
目次
転スラに登場するミュウランは、クレイマンの配下として登場しテンペストの味方になりました。
ヨウムとの恋の行方が注目されましたが、嫌い・うざいとの声があるキャラでもあります。
ミュウランの能力や登場シーン、嫌われる理由について解説します。
【転スラ】ミュウランはどんなキャラ?
クレイマン配下の魔人でテンペストを監視するスパイとして登場

名前 | ミュウラン→ミュウ・ファルメナス |
種族 | 魔人 |
所属 | 傀儡国ジスターヴ→ファルメナス王国 |
称号 | 薬指のミュウラン、ファルメナス王国初代王妃 |
エクストラスキル | 魔力感知 |
声優 | 種﨑敦美 |
ミュウランはクレイマン配下の魔人で、テンペストを監視するスパイとして登場しました。
元々は人間で魔法の研究をしていましたが、迫害で師匠を殺されています。
老化を遅らせて300年間魔法の研究を行ってきましたが、体が限界を迎えそうになった時にクレイマンが現れました。
クレイマンの配下になることで永遠の若さを手に入れましたが、心臓を奪われて逆らえない状態になっています。
ヨウムと結婚して新王国ファルメナスの初代王妃に

スパイだったミュウランですが、ファルメナスの国王となったヨウムと結婚して王妃になりました。
テンペストに潜入したミュウランは、利用するために近づいたヨウムと恋仲になります。
建国されたファルメナスの国王となったヨウムと結婚し、初代の王妃になりました。
魔法の力で測量や地質調査も行っており、魔同列車や地下鉄の開通にも貢献しています。
冷たく見えるが実は人見知りで面倒見の良いところがかわいい

ミュウランは冷たい感じの美人に見えますが、実際は人見知りで面倒見の良い性格でもあります。
師匠を殺されたせいで人間不信な上に、森から出たことがないせいで人付き合いがかなり苦手でした。
テンペストに潜入するために、ヨウムの一団に加入した時も当初は仲間をかなり警戒していたようです。
しかし、子供がそのまま大人になったようなヨウムたちに、呆れながらも心を許すように。
世話の焼けるヨウムたちの面倒を見る世話好きな面も見せるようになりました。
アニメの声優は種崎敦美

アニメでミュウランを演じるのは、 東京俳優生活協同組合所属の種崎敦美です。
憑依型の天才声優と言われており、幼い少女から大人の女性、少年役まで演じています。
「Yahoo!検索大賞2022」では、声優部門で1位を獲得。
2023年の第17回声優アワードでは、史上初となる主演声優賞と助演声優賞のダブル受賞を果たしました。
「ダイの大冒険」のダイ、「SPY×FAMILY」のアーニャ・フォージャー、「わんだふるぷりきゅあ!」の犬飼いろはなどを演じています。
【転スラ】ミュウランの強さや能力を解説
3系統以上の魔法を操る魔導師(ウィザード)

ミュウランは、3系統以上の魔法体系をマスターした魔導師です。
転スラの世界には精霊魔法・元素魔法・神聖魔法などさまざまな魔法体系があります。
全く異なる体系の魔法を3系統以上使えるのが魔導師です。
精霊魔法のみの法術師や2系統使える魔術師よりも、上位の魔法使いになります。
実力者でも複数系統の魔法を扱えるものは少なく、クレイマンが魔法の技術を盗んでいることから、ミュウランの魔法の技術はかなり高いと思われます。
ただし、魔導師だからと言って強いわけではなく、ミュウランは戦闘向けの大魔法は苦手なようです。
ヨウム相手に簡単な魔法で圧勝するほど術理戦が得意

