【リゼロ】憂鬱の魔人ヘクトールの正体とは?エキドナを狙う理由や現在の動向を考察
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

リゼロに登場する憂鬱の魔人ヘクトールは、400年前の聖域に現れた謎の存在です。
聖域襲撃後にどうなったのかは描かれていませんが、現在は何をしているのでしょうか?

ヘクトールがエキドナを狙う理由や現代の動向について考察します。

【リゼロ】ヘクトールとは

現代では存在を秘匿された憂鬱の魔人

設定画のヘクトール2
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ヘクトールは、現代では存在が隠されている憂鬱の魔人です。
リゼロの世界では、七つの大罪の罪に対応した魔女因子に適応した女性が魔女になってます。

しかし、作中では七つの大罪ができる以前の旧大罪に対応した魔女因子も登場しており、その1つが憂鬱の魔女因子です。

憂鬱の魔女因子に適応したのがヘクトールであり、女性でないことから魔人と呼ばれています。
その存在は聖域では徹底的に秘匿されており、現代ではその存在知る者はほとんどいません。

同じく旧大罪である虚飾の魔女パンドラと関係があるのかも不明です。
名前を知る者からは、現代まで名前が伝っていないことを恐れられています。

正体や目的は不明だがエキドナと敵対していた

エキドナ
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ヘクトールの目的や何者だったのかは不明ですが、エキドナと敵対していたことだけがわかっています。
ヘクトールは400年前にエキドナと敵対しており、当時の聖域を襲撃しました。

エキドナを追っていたことは確かですが、具体的な目的が何だったのかは不明です。
また、ヘクトールが、どのような存在なのかも明かされていません


常にやる気がなさそうに行動する人物

デフォルメされた魔女たち
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ヘクトールは、憂鬱の魔人の呼び名にふさわしく常にやる気のない発言を繰り返す人物です。

ロズワールとの戦いでは、「最悪」「本当はやりたいわけじゃない」などと言いながら、彼を痛めつけていました
発言内容がネガティブでやる気がなく、憂鬱の魔人にふさわしいと言えます。

ただし、やる気がなさそうに見えても、ロズワールに激しい攻撃を加えていました。
発言内容とは裏腹に、敵に一切容赦しないところは、大罪司教に通じるものがあります。

【リゼロ】ヘクトールの能力・権能・技・強さを解説

圧力や重力のような力を操る権能を持つ

設定画のヘクトール1
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ヘクトールは、圧力や重力のような力で敵を攻撃する権能があります。
ヘクトールはロズワールとの戦いで、相手に触れずに弾き飛ばしたり、内臓を押しつぶしす攻撃を使用していました。

圧力や重力を操っているように見えますが、原理は一切不明です。
ただ、権能で落とされたロズワールの火の魔法が、丸くなって転がる描写があるので圧力や重力ではないかもしれません。

作中上位の強さを持つキャラなのは間違いない

戦闘シーンは少ないですが、ヘクトールが作中上位の強さを持っているのは確実です。
ヘクトールは、ロズワールを全く寄せ付けない強さを見せていました。

400年前のロズワールは現代より弱いですが、すでに人類最高峰の魔法使いになっています。
また、エキドナが戦うのを避けたことから、彼女より強いのは確実です。

エキドナよりも格上の時点で、作中でも上位の強さと考えられます。
ただ、400年前のロズワールとエキドナより強いことしかわからないため、最強クラスかは微妙です。

【リゼロ】ヘクトールの登場シーンをネタバレ解説


エキドナを追って400年前の聖域に現れる

エキドナ
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ヘクトールは第四章で描かれた400年前の回想に登場し、エキドナを追って聖域を訪れています。
エキドナはヘクトールを遠ざけるために、聖域に結界を張る準備をしていました。

しかし、予想よりも早くヘクトールは到着してしまいます。
聖域の結界を張るために、リューズを犠牲にせざるを得なくなりました。

リューズに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください

ロズワールを寄せ付けない強さを見せる

45話のロズワールたち
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

400年前の戦いでヘクトールは、当時のロズワールを寄せ付けない強さを見せました。
ロズワールは時間を稼ぐために戦いを挑みますが、ヘクトールに完敗しています。

ロズワールは、この時の戦いで後遺症が残るほどのダメージを受けました。

結界が発動して聖域の外に追い出された?

