真面目で優しい性格で子供に好かれる

ゲルドのところには子供が集まる
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ゲルドは非常に真面目で、自然と子供に好かれる性格です。

テンペストに来たばかりの頃は不休で働いていたことで、リムルに休みを取るように注意されるほどでした。
これは元々敵だった罪悪感もありますが、テンペストに慣れてからも熱心な仕事ぶりは変わりません。

戦闘では仲間の盾になることも多く、自分を犠牲にすることを躊躇しない優しい性格です。
そういった面が伝わるのか、自然とゲルドの周りには子供が集まる様子が描かれています。

転スラ日記では、義理堅い様子や優しい姿が描かることが多いです。
こういった描写から、ゲルドは内面が作中屈指のイケメンと言われています。

他種族の魔人も従える器の持ち主

スナックジュラで飲むゲルド
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ゲルドは建設の仕事を通して、他種族も従える器の持ち主に成長しています。
ゲルドは、昔からの仲間であるオークと共に迅速に建設作業を行っていました。

しかし、意志疎通が難しい他種族の魔人と一緒に作業を進めることになり、作業時間の遅れをリムルに相談します。
リムルはゲルドなら他種族とうまくやれると考えて、時間の遅れを気にせずに仕事を任せることに。

ゲルドは他種族との理解を深め、複数の種族が組織された混成部隊を率いて戦うほどに成長しました。

【転スラ】ゲルドの父・魔王ゲルドとは

転スラにはゲルドは2人登場しており、現在のゲルドの父親であるオークの里の王がゲルドと名乗っていました。
ゲルドの父である魔王ゲルドについて解説します。

ゲルミュッドに名付けをされてオークロードに進化

オークディザスター・ゲルドのステータス
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

オークの里の王は魔人ゲルミュッドにゲルドと名付けられてオークロードに進化し、ジュラの森を支配しようとします。
オークの里で飢饉が起こり、一族は飢えてしまいました。

オークの王は一族を飢餓から救うためにジュラの森で食料を探しますが、倒れてしまいます
新たな魔王を生み出そうとしていたゲルミュッドは、オークの王にゲルドの名前を与えることに。

オークロードに進化したゲルドは、里を守るためにジュラの森の上位種の力を奪うことを考えます。
ゲルドは上位種のオーガの力を奪うために、ベニマルたちの里を壊滅させました。

魔王種に進化するがリムルに捕食される

魔王ゲルド死亡シーン
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

利用されていると気づいたゲルドはゲルミュッドを食って魔王種になりますが、リムルに捕食されて敗北します。
進化したゲルドは、正気を失い暴走していました。

それでも里を救いたい思いは残っていましたが、自分を利用していただけのゲルミュッドを捕食して魔王種のオークディザスターに進化

仮初の魔王となって暴走するゲルドでしたが、リムルの捕食者の前に敗北して捕食されます。
オークの罪も食らうと言ったリムルの言葉に安堵したゲルドは、一族の未来を託して息絶えました

【転スラ】ゲルドの登場シーン

ジュラの森大同盟に参加しリムルにゲルドの名前を貰う

リムルに名付けをされるゲルド
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

魔王ゲルドの息子のオークジェネラルはリムルにゲルドと名付けられ、一族ごとジュラの森大同盟に参加します。
魔王ゲルドの死後、息子のオークジェネラルとオークの軍勢が残されました。

オークジェネラルは処刑されることを覚悟していましたが、リムルは罪を許して大同盟に参加させます。
オークジェネラルに父と同じゲルドの名前を与え、一族を率いることを命じます

リムルの配下となったゲルドとオークの一族は、テンペストで土木作業を任されることに。
罪の意識も抱えるゲルドは、誰よりも懸命に働いていくことになります。

ゲルド以外のオークはハイオークに進化し、後に黄色軍団になりました。

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