
2024年8月5日(月)発売の週刊少年ジャンプ36・37合併号に掲載される『呪術廻戦』265話のネタバレと考察をご紹介します。
呪術廻戦ネタバレ264話のおさらい
呪術廻戦ネタバレ264話①|邪去侮の梯子を食らった宿儺だったが…

- 264話は、来栖が邪去侮の梯子を放った続きから描かれる
- 来栖が放った邪去侮の梯子は、宿儺に命中する
- 宿儺は来栖の技を喰らう直前に、好機だと言わんばかりの表情を浮かべる
- というのも、邪去侮の梯子が虎杖や東堂にも当たると見抜いていたため
- そのため、宿儺は誰にも邪魔されず天使の元へ駆け上がれると考えた
- 宿儺は瓦礫を足場にして天使へ近づく
呪術廻戦ネタバレ264話②|東堂が天使をかばって宿儺の黒閃を喰らう

- 天使は身の危険を感じ来栖に離れるよう指示
- しかし、宿儺は既に天使の背後に回っていた
- 宿儺によると、来栖は片腕を失ったことで、邪去侮の梯子の出力が落ちているとのこと
- また、宿儺が来栖を狙ったのは、来栖を殺すことで、伏黒の生きる意志を削ぐため
- 宿儺が天使に向けて、黒閃を放つ
- その寸前に東堂が現れ、天使をかばう
- 東堂と来栖は黒閃の衝撃で遠くに飛ばされる
- 東堂たちが戦闘不能になったことで、宿儺は標的を虎杖に変える
呪術廻戦ネタバレ264話③|宿儺が反転術式を取り戻して完全回復

- 虎杖が宿儺の元に現れる
- 虎杖は邪去侮の梯子を喰らいながら、宿儺の後を追っていた
- 二人の激しい戦いが始まる
- 宿儺は、領域展開後で術式が使えない
- 一方、虎杖は体術に加え、「御厨子」を使用
- 宿儺がやや優勢で、虎杖はダメージを与えられず
- 宿儺は東堂に放った黒閃で、反転術式を復活させる
- 宿儺の失った腕と傷が完全に回復
- 宿儺は、「これならば、術式回復まで虎杖に殺されることはない」と考える
呪術廻戦ネタバレ264話④|虎杖が掌印を結び始め…

- 反転術式を回復させた宿儺に、追い込まれる虎杖
- 虎杖は何度殴られても立ち上がり、攻撃を仕掛ける
- 伏黒の魂の境界を狙った「解」を使う虎杖
- 宿儺は虎杖の「解」を致命的だと評価
- しかし、虎杖の「解」を避けて、カウンターを喰らわせる
- ここで、五条が虎杖に領域展開について教えたシーンが描かれる
- 五条は虎杖に、環境要因によるステータス上昇を教える
- さらに五条は領域内で発動した術式は絶対に当たることを教えた
- 回想シーンの後、虎杖は掌印を結び始める
呪術廻戦ネタバレ264話⑤|虎杖が領域展開を発動!

- 虎杖が掌印を結び「領域展開」と唱える
- 日下部との修業で結界術の基礎を習得していた虎杖
- 虎杖は、宿儺を自身の領域に巻き込むことに成功
- 宿儺は虎杖の領域を見て「なんだこれは…」と、声を上げる
- 虎杖の領域は駅のホームのような光景
- 完全体であった宿儺だが、領域内では虎杖に受肉した姿に
- ベンチに座る宿儺の元に、虎杖が歩いてくる
- 虎杖が「行くぞ‼︎」「宿儺‼︎」と言ったところで、264話は終了
呪術廻戦264話のネタバレ詳細を知りたい方は下記よりご覧ください。
呪術廻戦ネタバレ265話
呪術廻戦ネタバレ265話①|虎杖と宿儺と共に故郷を散策

265話は、虎杖が領域展開をした続きから描かれます。
「行くぞ」「宿儺」と話した虎杖は、宿儺を連れて、空間内に構築された街を散策していました。
街を散策しながら宿儺は、「術師との戦いで稀に相手の精神世界に入り込むことがある」と話すも、目の前に起きている現象は、これとは関係ないとのこと。
そのため、「なんだ?これが貴様の領域か?」と宿儺は尋ねます。
その問いに、「俺だって必死こいてたんだから、よくわかってねえよ」と答える虎杖。
ただ、虎杖は宿儺と話す機会が欲しかったようです。
二人が散策している街は、虎杖が仙台に戻る6、7歳頃まで住んでいた故郷。
虎杖の祖父の友達の葬式で、10年ぶりに戻った時、結構寂れていたと虎杖は暗い表情で話します。
「爺ちゃんが先に死んでたら、あの人は葬式に来てくれたかなぁ」
この一連の話を、宿儺はただ黙って聴くのでした。
呪術廻戦ネタバレ265話②|昔遊んだ公園に宿儺を連れて行く虎杖

