを匂わせるシーンなどはありません。
ディアブロはリムルとヴェルダナーヴァを同一視していない?
ただ、ディアブロは、ヴェルダナーヴァとリムルを同一視していない可能性が高いです。
作中では妖魔族が、ヴェルダナーヴァを復活させようとしています。
ディアブロは妖魔族のやり方を愚かと馬鹿にしながらも、リムルにヴェルダナーヴァ復活は不可能とは言い切れないと言っています。
ディアブロがリムルとヴェルダナーヴァを同一視しているなら、本人の前でこんなことを言うのは不自然です。
リムルがヴェルダナーヴァの生まれ変わりだとしても、そのこととディアブロの忠誠心は無関係ではないでしょうか?
世界の真理に導いてくれる存在としてリムルに、忠誠を誓っているだけと考えた方が良さそうです。
【転スラ】ディアブロの配下・黒色軍団(ブラックナンバーズ)を紹介
ディアブロは、黒色軍団という700人を超える悪魔の集団を配下にしています。
ディアブロの配下について解説します。
悪魔三人娘

悪魔三人娘は、ディアブロが配下を連れてきた時にリムルに紹介した3人の悪魔です。
3人とも原初の悪魔で、原初の白・原初の黄・原初の紫と呼ばれています。
リムルから、白はテスタロッサ、黄はカレラ、紫はウルティマの名前を付けられて配下になりました。
本来、悪魔としてはディアブロと同格のはずですが、リムル配下としてはディアブロの下に着いています。
3人全員が、腹心2人と200人の悪魔を従えています。
また、ディアブロの配下にも関わらず、3人とも聖魔十二守護王です。
ヴェノム
ヴェノムは男爵級の悪魔で、ディアブロの眷属です。
悪魔としては最も若い区分の現代種ですが、ディアブロに何度も挑んだことを気に入られて眷属になりました。
原初に従う悪魔の中では最も弱いですが、生きて着た年月の割にはかなり強く、100人の配下を従えています。
人間が転生して悪魔になった存在のため、考え方はかなり常識的で普通の人間に近いです。
【転スラ】ディアブロの登場シーンを解説
リムルが魔王に覚醒した直前に召喚されて名前をもらう

ディアブロは、リムルが魔王として覚醒する直前に召喚されました。
魔王に進化するリムルは眠りにつくことになり、生き残りの敵を捕まえるために悪魔を召喚。
ファルムスの兵士2万人の死体を生贄として、ディアブロと眷属の2人が出現しました。
この時のディアブロはまだアークデーモンですが上位精霊を瞬殺し、凄腕の魔法使いのラーゼンを簡単に捕まえる強さを見せています。
悪魔三人娘を勧誘

テンペスト開国際が終わった後、ディアブロは悪魔三人娘と大勢の悪魔を勧誘してきます。
リムルは、ファルムスを陥落された褒美をディアブロに与えようとします。
しかし、ディアブロは自分の代わりに雑事を行う部下が欲しいと言い出し、原初の悪魔3人娘と700人を超える悪魔をリムルの前に連れてきました。
ディアブロはほとんど力づくで部下にする悪魔を連れてきましたが、悪魔三人娘はリムルを見て配下になることを快諾。
ディアブロをリーダーとする黒色軍団は、テンペストで最強の部隊となりました。
ミカエルに負けるも時間停止世界の対策を立てる

ダマルガニアでの戦いでディアブロはミカエルに敗北しますが、時間停止に対する対策を立てています。
リムルの護衛をしていたディアブロは、ミカエルに時間を止められた状態で攻撃を受けて敗北しました。
時間停止に何もできなかったディアブロですが、すぐに時間停止の対策を考えて仲間にも教えています。
時空間操作の権能も、時空間支配に進化していました。
その後、時間停止世界で動けるようになったのかは不明です。
Web版では動いていたので、小説版でも動けるようになる可能性は高いでしょう。
ミカエルに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
【転スラ】ディアブロについてまとめ
転生したらスライムだった件に登場するディアブロについて解説しました。
ディアブロは人気が高く、リムルへの反応も面白いキャラクターです。
アニメ3期でも出番が多く、小説版では更なるパワーアップも期待されています。
ディアブロの今後の活躍に期待しましょう。