
目次
リゼロのカペラ・エメラダ・ルグニカは、色欲の大罪司教です。
大罪司教の中でも最もクズと言われていますが、多くの謎を持つキャラクターでもあります。
カペラの権能や過去、正体について考察します。
【リゼロ】カペラ・エメラダ・ルグニカとは
この世の愛を独占しようとする色欲の大罪司教

名前 | カペラ・エメラダ・ルグニカ |
年齢 | 不明 |
身長 | 145cm(可変) |
カペラは色欲の大罪司教で、この世の愛を独占するためにすべての人間に自分を愛することを強要する人物です。
本人は博愛主義者を自称していますが、すべての人間を平等に見下しており、自分が愛されるのは当然と考えています。
また、人は見た目が100%で、内面には価値がないと考える極端な価値観の持ち主。
権能を利用することで人間を醜い姿に変え、相対的に自分の魅力を挙げて、自分を愛するように仕向ける悪辣な性格です。
一人称は「アタクシ」ですが非常に下品で、ひどいセリフが多いのも特徴。
また、名前や外見から50年前に死んだはずのルグニカ王族との関係が疑われる人物でもあります。
見た目はかわいい金髪の童女だが性格は作中一のクズ

カペラは見た目はかわいい少女ですが、作者が作中一のクズと断言するほどの性格破綻者です。
大罪司教は基本的に自分の主張を押し付けてきますが、反論されたり、邪魔をされない限りは明確な悪意を向けてきません。
自分の主張を押し付けてくる点は同じですが、カペラは無関係な他者に悪意を向けて行動します。
他者の存在を貶めることに快感を感じており、自分以外の存在を愛することを認めません。
作者からは「大罪司教の中で一番のクズ」と断言されており、スバルも大罪司教の中で特に酷いと言われています。
自分の外見あるいは内面に対してトラウマがある
人間は外見が全てと主張するカペラですが、自分の外見か内面に対してトラウマがあるようです。
カペラは人間は外見がすべてだと言い、自分の主張を否定されると恨み言を言い出し始め、その後狂ったように暴れ出します。
「ありのままの君が好き」というのは、カペラには絶対に言ってはいけない言葉です。
また、カペラは、龍の血を体内に宿している可能性があります。
かつて龍の血を浴びたことで黒い斑と血管だらけの姿になり、愛していた相手に拒絶されたのかもしれません。
【リゼロ】カペラの能力・権能・強さを解説
変異・変貌の権能で自分や相手の姿を自由に変えられる

カペラは権能で、自分や相手をどんな姿にでも変えることができます。
カペラは自分の姿を自由に変え、変化した存在の能力を得ることができます。
本人は相手の望んだ通りの姿になれる能力と言っていますが、戦闘に利用されることが多い能力です。
作中では竜の姿になって火を吹き、翼を生やして空を飛んだりしています。
また他者の姿を悍ましいものに変えることで、自分を愛するように強要します。
作中では人間をハエやカエルに変えていますが、カペラが気が変わらない限り、姿は元に戻りません。
異常な再生能力持ちで倒し方は判明していない

カペラは不死身と自称するほどの再生能力を持っており、倒す方法が判明していません。
カペラは攻撃でどれだけの傷を負ったとしても、簡単に元の姿に戻ってしまいます。
変身して傷を隠しているのかもしれませんが、平然としているのでダメージがない可能性が高いです。
物理攻撃も魔法も有効打にならないため、権能を無効化しないと倒せないと思われます。
龍の血による呪いが使える

カペラは、龍の血による呪いをかけることができます。
カペラは自分の中に龍の血が流れていると言い、相手の体内にカペラの血を入れることで効果を発揮。
血に適応すれば身体能力が向上し重傷も治癒しますが、大抵は絶え間ない苦痛に苛まれる呪いを受けることになります。
また、適応できても黒い血管が浮き上がり、適応できないと全身に黒い血管と斑が広がることに。
龍の血は万能薬ですが、薄めないと害になると言われており、カペラの龍の血は本物かもしれません。
ただし、この血はボルカニカのものではないと言われています。
【リゼロ】カペラの登場シーンや活躍をネタバレ解説
クルシュとスバルに龍の血の呪いをかける

第五章で初登場となったカペラは、クルシュとスバルに龍の血の呪いをかけました。
カペラはプリステラの都市庁舎を占拠し、王選陣営は都市庁舎を取りもどそうとします。
クルシュとスバルはカペラのいる放送室にたどり着きますが、幼い子供の姿になったカペラの不意打ちを受けることに。
カペラは、倒れたクルシュとスバルに自分の血を注ぎます。
スバルは血の効果で傷が治りますが、クルシュは全身に黒い血管と斑が浮かび激しい痛みに苛まれることになってしまいました。
アルデバランとの戦闘で瓦礫の下敷きになるが無事