この後、虎杖は宿儺を昔よく遊んだ公園に連れて行きました。
箱ブランコに足を挟んだことや、砂まみれになったスライムを洗ったら全部水道に流れていったことなど、少年時代の思い出を次々と語る虎杖。
近くに咲いている花を見て、「朝顔」と虎杖は答えますが、宿儺は「紫陽花だ まぬけ」と、訂正します。
宿儺の反応から、「花の名前なんて分かるんだな」と話す虎杖。
それに対し宿儺は、「伏黒恵の記憶だろう」と、言います。
「それなら虎杖の体に受肉していた時の記憶で、この辺のこともわかるだろ」と言うと、宿儺は「そんな記憶いちいち読みとらん」と、言葉を返すのでした。
この後、虎杖は宿儺を煽って、ザリガニ取りをするのでした。
呪術廻戦ネタバレ265話③|アーチェリーをする虎杖と宿儺

ザリガニ取りをした後、広い畑の近くにやってきた二人。
目の前に広がる畑を見て、虎杖は「昔ほどにイナゴを見ないな」「農薬が進化したのか?」と独り言を言います。
長々と少年時代の思い出を語る虎杖に、「おい」と言う宿儺。
「待てって」「まだ行きたいとこあんだよ」
そう言って、次は祖父が昔連れていってくれた牧場へ行きます。
その後、アーチェリー場を見つけた虎杖は、宿儺をアーチェリーに誘いました。
何度打っても一本も的に当たらない虎杖。
その一方で、宿儺は無表情で、的の中心を一発で射抜きます。
「ほんと可愛げねぇよな」という虎杖に、宿儺は「貴様より慣れているに決まっているだろう」と言葉を返すのでした。
この後、雪が降り始め、だんだんと積もって行きます。
呪術廻戦ネタバレ265話④|結局何が言いたいんだと問う宿儺

雪が降り始めたことで、虎杖はクリスマスの時に、夜に鈴の音を聞いた過去について、話し始めました。
サンタが実在すると思っていた虎杖は外を見たものの、その音は車のチェーンの音だったようです。
いつまでも話し続ける虎杖に、宿儺は「おい いい加減にしろ」と、うんざりした表情で言います。
そして宿儺は、「ごちゃごちゃと気色悪い」「結局貴様は何が言いたいんだ」と問うと、虎杖は、「俺は…」と、話し始めました。
虎杖はつい最近まで、人間には役割があると思っていたようです。
しかし、今は少し違う気がすると、その考えを否定します。
「人間の役割はなんだっていいし、そんなものはなくても、小さな記憶の欠片がどこかに漂っているだけで、その人の命には価値がある」と話す虎杖。
続けて、「死に方の問題じゃなかったんだ」「その価値を無いように振る舞う奴を俺は許せなかったんだ」と、虎杖は自分の考えを話します。
そして虎杖は宿儺に、オマエ以外の人間の価値を知ってもらおうと思って、過去の思い出を語ったのだと、伝えました。
この話を聞いた宿儺は…
呪術廻戦ネタバレ265話⑤|虎杖の勝利宣言に宿儺が激怒する!

虎杖の話を聞いた宿儺は、「何も感じないな」と話します。
「貴様の言っていることはすべて理解できる」「その上でなんの感情も湧かない」と、考えを話します。
ここまでは無表情で淡々と話していた宿儺でしたが、ふと、あることに気づき、虎杖に問います。
「もしかして、俺を憐んでいるのか?」「俺に情けをかけているのか?」
この問いに虎杖は、「ああそうだ」「俺はお前を殺せる」「俺の体に戻るならば殺さないでやる」と、宿儺に勝利宣言。
この発言に宿儺は、「勘違いも甚だしいな」「八つ裂きでは済まさんぞ、小僧」と怒りを露わにします。
「貴様の首の前で、貴様の価値ある人間とやらを皆殺しにしてやる」
そう言って激怒する宿儺が描かれたところで、265話は終了します。
次回、宿儺が全力で虎杖たちと戦う展開になるのかもしれませんね!
呪術廻戦ネタバレ265話|まとめ
265話は、虎杖が領域内を歩きながら、過去の思い出を語る様子が描かれました。
領域展開後、なぜか構築された虎杖の故郷を歩く二人。
虎杖はあちこちを巡りながら、少年時代の思い出について話し続けました。
長々と思い出を語る虎杖に対し、「結局小僧は何が言いたいんだ」と問う宿儺。
虎杖は人間の価値を知って欲しかったのだと答えると、宿儺は怒りを露わにしました。
265話のラストシーンで描かれた宿儺は、これまでにないほどの怒りを表した表情でした。
勝利宣言をする虎杖ですが、虎杖が宿儺に勝てると話す理由は何なのか、気になるところですね。
虎杖と宿儺は次回、再び新宿で戦うことになるのでしょうか。
次回の266話も見逃せませんね!