【呪術廻戦】狗巻棘の腕がなくなったのはなぜ?犯人は誰なのかネタバレ考察!
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

呪術廻戦の狗巻棘いぬまきとげは、渋谷事変編後に腕が無くなったことが判明しました。
なぜ、狗巻棘の腕はなくなってしまったのでしょうか?

狗巻棘の腕が切断された理由や犯人は誰なのか、最新の情報から考察していきます。

狗巻棘の腕が無くなったのはいつ?経緯について考察

腕が無くなったのは渋谷事変

呪言を使う狗巻棘
出典:pixiv@SIBATO

 

具体的な描写は描かれていませんが、狗巻棘の腕がなくなったのは渋谷事変で間違いありません。
狗巻棘は渋谷事変で登場していますが、その時点では両腕があります。

渋谷事変直後のエピソードで、腕がなくなった姿が描かれました。
つまり、最後に登場してから、渋谷事変が終わるまでの間に腕がなくなったことになります。

12巻100話で一般人を助ける姿が描かれる

渋谷事変で一般人を助ける狗巻棘
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

渋谷事変編で、狗巻棘の姿が最後に描かれたのは呪術廻戦12巻に収録された100話です。
封印された五条悟を助けるために渋谷駅に向かう虎杖悠仁いたどりゆうじは、大勢の一般人が改造人間に襲われているのを目撃。

一般人を助けるか、五条救出を優先するかで迷う虎杖の前にメガホンを持った狗巻が登場します。
狗巻は虎杖を先に行かせて、一般人の救助のためにその場に残りました。

その後の姿は描かれていませんが、改造人間と戦いながら一般人の避難誘導を行っていた可能性が高いです。


14巻119話で伏魔御厨子に巻き込まれて腕なくなる

夜景をバックに描かれた狗巻棘
出典:pixiv@SIBATO

 

狗巻棘の腕がなくなったと考えられるのは、14巻に収録されている119話です。
119話では八握剣異戒神将魔虚羅やつかのつるぎいかいしんしょうまこらと戦闘中の両面宿儺りょうめんすくなが、領域展開の伏魔御厨子ふくまみづしを使います。

伏魔御厨子は領域を閉じない代わりに、通常では考えられない広さの範囲に必中の斬撃を浴びせ続ける能力です。

伏魔御厨子の斬撃は魔虚羅だけでなく、宿儺から半径140メートルの範囲にいた人間にも降り注ぎました。

狗巻に助けられて避難してきた女性も、伏魔御厨子に巻き込まれています。
狗巻も伏魔御厨子の範囲にいた可能性が高く、その際に腕をなくしたようです。

狗巻棘の腕がないのが分かったのは何巻何話?

16巻137話に乙骨憂太の発言で腕が切断されたことが明かされる

乙骨憂太と狗巻棘
出典:pixiv@SIBATO

 

狗巻棘の腕がなくなったことが判明したのは、呪術廻戦16巻の137話です。
呪術総監部は、封印された五条悟を渋谷事変の共同正犯と断定。

虎杖悠仁の死刑執行も即座に行われることになり、乙骨憂太おっこつゆうたが死刑執行役に任命されました。
総監部は、乙骨が五条悟の教え子である虎杖を殺せるのか疑います。

しかし、乙骨は「彼は渋谷で狗巻の腕を落としました」と言い、「虎杖悠仁は僕が殺します」と発言

乙骨のセリフで、狗巻が腕を無くしたことがわかりました。

以下の記事では乙骨憂太のことを詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

137話で腕のない狗巻棘の姿も描写される

腕がなくなった狗巻棘
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

137話では、腕がなくなった狗巻棘の姿も描かれています。
狗巻は左腕がなくなっており、切断面には呪符が包帯のように巻かれていました

宿儺の術式によるダメージなので簡単には回復できず、このような描写になったと思われます。
切断面からは血がにじんでいるのも見え、傷が塞がっていないこともわかります。

また左肩にも傷跡が見えますが、こちらは塞がっているので伏魔御厨子によるダメージではなさそうです。


切断されたのは両腕ではなく片腕

五条にどんな言葉をかけるか悩む生徒たち
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

137話で描かれた狗巻棘は左腕がないだけでなく、右腕も描かれていませんでした。
体の陰で右腕が隠れているだけにも見えますが、右腕まで切断されたように見える絵です。

このため、狗巻は左腕だけでなく、右腕もなくなったのかと心配されました。
しかし、その後の描写で右腕がある姿が描かれています。

220話で久しぶりに登場した際、狗巻の右腕ははっきり描かれていました
221話ではメガホンを使用しており、右手でメガホンを持っています。

狗巻棘の腕を切断したのは誰?犯人と理由について考察

腕を切断した犯人は宿儺!