カペラはアルデバランとの戦闘で都市庁舎の下敷きになりますが、平然としていました。
カペラは都市庁舎で暴れますが、地下に落とされることに。
落とされたカペラは、地下で待ち構えていたアルデバランと戦うことになります。
アルデバランが領域を展開し、何回戦っても有効打はなかったようです。
しかし、カペラは、破壊された都市庁舎に下敷きに。
ただ、カペラは、瓦礫の下から平然と這い出してきました。
アルデバランに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
異形に変えた人々を放置して逃亡

戦闘ではダメージを受けないカペラですが、異形に変えた人々を残して姿を消します。
平然としているカペラと更なる戦闘になるかと思われましたが、福音書には撤退の記述が。
カペラはそのまま逃亡しますが、プリステラには異形に変えられた人々たちが残されました。
異形にされた人々を助ける方法ないため、エミリアの魔法で生きたまま氷漬けに。
いずれ元に戻る方法が見つかれば、異形にされた人々は全員助かるかもしれません。
【リゼロ】カペラの正体はルグニカの王族?
カペラは、ルグニカ王家の名前を名乗っており、ルグニカ王族の可能性があります。
カペラの正体は、ルグニカ王族なのか考察します。
外見の特徴がルグニカ王族と一致

カペラは王家の名前を名乗っているだけでなく、外見も王族の特徴を備えています。
ルグニカ王族は金髪・赤眼が特徴とされていますが、これはカペラの外見に一致。
カペラは容姿を自由に変えられるので、王族の姿を真似ているのかもしれません。
ただ、ルグニカ王族は龍と関係が深い一族です。
龍の血が混じっている上に、外見の特徴が一致するカペラが王族と関係があるのは確実でしょう。
フェルトに容姿が似ている

カペラは、王族の生き残りの可能性があるフェルトと容姿が似ています。
フェルトは王弟の娘と言われており、状況的に王族なのはほぼ間違いありません。
フェルトとカペラは顔が似ているだけでなく、体格的にもかなり似ています。
フェルトと似ているのも、カペラが王族と血縁関係があるからかもしれません。
フェルトに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
50年前にエメラダ・ルグニカという王族が存在した
50年前にはエメラダ・ルグニカという名前の王族がいたことが分かっており、カペラと同一人物の可能性があります。
50年前にいたエメラダ・ルグニカは、若くして亡くなった王族です。
エメラダ・ルグニカは賢く美しかったとされていますが、人格に問題があり、国葬ができないほど国民に嫌われていたとされています。
カペラの性格を考えると、エメラダ・ルグニカと同一人物だったとしても違和感がありません。
過去に龍の血で病を治そうとした王族はカペラ?

昔、龍の血で病を治そうとした王族がいたと言われており、この人物がカペラかもしれません。
過去に龍の血で病を治そうとして、大変な問題を起こした王族がいたようです。
病を治すために龍の血を自分に注いだと考えると、この王族は龍の血が混じっているカペラの可能性があります。
病のせいで醜い外見になったか、あるいは龍の血のせいで醜くなったことが彼女のトラウマなのかもしれません。
【リゼロ】カペラと関りの人物について考察
メィリィとエルザのママの可能性が高い

カペラは、エルザやメィリィのママと呼ばれる人物の可能性が高いです。
エルザやメィリィにはママと呼ばれる人物がいることが分かっており、ママに拾われて暗殺者にされました。
ママの名前は不明ですが、特徴のあるしゃべり方がカペラと一致しています。
カペラは特殊な子供を集めて手下にしており、エルザやメィリィはそんな子供だった可能性が高いです。
エルザに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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不死王の秘蹟を使うスピンクスと繋がりがある?

カペラは、不死王の秘蹟を使えるスピンクスと協力関係にある可能性が高いです。
プリステラでの戦いでは、魔女教は屍人を兵力として使っていました。
また、カペラが屍人になったテレシアやクルガンを従える様子も描かれています。
屍人を復活させる不死王の秘蹟を完全に扱えるのは、スピンクスしか登場していません。
その後、スピンクスと魔女教の関係は判明していませんが、第五章で協力していた可能性が高いです。
【リゼロ】カペラについてまとめ
Re:ゼロから始める異世界生活のカペラについて解説しました。
カペラは大罪司教の中でも特に謎が多く、今後も活躍が期待されるキャラクターです。
アニメ3期で登場が確定しているのに、なぜか公式サイトで紹介されていないキャラクターでもあります。
アニメでのカペラの活躍にも期待しましょう。