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ラタトスク(ラグニル)との絆
北欧神話では、ニーズヘッグと世界樹の頂点にいる鷲の間をリスのラタトスクが行き来して言葉を伝えるという構図があります。ワンピースではラグニルという巨大リスが登場しており、これがラタトスクのオマージュである可能性が高いと考えられます。
ラグニルとロキの関係性がどのように描かれるのか、非常に興味深いところです。ラグニルが単なる凶暴な獣なのか、それとも何か重要な役割を持つのか。
神話ではラタトスクは挑発的な言葉を伝える存在とされています。もしラグニルが同様の役割を持つなら、ロキと何らかの意思疎通ができる可能性もありますね。
西洋の黒竜が意味するもの
西洋の伝承において、黒龍は邪悪や破壊、混沌の象徴として描かれることが多い存在です。白龍や金龍が聖なる存在とされるのに対し、黒龍は悪の化身として扱われる傾向があります。
しかし興味深いことに、黒龍は強大な知恵と力を併せ持つ存在としても描かれます。単なる破壊者ではなく、世界の均衡を保つために必要な「終わり」をもたらす役割を担っているという解釈もあるのです。
ロキが本当に悪なのか、それとも誤解されているだけなのか。黒龍という存在が持つ多面性は、ロキというキャラクターの複雑さを表現するのに最適な設定かもしれませんね。
五龍の思想で読み解く龍の色
五龍とは?五色の役割と方角
中国の五行思想に基づく五龍は青龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)、玄武(北)、そして中央の黄龍から成る概念です。ただし朱雀と白虎は鳥と虎なので、龍に限定すると青龍・黄龍・そして場合によっては玄武(亀と蛇の合体だが龍とされることもある)が該当します。
より龍に特化した五龍思想では、青龍・赤龍・白龍・黒龍・黄龍という五色の龍が存在するとされます。それぞれが方角と属性を持ち、世界の均衡を保つ守護者とされてきました。
青龍は東と春、赤龍は南と夏、白龍は西と秋、黒龍は北と冬を司ります。そして黄龍は中央に位置し、四龍を統括する最高位の存在とされているのです。
青龍=カイドウ、黒龍=ロキの配置
すでに作中ではカイドウが青龍、ロキが黒龍(推定)として登場しています。五龍思想に当てはめると、カイドウは東、ロキは北に対応することになりますね。
カイドウがワノ国(東の国)を支配していたこと、ロキがエルバフ(北欧モチーフの巨人の国)に関連していることを考えると、地理的な配置も五龍思想と一致しているように見えます。
残る赤龍、白龍、黄龍が誰なのか。この配置から逆算すると、南・西・中央に関連するキャラクターに龍の能力者がいる可能性が高いと考えられます。
赤龍シャンクス説の根拠
赤龍の候補として最も有力なのは、赤髪のシャンクスです。名前に「赤」が入っていることはもちろん、彼の強さや立ち位置から考えても、龍に匹敵する存在であることは間違いありません。
シャンクスは新世界の南西部に拠点を持つとされており、五龍思想の「南=赤龍」との関連性も指摘できます。もし彼が赤龍の能力者だとしたら、四皇の中でも特別な存在である理由が説明できるかもしれません。
ただしシャンクスは悪魔の実を食べていない可能性も高く、もし赤龍だとしても、悪魔の実以外の形で龍の力を宿している可能性も考えられますね。
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