領域を展開する宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

狗巻棘の腕を切断した犯人は、虎杖の体を乗っ取った宿儺です。
宿儺は魔虚羅に伏魔御厨子を使用した際に、大勢の人間を巻き込んでいます。

狗巻が腕を失ったシーンは描かれていませんが、伏魔御厨子に巻き込まれた女性が狗巻の姿を思い浮かべています。

女性のセリフから狗巻が近くにいた可能性は高く、避難した一般人と一緒に伏魔御厨子に巻き込まれたと考えられます。

宿儺以外の犯人説は可能性が低い

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

腕を切断されたシーンが明確に描かれていないため、宿儺以外の犯人の可能性もありました。
伏魔御厨子に巻き込まれたのに、腕がなくなっただけなのはおかしいとも言われています。

呪詛師にやられた可能性もあり、呪術総監部が犯人という説もあります。
ただ、渋谷事変で描かれた呪詛師は、狗巻の腕を落とせるほど強いとは思えません

総監部犯人説は虎杖に罪を着せるために、狗巻の腕を落としたなどと言われています。
ただ、総監部が犯人なら狗巻を生かしておく理由が不明です。

狗巻の呪言はかなり強力なので、伏魔御厨子の斬撃から身を守ることができたとも考えられます。
宿儺以外が犯人というのは、考えにくいでしょう。

狗巻棘が虎杖を気遣っていることから宿儺が犯人で確定

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

222話の狗巻棘と乙骨の会話で、腕を切断した犯人は宿儺でほぼ確定でしょう。
狗巻は語彙がおにぎりの具なので意味がわかりづらいですが、乙骨のセリフで会話の内容がわかります。

狗巻は自分の腕のことが、虎杖に伝わっていないか心配していました。
乙骨は虎杖に腕のことは話していないと言い、「あれは宿儺がやったこと」「彼が背負うべきじゃない」とも発言

これらのセリフから、狗巻の腕は宿儺に切断されたもので、狗巻は虎杖にそのことを知られたくないのがわかります。

狗巻は宿儺に体を乗っ取られた虎杖が罪悪感を持たないように気遣っており、自分の腕を切断したのは宿儺だと考えていることになります。

狗巻棘の死亡説が出た理由と腕が治る可能性について

渋谷事変以降登場しなくなったことで死亡説浮上

爆ぜろと叫ぶ狗巻棘
出典:pixiv@SIBATO

 

狗巻棘は、渋谷事変編終了後に死亡説が出ていました。
渋谷事変後は死滅回遊が始まり、高専側は戦力が必要な状況でした。

2級呪術師のパンダも、死滅回遊に参加しています。
しかし、狗巻は準1級呪術師にもかかわらず、死滅回遊編で全く出番がありませんでした。

釘崎野薔薇・禪院真依・メカ丸など、呪術高専の学生からも死亡者が出ており、狗巻も死んだのではないかと心配されたのです。

220話で生存確認

五条封印解除のために集まった仲間たち
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

死亡が心配された狗巻棘ですが、220話で当たり前のように登場しました。
五条悟の封印解除を行うことになり、高専のメンバーや仲間になった呪術師が一ヶ所に集まります。

ラストシーンで、仲間が集まったコマの左下に狗巻の姿がありました。
220話では姿が小さくセリフもありませんが、221話で喋る狗巻の姿が描かれています。

死滅回遊編に登場しなかったのは、宿儺から受けたダメージが回復するのに時間がかかったのかもしれません。

腕が直る可能性は低い

五条に気合を入れる生徒たち
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦はなくなった心臓まで再生する漫画ですが、狗巻棘の腕が治る可能性は低いです。
高専側の人間の反転術式では、欠損した部位の再生は難しいと思われます。

宿儺の術式や真人の無為転変なら腕を再生できる可能性は高いですが、どちらも敵側のキャラです。
強力な回復の術式を持つ味方が登場しない限り、狗巻の腕は元に戻らないでしょう。

ただ、狗巻が呪力で動かせる義手などを装備する可能性はありそうです。

狗巻棘の現在の動向は?

221話で五条の封印解除の合図を送る

来栖華に合図を送る狗巻棘
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

220話で再登場した狗巻棘は、221話で元気な姿を見せました。
獄門彊を消滅させる際に、「しゃっけー!!!」と叫んで天使の術式を使うように合図を送っています。

なぜ、おにぎりの具しか語彙の無い狗巻が、合図を送る役に選ばれたのかは不明です。

222話で乙骨憂太と会話し五条を見送る

狗巻棘と乙骨憂太の意味深な会話
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

222話では乙骨と会話し、狗巻が自分の腕のことを虎杖に隠していることがわかりました。
乙骨が狗巻に、「ありがとう 使わせてもらうよ」と意味深なセリフを言っているシーンも。

このことから、乙骨は重要な何かを渡されたか、狗巻の腕を食べて術式をコピーしたのではないかなどと考察されています。

その後、宿儺との戦いに臨む五条を見送るシーンでは、生徒全員で術式を解いた五条の背中を叩くことに。

ほとんどの生徒が手で叩く中で、狗巻とパンダは互助の背中に蹴りを入れています。

人外魔境新宿決戦を見守る

狗巻棘の言葉を訳す乙骨憂太
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦223話から始まった人外魔境新宿決戦編では、狗巻棘も他のメンバーと一緒に五条と宿儺の戦いを見守っています

ほぼ全員が五条と宿儺の戦いの解説をする形になっていますが、おにぎりの具しか語彙がない狗巻も一応解説に参加しています。

おかか」と言っただけなのに、「狗巻君の言う通り五条先生に呪力切れはありません」と訳してくれる乙骨が完全に通訳です。

腸相も狗巻の話を聞いたという形で解説する場面があり、人の言葉を借りる形で解説しているのが面白いです。

【呪術廻戦】狗巻棘の腕についてまとめ

狗巻棘の腕がなくなった理由や犯人について考察しました。
狗巻棘の腕が切断されたことに関しては謎が多かったですが、犯人は宿儺で間違いないようです。

最新231話の時点で五条の戦いを見ているだけの狗巻ですが、このまま呪術廻戦が終わるとは思えません。

1級以上の呪術師でないと活躍は難しくなりましたが、狗巻棘はかなりの人気キャラです。まだ活躍の機会はあるかもしれません。

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