【ワンピースネタバレ考察】ジョイボーイは五老星より強い?ジョイボーイが死亡した理由も考察
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

「ワンピース」1122話にて、遂に鉄の巨人の「いざって時」が発動。
すると、ジョイボーイの封じ込められていた覇気が解放され、五老星を蹴散らしました。

本記事では、ジョイボーイの強さと、ジョイボーイが五老星に負けた理由について考察していきます。

鉄の巨人がジョイボーイの覇気を解放

ジョイボーイは鉄の巨人に覇気を残していた

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

五老星の4人が眼前まで迫った時、鉄の巨人は自身の体に結ばれていた紐を解きます。

その瞬間、とてつもなく強力な覇王色の覇気が解放され、海兵だけでなく五老星すら吹き飛ばしました

鉄の巨人には「いざって時」の保険として、ジョイボーイの最大級の覇気が封じ込められていたのです。

そして、作中の描写から、ジョイボーイの覇気は海軍側の人間にだけ作用しているように見えます。

もしかしたら、ジョイボーイの意志に賛同するものには、覇気が作用しないように調整されていたのかもしれません。

ジョイボーイの覇気を結んでいたのは空島の技術?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ジョイボーイの最大級の覇気は、鉄の巨人の中の縄に結ばれていました。

この縄に結びつけて事象を止める技術は、実は作中で既に登場しています。

それは、空島のひとつである天候を科学する国「ウェザリア」です。
かつてナミがくまによって飛ばされた島ですね。

そこでは、突風を縄に閉じ込め、解くと風を起こせる技術が発達していました。

しかし、ウェザリアは67年ほど前に作られた人工の島であるため、ジョイボーイがウェザリアで縄の技術を学んだ可能性は0でしょう。

むしろ、ジョイボーイが生まれた「かつて存在した巨大な王国」の技術が受け継がれ、ウェザリアに伝わったと考えるのが自然です。


ジョイボーイの覇気はロジャーより強い?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ジョイボーイの最大級の覇気は、海兵を蹴散らし五老星すら吹き飛ばしました。

しかも、ジョイボーイの覇気は雲すら割っています。

本来、強力な覇王色の覇気同士が衝突することで、雲が裂け「天が割れる」ような現象が引き起こされるものです。

作中では、白ひげやロジャーレベルの実力者がぶつかることで発生する、天変地異のような現象となっています。

しかし、ジョイボーイはたった1人分の覇気で、天を割っていました

このことから、ジョイボーイの覇気の強さは、ロジャーの遥か上であると考えられます。

ジョイボーイの覇気は最強レベル?

五老星の能力は悪魔の実で確定

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ジョイボーイの覇気は五老星を吹き飛ばすだけでなく、変身を解きマリージョアへ強制送還していました。

この描写から、五老星の変身とワープ能力は、悪魔の実に由来するものと確定したと言っていいでしょう。

なぜなら、過剰な覇気には能力が通じないからです。

実際にローは、シクシクの実の能力を、覇気を強めることで打ち破っていました。

今まで作中では、覇気が強すぎて動物系の変身が解かれるといった描写はされていません。

しかし、ジョイボーイの覇気は圧倒的な威力を誇っているため、五老星の変身すら解いても不思議ではないでしょう。

ワープ能力はイム様が与えたもの?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ジョイボーイの覇気で解かれたことで、五老星の能力は悪魔の実の能力由来であると判明しました。

魔法陣で呼び出された五老星達がマリージョアへ強制的に返還されたことから、ワープも悪魔の実の力であるとも考えられます。

同時に、ワープの能力はイム様が与えたものである可能性が高いと言えるでしょう。

なぜなら、マリージョアに留まっていたイム様が、エッグヘッドのジョイボーイの覇気を感じて発狂していたからです。

イム様自身にも、覇気によって能力を無効化された感覚がなければ、過剰な反応を見せるはずがありません。

そのため、ワープ系の能力は、五老星へイム様が与えたものと考えられます。


ジョイボーイは五老星やイムの能力を無効化できる

ジョイボーイの最大級の覇気は、五老星の能力すら無力化できると判明しました。

そのため、仮に五老星の不死の能力が悪魔の実由来のものであれば、ジョイボーイは五老星を殺せるということです。

圧倒的な覇気を有するジョイボーイは、五老星とイム様にとって天敵と言えるでしょう。

実際、イム様もジョイボーイの覇気を感じて、見たことないような取り乱し方をしていました。

ただ、覇気はジョイボーイ固有の能力ではなく、ルフィにも備わっています。

そのため、圧倒的な覇気の強さを身につければ、ジョイボーイでなくても五老星に十分対抗できる可能性があるでしょう。

ジョイボーイはなぜ五老星に負けたのか?

ズニーシャの罪と関係がある?

ズニーシャジョイボーイの仲間
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

作中の描写を見る限り、イム様にもジョイボーイの強さはトラウマとして深く刻み込まれています。

それほど強いジョイボーイを倒すには、正攻法では無理です。

では、五老星の能力を無効化できるほどの覇気を持っているジョイボーイを、どうやって五老星は倒せたのでしょう?

まず関連性があると考えられるのは、ジョイボーイの仲間だったズニーシャの罪です。

ズニーシャは大昔に罪を犯したため、歩くことしか許されす命令に従い続けています。

そして、ズニーシャが罪に対する罰を与えられるような存在は、ジョイボーイの敵だった世界政府しか考えられないでしょう。

つまり、ズニーシャは戦いの末、敵側に捕えられてしまったのではないでしょうか?

ジョイボーイは仲間を人質に捕られていた?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ジョイボーイは五老星より強いのは間違いありません。

しかし、ジョイボーイの仲間は、そうではなかったとも考えられます。

つまり、ジョイボーイにとって最大の弱点は、仲間だったのではないでしょうか?

ロジャー、シャンクス、ルフィと麦わら帽子を受け継いできた者は、仲間のためであれば自身の命すら賭けます。

ガープは、ロジャーが敵から逃げなかった理由として、自分の背後にいる仲間を追わせないようにするためと語っていました。

彼らと同じ気質をジョイボーイも持っていたとすれば、仲間が捕まっていれば、自分の命も投げ出すでしょう。

つまり、最後の最後に仲間が足枷となって命を落としたと考えれば、鉄の巨人が執拗に「スマナイ」と謝っていた理由も分かります。

ジョイボーイは寿命で亡くなった?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ジョイボーイを倒すには、仲間を捕えて弱みを握る以外の方法もあります。
それは寿命です。

作中の描写を見る限り、イム様は実に800年間生きてきました。

間違いなく、イム様は不死の力を持っていると考えられます。

しかし、ジョイボーイは鉄の巨人に対して、「お前はおれが死んだ後もずっと生きていく」と語っている通り、寿命がありました。

つまり、ジョイボーイの命が尽きるまでやり過ごせば、世界の王となるのはイム様なのです。

卑怯なやり方ではありますが、不死の力を持つイム様にとって最も確実な手段でしょう。

ジョイボーイの強さについて考察

「ワンピース」1122話にて、とうとうジョイボーイの強さの片鱗が見られました。

覇気の威力だけでも、五老星を寄せ付けないほどの強さが感じられます。

一方で、圧倒的な強さを誇るジョイボーイを、イム様達がどのように倒したのか一層謎が深まりました

今後、ジョイボーイの最後がどのように描かれるのか、目が離せません。

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