【チェンソーマン】吉田ヒロフミとは何者?正体や目的、強さを徹底解説!
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

目次

吉田ヒロフミは、チェンソーマンに登場するデビルハンターです。
自分のことを3流と称していますが、実際はクァンシと素手でやりあえるほどの実力者です。

吉田ヒロフミの詳細や目的、強さ、能力などについて解説します。

【チェンソーマン】吉田ヒロフミとは何者なのか?

プロフィール

路地裏に現れた吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

プロフィール
名前吉田ヒロフミ
年齢不明
誕生日不明
身長不明(180㎝前後)
学校第四東高等学校
所属公安(第2部から)
契約悪魔蛸の悪魔

 

吉田ヒロフミは、第1部の刺客編でデンジの護衛のために雇われた民間のデビルハンターです。
第2部からは、公安所属のデビルハンターになっています。

身長は不明ですが、他のキャラとの対比や背の高いイケメンと言われたことから,身長は180cm前後と思われます。

現役高校生のデビルハンター

学生服姿の吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

吉田は、現役高校生のデビルハンターです。
第1部で民間のデビルハンターとして登場しましたが、岸辺との会話で高校生であることが判明します。

第2部になってからも高校生で、デンジの通う第四東高等学校の同級生として登場しました。
民間から公安所属のデビルハンターになった現役高校生として、業界では有名なようです。

ただ、20代でも高校生として潜入している公安の人間もいるため、吉田が現在も高校生の年齢なのかはわかりません。


飄々とした性格だがプロとしては冷徹

デンジを脅す吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

吉田は少し不気味な雰囲気があり、飄々とした性格です。
ハイライトのない目が特徴で、戦闘でもほとんど慌てることなく余裕を見せています。

基本的に人当たりは良く、初対面のデンジにも「オレ吉田な 仲良くしようぜ」と気さくに挨拶していました。

プロのデビルハンターとしてはかなり冷徹で、表情を全く変えずに刺客を殺害するシーンもあります。
高校生の吉田が、なぜ人を殺すのに慣れているかは不明です。

組織に所属してからはデンジの監視が目的

デンジに自分の立場を説明する吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

第1部ではデンジの護衛のために雇われただけでしたが、第2部ではデンジを監視してチェンソーマンにならないようにするのが吉田の目的です。

吉田はデンジに「ある組織に所属していて君を監視するのが目的」と言っており、監視するのは組織の命令だと思われます
その後吉田が公安所属だと判明しており、ある組織は公安の可能性が高いです。

ただ、公安所属のデビルハンターだったデンジにある組織という言い方をしているのが不自然なため、他の組織の可能性もありそうです。

【チェンソーマン】吉田ヒロフミの能力・強さなどを考察

世界最強のクァンシとやりあえる体術の使い手

クァンシに挑む吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

吉田は、ステゴロなら世界最強と呼ばれるクァンシとやりあえるほどの体術の使い手です。
複数のデビルハンターを素手で蹴散らすクァンシの攻撃に反応し、一時は互角に近い戦いをしていました。

吉田本人が「まともに受けたら死ぬ」と言っているクァンシの蹴りを受けても、倒れることはなく相当タフなようです。
アメリカから来た3兄弟の次男は、戦う描写もなく一瞬で殺害しています。

クァンシについては以下の記事で詳しく解説しています。
興味ある方は是非チェックしてみてください


契約悪魔は墨を吐く蛸(タコ)の悪魔

蛸の悪魔と吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

吉田が、契約しているのは蛸の悪魔です。
蛸の悪魔は、以下のような能力を持っています

  • タコ足:足で攻撃するだけでなく、高所からの落下の衝撃を和らげたり、椅子代わりにも使用
  • 蛸墨:墨を噴射してクァンシの視界を塞ぎ、背後に回り込むことに成功
  • 探索能力:マキマの盗聴を防ぐために、周囲に生物がいないか調べることが可能

高い戦闘能力を発揮する描写はありませんが、能力が多彩でサポート役として優秀な悪魔です。
吉田は頻繁に蛸の悪魔の能力を使用していますが、代償を支払った描写がありません。

代償がないことに関してさまざまな意見がありますが、悪魔に気に入られれば代償が軽い場合もあります。
また、描かれていないだけで、吉田が見えない部分を代償にしているのかもしれません。

契約悪魔の代償がないのは正体が死の悪魔だから?