ミュウランは初歩的な魔法を有効に使って、ヨウムを倒すほど術理戦が得意なキャラクターです。
ミュウランはクレイマンから弱いと思われており、戦闘向けの魔法を使うシーンもありません。
一方で落とし穴を作って相手を落としたり、酸素濃度を下げて酸欠を起こすなど、わずかな魔力しか使わずに相手に勝利する戦い方が得意です。
こうした術理戦でヨウムに勝利したことから、軍事顧問として仲間に加わっています。
力づくで相手を倒すことが多い転スラのキャラの中では、かなり珍しいタイプです。
クレイマンREVENGEでは、原初の悪魔のレインに実力を認められており、弱いとは言い切れないキャラです。
【転スラ】ミュウランがうざい・嫌いと言われる理由を考察
かわいいとも言われるミュウランですが、アニメの視聴者からはうざい・嫌いと言われることもあります。
ミュウランが嫌われる理由について考察しました。
裏切り者のはずなのに特に処罰を受けていない

ミュウランが嫌われる理由の1つはテンペストに被害を出したのに、特に処罰を受けていないことでしょう。
ミュウランはテンペストの住人とも交流がありましたが、ファルムスが攻めてきた時にアンチマジックエリアを張っています。
テンペストにとっては裏切りですし、彼女のせいで大勢の住人が死んだように見えるので嫌われても仕方ないでしょう。
リムルが簡単に許したことで、リムルが甘すぎるという批判もあります。
その後、テンペストの住人に、受け入れられているように見えるも嫌がられる利用のようです。
住人がミュウランを許してもおかしくない理由がある?
ただ、以下のようにテンペストの住人ミュウランを許してもおかしくない理由もあります。
- ミュウランの結界は魔法を使用不能にするもので、外部との連絡を妨害するのが目的だった
- テンペストの住人が大勢殺されたのは、ファルムスが張った魔物を弱体化させる結界の影響が大きい
- ミュウランの結界はファルムス側の魔法も封じているので戦いにはあまり影響がなかった?
- ミュウランは、死んだ住民の魂を結界に閉じ込めることで蘇生に協力している
- 住民と仲良くしていたせいであまり恨まれなかった
スパイとはいえファルムスの人間ではなく、住民の蘇生にも協力したのでそこまで恨まれなかったのかもしれません。
その上でリムルが許すと言ったら、配下が許してもおかしくないでしょう。
とはいえ、敵対行動を取ったのにあっさりと許されたわけですから、不満を持つ視聴者がいるのは当然と言えます。
テンペストに情が移っているのに何もしなかった

ミュウランはテンペストの住人に情が移っていなかったのに、何もしなかったのも嫌われる原因のようです。
クレイマンに忠誠心がないこともあり、テンペストを助けるために裏切って欲しかったと考えるのもわかります。
ただ、これに関しては、以下のようにどうにもできない理由がありました。
- クレイマンはミュウランの心臓を所持しており、その気になればすぐに殺せる
- テンペストが狙われていることを知らせようとしても、ミュウランはその前に殺される
- クレイマンはミュウランがヨウムを好きになっていることに気づいている
- クレイマンは逆らったらヨウムを殺すと脅すことで、反抗できないようにしている
クレイマンに逆らおうとしただけで即座に殺される可能性が高く、人質まで取られたミュウランが逆らうことができないのは仕方ないでしょう
【転スラ】ミュウランの登場シーンを解説
テンペストの戦力を調査しヨウムの仲間として潜入

ミュウランはクレイマンの命令でテンペストを調査することになり、内部に潜入するためにヨウムの仲間になりました。
魔法を使い遠距離から調査し、テンペストに強力な戦力が集まっていることを知ります。
魔王ミリムに存在を気づかれたことで調査を中止になりますが、今度はテンペストに潜入する命令が下されました。
ミュウランはヨウムの一団の軍事顧問となり、テンペストに潜入することに成功。
ヨウムの仲間として行動するようになったミュウランは、テンペストの住人や幹部とも親しくなります。
テンペストでの生活も悪くないと感じるようになり、ヨウムにも好意を持つようになっていました。
処刑されるつもりだったがリムルに許される