400年前のロズワール
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

詳細は不明ですが、結界が発動したことでヘクトールは襲撃に失敗したと思われます。
戦いには敗北しますが、リューズのオドを結晶化したことで聖域の結界が発動

その後どうなったのかは不明ですが、エキドナもロズワールも生きていたことからヘクトールは目的を果たせなかったようです。

結界はヘクトールを遠ざけるためのものなので、聖域の中に入れなくなった可能性が高いでしょう。

【リゼロ】聖域を襲撃した後のヘクトールを考察

すでにロズワールによって倒された可能性が高い

ロズワール
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ヘクトールはすでにロズワールによって倒された可能性が高いです。
ロズワールはヘクトールに負けた後、口調や格好を真似することで彼の強さを手に入れようとしていました。

ロズワールにとってヘクトールは非常に恐ろしい相手で、強さに憧れてしまう対象だったようです。
しかし、ロズワールは、自分が最も恐れた相手はとっくに打倒していると発言しています。

この発言から、ロズワールはヘクトールをすでに倒している可能性が高いです。

ロズワールに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

どこかに封印されている?

ガーフィールとクリンド
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

倒されたヘクトールは、どこかに封印されている可能性があります。
ヘクトールは過去の人物ですが、かなり意味深に登場したキャラクターです。

そのため、すでに死亡しているのはおかしいと予想する読者も多く、どこかに封印されているのではないかと言われています。

作中ではエリオール大森林には何かが封印されており、封印されているのは彼という説も
ただ、作中ではヘクトールの魔女因子を所持しているらしき人物が登場しています。

ヘクトールの魔女因子を所持しているのはクリンド?

人差し指を立てたクリンド
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ミロード家の家令クリンドは、ヘクトールの魔女因子を所持している可能性が高いです。

クリンドは400年前からロズワールと行動を共にしており、協力してヘクトールを倒したと思われる人物です。
クリンドは憂鬱の権能そっくりの能力を使用し、敵を撃退していました。

おそらく、ヘクトールを倒した後に、クリンドが魔女因子を受け継いだと思われます
魔女因子は持ち主が死んだ後に移るので、すでにヘクトールは死亡した可能性が高いです。

クリンドとヘクトールは、同一人物という説もあります。
ただ、クリンドは400年前から外見が変わっていないらしいので、同一人物の可能性は低いです。

【リゼロ】エキドナと敵対した理由を考察

元々は世界を救おうとする仲間だった可能性が高い

27話のエキドナ
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ヘクトールとエキドナは、共に世界を救おうとした仲間だったと思われます。
ヘクトールとエキドナは会話の内容から、元々友好的な関係だったのは確実です。

400年前、世界を崩壊から救うために多くの力ある者が集まりましたが、仲違いすることも多かったと言われています。

2人が対立していた時代も、まさに400年前でした。
ヘクトールとエキドナも世界救おうとして、方針の違いで対立した可能性が高いです。

手段を選ばないヘクトールにエキドナが反発した?

42話のエキドナ
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

2人が対立した理由は不明ですが、手段を選ばないヘクトールにエキドナが反発したのではないかと推測できます。
400年前のエキドナは目的のためにリューズを犠牲にしましたが、基本的には情に厚いです。

対してヘクトールは、目的のためなら聖域の住人を皆殺しにするような発言もしています。
また、エキドナは、不本意だと言い分けしながら冷酷な行動を取る彼を非難していました。

世界を救うためなら、手段を選ばないヘクトールに対してエキドナがついていけなくなったのではないでしょうか?

エキドナに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください

【リゼロ】ヘクトールについてまとめ

憂鬱の魔人ヘクトールについて解説しました。
すでに倒されている可能性もありますが、秘匿された存在なので重要キャラの可能性は高いです。

死亡していたとしても、回想での登場や復活する可能性はあります。
今後の再登場に期待しましょう。

おすすめの記事