唐突に死の悪魔のことを口にする吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

吉田が、契約悪魔に代償を払っていないのは死の悪魔だからという説もあります。
吉田が代償を支払わないのは、上位の悪魔で蛸の悪魔を従えているとも考えられます。

吉田が水族館に閉じ込められた際に、「チェンソーマンが食べてくれないかな?死の悪魔」と発言。
唐突に吉田が死の悪魔と口にしたことで、吉田が死の悪魔なのではないかと考察されました。

死の悪魔はチェンソーマンと戦った4人の騎士の1人の考察されており、根源的恐怖の名を持つ悪魔の可能性もあります。

死の悪魔は第1部の頃から最強の悪魔候補と言われており、蛸の悪魔より上位なのは間違いないでしょう。

【チェンソーマン】吉田ヒロフミと関係の深いキャラクター

岸辺

マキマの真意について考える吉田と岸辺
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

吉田とかなり深い関係にありそうなキャラが岸辺です。
岸辺は公安のデビルハンターですが、第1部の時点で吉田とは旧知の関係でした。

岸辺は公安で指導者的な立場であり、吉田が岸辺と同じピアスを付けていることから2人は師弟関係ではないかと考察されています。

若い頃の岸辺と現在の吉田の外見が似ていることから、2人は血縁関係にあるという説もあります。
岸辺はマキマのことについて吉田と話しているシーンもあり、かなり信用されているようです。

第2部では最新145話の時点で岸辺の出番はありませんが、吉田は岸辺から指示を受けてデンジを監視しているのかもしれません。

以下の記事では岸辺について詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

デンジ

デンジと再会する吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

第1部の吉田はデンジを護衛するために雇われており、第2部ではデンジの監視が役目です。
第2部では同じ高校に通っており、デンジを見張るために転校した可能性があります。

チェンソーマンになるのを止めるために監視しており、チェンソーマンになりたがるデンジと揉めることも多いです。

表情があまり変わらない吉田ですが、欲望に忠実で非常識なデンジの考えについていけず、かなり表情が崩れるシーンも描かれました。

三鷹アサ

一緒に食事する吉田・デンジ・アサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

吉田は、戦争の悪魔に体を乗っ取られている三鷹アサとも同級生です。
学校に入ろうとしないアサを心配して、声をかけたことがきっかけで知り合いになりました。

その後は、デビルハンター部の入部試験でもチームを組んでいます。
吉田は、途中からアサが戦争の悪魔だと知っていた可能性が高いです。

公安がアサを捕まえる作戦に参加することになり、吉田が彼女を捕まえる展開になるかもしれません。

【チェンソーマン】第1部の吉田ヒロフミ登場回

7巻55話:デンジを護衛する民間のデビルハンターとして初登場

自己紹介する吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

55話で吉田は、デンジの護衛として雇われた民間のデビルハンターの1人として初登場します。
初登場はそこまで目立ちませんが、登場前にマキマが吉田を名指しで雇うように指示していました。

マキマが雇うように命令をしていることから、吉田は民間のデビルハンターではかなり優秀だとわかります。
57話ではアメリカからの刺客3兄弟がデンジを襲撃しようとしますが、長男が偶然の事故で死亡。

吉田は長男が死んで動揺する次男を見つけ、一瞬で殺害してしまいます。
地味な活躍ですが、只者ではないことを印象付けました。

7巻61話~8巻63話:クァンシに食い下がる実力を見せる

クァンシに一撃を入れる吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

吉田は7巻のクァンシとの戦いで、かなり健闘しています。
61話では大勢のデビルハンターの中で、1人だけクァンシの攻撃に反応する強さを披露。

一度気絶してしまいますが、62話ではクァンシの攻撃に耐えて顔に一撃を入れており、互角に近い攻防を見せました。

63話でクァンシに抱えられてビルの外に落とされてしまいますが、蛸の足をクッションにして生還しています。

8巻67話:現役高校生だと発覚

吉田ヒロフミが高校生と判明
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマ67話で、吉田は現役高校生だと判明します。
吉田と岸辺は戦いながら、マキマが護衛のデビルハンターを集めた意図を考えていました。