テンペストの襲撃に加担したことで処刑を覚悟したミュウランですが、リムルに許されることになります。
テンペストでの生活に居心地の良さを感じていたミュウランですが、クレイマンには全てバレていました。
クレイマンにヨウムを殺すと脅されたミュウランは、魔法でテンペストがリムルと連絡を取れない状態にします。
ファルムス王国は魔物を弱体化させる結界を張って攻め込み、テンペストの住人が大勢犠牲になりました。
リムルは襲撃に加担したミュウランの心臓を破壊しますが、即座に疑似心臓を移植して蘇生させます。
リムルは仮初の心臓を使ってクレイマンが盗聴していることを見抜き、一度殺してから復活させてミュウランを助けたのです。
リムルが住民を蘇生させることに協力

リムルに救われたミュウランは、死んだ魂を結界に留めることで住人の蘇生に協力します。
リムルに蘇生されたことで心臓の問題は無くなり、ヨウムがクレイマンに狙われる心配も無くなりました。
リムルは住民を蘇生する計画を立てますが、それまで死んだ者の魂を留める必要があります。
ミュウランはシュナと協力して、魂を留めるための結界を張りました。
リムルは反魂の秘術を実行し、住人を復活させることに成功。
命を救われ死者蘇生の奇跡を見せられたミュウランは、リムルに対して絶対に逆らわないと心に誓うのでした。
ファルメナスの国王になったヨウムと結婚して子供が生まれる

その後のミュウランは、ファルメナスの国王になったヨウムと結婚して子供を授かることになります。
ヨウムに告白されていたミュウランは、魔都開国編で結婚したことが明らかに
ヨウムはファルメナス王国の国王となり、ミュウランは「ミュウ・ファルメナス」と名乗って王妃になりました。
戦争前夜編では、ヨウムとの子供「ミーム」を出産。
その後もミュウランは魔法を使って、テンペストやファルメナスの発展に貢献しています。
【転スラ】ミュウランと関係の深いキャラクター
ヨウム

ヨウムは、オークの軍勢を調査していた辺境調査団のリーダーです。
人を惹きつけるカリスマ性を持っており、リムルによってオークディザスターを倒した英雄にされました。
ミュウランを軍事顧問として雇いますが、彼女に好意を持つようになります。
スパイだと発覚したミュウランを許したリムルに対して、さらに強い忠誠心を持つように。
リムルから崩壊したファルムスをまとめる役目を任され、国名を改めたファルメナス王国の初代国王になりました。
クレイマン

クレイマンは十大魔王の1人です。
400年前に寿命が尽きかけたミュウランに永遠の若さを与えると言って、配下の魔人にしました。
ミュウランから本物の心臓を奪い、仮初の心臓を与えています。
心臓を取られたミュウランはクレイマンに嫌々従っており、忠誠心は皆無でした。
また、ミュウランから魔法の技術を盗んでおり、内心では用済みと考えています。
基本的に部下を脅して従える方針のため、忠誠心を持っている者は1人もいません。
身体が無くなっても精神体は生き残る妖死族ですが、リムルに完全に消滅してさせられて敗北しました。
グルーシス

ユーラザニアの使節団に参加していた獣王戦士団の一員です。
フォビオの命令で、使節団が帰国した後もテンペストに滞在していました。
初対面のミュウランを馬鹿にしていましたが、策略に嵌ってあっさりと敗北しヨウムの一行に参加。
ヨウムとは友人同士でしたが、ミュウランに負けてからは一応ヨウムを兄貴と呼ぶようになります。
ミュウランにも好意を持つようになり、スパイだと発覚した後も庇っていました。
最終的にファルメナス王国の騎士師団長になっています。
【転スラ】ミュウランについてまとめ
転生したらスライムだった件に登場するミュウランについて解説しました。
人気の低いキャラではありませんが、味方が大勢死亡した展開で裏切り行為をしたことが嫌われる原因のようです。
一方でヨウムとの関係がどうなるのか注目されたキャラでもありました。
アニメ3期ではヨウムが国王になり、ミュウランが王妃になる姿が描かれると思われるので期待しましょう。