吉田はマキマが護衛以外の目的で、デビルハンターを集めたと考えていたようです。
この時、吉田が期末テストがあると言い、岸辺が「お前まだ高校生だったな」と発言します。

外見が若いことは事実ですが、プロとして冷酷な面を見せる吉田が高校生というのは衝撃的でした。

【チェンソーマン】第2部の吉田ヒロフミ登場回

12巻99話:デンジと同じ学校の学生として登場しアサと出会う

入部試験に挑むアサたち
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

第2部99話で、吉田はデンジと同じ第四東高等学校の生徒として登場しました。
高校生として学校に通う吉田の姿が描かれたのは、99話が初めてです。

学校に入るのを嫌がって校門の前から動かなかった三鷹アサに、声をかけて知り合いになります。
アサの体を乗っ取った戦争の悪魔に、彼氏にしてやろうかと言われますが、軽く受け流していました。

その後、デビルハンター部入部試験を受けており、アサ・ユウコとチームを組むことになります。

12巻103話:デンジと再会する

吉田ヒロフミはデンジがチェンソーマンであることを隠したい
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

103話で、吉田とデンジは再会します。
吉田は自分が組織の命令でデンジを関していること、チェーンソーマンになって欲しくないことを説明

吉田はデンジに平穏な生活を送ってもらいたいと言い、チェーンソーマンだとバレたら日常が崩壊すると警告します。

しかし、チェーンソーマンだとバレてモテたいというデンジに説得は通用しません
104話で吉田はデンジに彼女ができるように協力すると言い、アサを紹介します。

デンジは自分がチェーンソーマンだとアサにバラしますが、信じてもらえませんでした。

13巻110話:デンジの正体がバレるのを阻止

デンジを止める吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

110話では、正体をバラそうとしたデンジを吉田が止めています。
デンジはチェンソーマンに変身して、正義の悪魔の力で暴れるユウコを撃退。

デンジは助けた女子生徒に人間の姿を見せようとしますが、吉田が蛸の悪魔の力で阻止します。
その場で揉めてはいませんが、デンジは不満そうでした。

14巻114話:公安所属のデビルハンターと判明

公安所属として有名な吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

114話では、吉田が民間のデビルハンターから公安の所属になっていたことが判明。
水族館でデートしていたデンジとアサは、永遠の悪魔の力で閉じ込められてしまいます

水族館の中には、デビルハンター部のメンバーと吉田もいました。
デビルハンター部の部員が、吉田のことを「現役高校生で民間を経て公安デビルハンターになった男」と説明

現役高校生で、民間から公安の所属となった吉田はかなり有名になっているようです。
デビルハンター部の入部試験も受けていた吉田ですが、結局入部していませんでした。

14巻121話:アサにデンジに関わるなと忠告

アサに忠告する吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

121話で吉田は、アサにデンジと関わるのはやめてほしいと言います。
落ち込んでいたアサは、吉田にちょっと付き合ってほしいと誘われます。

自分のことを好きなのかと勘違いするアサですが、吉田は「もうデンジ君と関わるのはやめてほしいんだ」と発言

理由を聞こうとするアサですが、吉田は「なぜかをキミに説明するのはやめておこうかな」と言って帰ってしまいます。

最初に吉田がアサをデンジに紹介したわけですが、突然関わるなと言い出した真意は不明です。
戦争の悪魔の力を使うアサが、デンジに近づくのは良くないと判断したのかもしれません。

14巻122話:カフェでキガから情報を入手

キガと話しをする吉田ヒロフミキガと話しをする吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

122話で吉田は、キガこと飢餓の悪魔とカフェで話して情報を引き出します。
飢餓の悪魔とカフェで話す吉田は、未来の悪魔と契約した30人のうち23人が1999年7月に死亡する予言が出たと発言

公安はノストラダムスの大予言が、本当になのではないか警戒していました。
公安はキガがノストラダムスの大予言に関係している考えており、吉田に情報を聞き出すように命令したようです。

キガは、30人のうち7人は今週中に命を落とすと知っていました。
さらにキガは、世界を最悪の恐怖に導く1人目の悪魔が40秒後に現れると発言。

その後、キガの発言通りに根源的恐怖の名を持つ落花の悪魔が出現しました。
ただし、落下の悪魔に支持を出していたのはキガのようで真意は不明です。

15巻133話:デンジにチェンソーマンになるなと警告

デンジ説得に失敗して顔を歪める吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

133話で、吉田はデンジにチェンソーマンになるなとかなり強く警告しています。
131話で落花の悪魔から逃れたデンジですが、132話で公安に拉致されていることが判明。

小学校にも公安の部隊が押しかけ、ナユタは拉致されていました。
吉田はチェンソーマンの影響力が大きくなりすぎたことを告げ、二度とチェンソーマンにならないように要求

チェンソーマンになったら、ナユタの死体を見ることになると脅迫します。
しかし、デンジはナユタが死ぬのは嫌だし、チェンソーマンにもなりたいと譲りません

デンジの態度に吉田は呆れますが、話が終わる前に解放されたナユタがデンジに会いに来て警告はうやむやに
ただ、デンジはナユタが死ぬならチェンソーマンにならないと考えるようになりました。

145話:戦争の悪魔を捕まえる作戦に参加

アサに先制攻撃をしかける吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

145話で吉田は、戦争の悪魔を捕まえる作戦に参加していました。
テロを起こそうとしたチェンソーマン教会が制圧される急展開になり、公安は広告塔のアサも逮捕することに

公安の部隊はアサの部屋を囲み、「戦争の悪魔 手を組んで床に伏せろ」と宣言。
敵が来たと判断したアサは、自室を武器にして戦おうとします

しかし、部屋が武器になる寸前に吉田が部屋に侵入し、アサの右腕を切り落としました
アサはこのまま公安に捕まる可能性が高そうです。

【チェンソーマン】吉田ヒロフミの名言

名言①「プロはゲロ吐かないか……」

三男を殺さない吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

57話で一般人に変身して、嘔吐する敵のデビルハンターを見た時のセリフです。
57話で吉田は、アメリカから来たデビルハンター3兄弟の次男を一瞬で殺害します。

その後、一般人に化けた三男が嘔吐しているのを見た吉田は、上記のセリフを言って立ち去りました
三男は吉田に殺されず、その後も仕事を続けますが、結局役に立ちませんでした。

三男の変装を見抜けなかったようにも見えますが、嘔吐するような素人を殺す意味がないと判断した可能性もありそうです。

 

名言②「護衛を依頼したの全員3流のやつらですよ 俺を含めてね」

蛸の悪魔の足に座る吉田ヒロフミと岸辺
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

マキマが、デンジの護衛を依頼したデビルハンターに対する吉田の辛辣な評価です。
ただ、クァンシとやりあった吉田自身も3流に含まれているのは、さすがに謙遜でしょう。

岸辺からも、「なら俺は4流になっちまうぞ」と突っ込まれていました。

名言③「こっちはもうすぐ期末テストがあるんですよ」

期末テストを気にする吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

岸辺に余計なことに首を突っ込むなと言われた時のセリフです。
この時の会話で、吉田が高校生だと判明しました。

「まだ高校生だったな」と言ってタバコを出した岸辺に、吉田は「馬鹿ですかアンタは」と突っ込んでいます。

岸辺に馬鹿と言ったのは、冗談で言った期末テストの話を本気にしたからという意見もありました。
その後、本当に高校に通っているので、吉田が高校生なのは事実です。

【チェンソーマン】吉田ヒロフミについてまとめ

 

チェンソーマンに登場する吉田ヒロフミについて解説しました。
吉田ヒロフミは第2部で登場シーンが増え、これからも活躍しそうなキャラクターです。

第2部はさらに強力な悪魔が登場すると思われ、これから物語も加速していきそうです。
吉田ヒロフミの活躍に期待しましょう。

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