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アニメ「約束のネバーランド」の評価
アニメ「約束のネバーランド」の評価
約束のネバーランドの面白さすごいよ…
— nolithoba: ⓿ (@N_OOO_UBW_UC) March 30, 2019
小細工なしにただひたすら面白い…
これからこうなるのかな?っていう予想をさせないほど息をつかせぬ展開と、意外だけど純粋な発想の数々
多分原作からめちゃくちゃ面白いんだけど、アニメを構成した人も相当腕の立つ人だわ…
一身上の理由で読まないって決めてた約束のネバーランド、アニメ化して妹に引きずり込まれたんだけど案の定の世界系ジャンルで心をぐっちゃぐちゃにされてるし、アニメ最終回爆泣きしてしまった。これだから世界系ジャンルはイヤなんだ...日常生活に支障をきたすレベルで引き摺る...ノーマン最高に推し
— 識本 (@AKAKURO00) March 30, 2019
録画していた約束のネバーランドの最終回を娘と見た。アニメは脱走までの5巻分をかなり端折っているが一番良いところをハイライトのように集めて上手くまとめたと思う。
— 愛猫はポチ (@poti1974) March 30, 2019
脱走してから少し中弛みするけど新キャラが出て来てからと鬼のレウウェスとの戦いがかなり面白いので2期も期待!
約束のネバーランド、ようやく最終話見れたけどいいアニメにしてくださってありがとうございました。原作の良さをちゃんとみせてもらえて嬉しかった。演出も、最後ママから旅立つエマのシーンの画が印象的すぎた。2期も決まってるし全身鳥肌立った、予告なくて余韻に浸るアニメ久しぶりだったなあ
— さき✡️S (@sxk13) March 30, 2019
概ね高評価です。
区切りが良く、希望に満ちたシーンで1期を終えたため2期への期待も高まっています。
筆者評価:43点/50点 | |||
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作画 | |||
音楽 | |||
ストーリー | |||
独自性 | |||
メッセージ性 |
アニメ「約束のネバーランド」の全話感想(ネタバレ有)
EP.01『121045』感想
幸せな孤児院の様子を描く一方、謎のテストに黙々と挑む子ども達や孤児院を囲む柵と森など不穏な描写も続き、嫌な予感を覚えました。
その予感は的中、里親の元へ旅立ったはずのコニーの遺体、遺体を運ぶおぞましい異形の生物、その生物と会話するイザベラは衝撃の連続でした。
子ども達は脱獄を決意しますが、筆者としては全く希望の見えない船出でした。
EP.02『131045』感想
秘密を知ったことをバレないよう平静を保つエマとノーマン。しかし、イザベラもEP.01のラストで既に子ども達の誰かに秘密を知られたことに気付いており、同じように平静をよそおいながらも子ども達に探りを入れていきます。ついに始まった頭脳戦にこの先ずっと息を詰まらせる事になっていきます。
しかし、希望も見えました。エマとノーマンの異変に気付いたレイが脱獄計画に加わります。全員で脱獄するか、優秀な数人だけで脱獄するかの考え方の違いからエマとレイはぶつかりますが、ノーマンに匹敵する頭脳のレイが味方になったのは大変心強いです。
ですが、その希望をひっくり返すようにハウスに新たな大人がやってきます。シスターのクローネです。
ただでさえ厄介な大人が二人に増え、またも絶望する筆者でした。
EP.03『181045』感想
敵である大人、クローネが増えて状況は悪化、さらに子ども達の中に内通者がいる疑いまで浮上し、脱獄計画はその難しさを増していきます。
しかし、筆者としては幾分気が楽になりました。子ども達の新たな脅威であるクローネですが、愛嬌がありパワフルでコミカルに描かれる彼女は一服の清涼剤になるのでした。
EP.04『291045』感想
鬼ごっこを通して年少組に脱獄の訓練をさせつつ、ハウスの真実を伏せながらも新たにドンとギルダを仲間に引き入れたエマ達の計画は順調に進むかのように思えました。
しかし、存在が疑われていた子ども達の中の内通者が発覚。その正体はなんとレイでした。強力な味方であるはずのレイが敵だったと判明し、筆者はまたも絶望に打ちひしがれました。
一方、筆者が肩入れしているクローネはイザベラに思惑を見抜かれ、ギルダの籠絡も失敗し散々な有様でした。
EP.05『301045』感想
内通者であったレイですが、彼の狙いも脱獄でした。イザベラに従いながら彼女をコントロールし、外の世界の物、情報も手に入れ、エマとノーマンを助けるための準備をしていました。全員の脱出ではなく優秀な数名だけの脱獄に計画を変えること、そのためにエマを騙すことを条件としてレイとノーマンは改めて手を組みます。
また、真実を伏せられたままで仲間になったドンとギルダはエマ達の行動から自分達の知らない事実があると察し、レイの忠告を聞かずにイザベラの隠し部屋に侵入します。
子ども達が一枚岩でなくなり、先行きがますます不透明になっていき今後の展開が不安になってきました。
ちなみに今回はクローネの出番はありませんでした。寂しかったです。
EP.06『311045』感想
隠し部屋に侵入したドンとギルダはハウスの真実に気付いてしまいました。ドンはエマ達に騙されていたことに怒り、信頼されていなかったことに深く悲しみます。
離れ離れになりそうだった子ども達ですが、エマ達は真実を隠していたこと、ドン達は勝手な行動をとったこと、互いの非を認めたうえで改めて協力することになりました。筆者もとりあえずは一安心です。
一段落したと思いきや、引き続き内通者のフリをしていたレイは次の出荷の予定、自分の12歳の誕生日の満期出荷を告げられます。
さらにエマ達4人はクローネから手を結ぶことを持ちかけられます。
二転三転する状況、筆者の安心はほんのつかの間のものでした。
不穏な動きをするクローネですが相変わらず愛嬌にあふれています。
EP.07『011145』感想
エマ達が脱出すること、それをネタにイザベラをママの座から引きずり落とすクローネ、利害の一致から両者は手を組みます。
しかし、クローネはエマ達を利用していたのです。情報を提供するフリをしながらエマ達がどこまで情報を知っているかを見抜いてしまいました。愛嬌を振りまいていても実態は冷酷な鬼の手先。クローネの行動に筆者も思わず震え上がりました。
見抜いた情報からエマ達が脱獄のための道具を準備していると考えたクローネは物証探しのためのガサ入れを決行します。その過程で思わぬ情報を掴んだクローネはそれをネタにエマ達の即時出荷とイザベラの告発を目論みます。
しかし、その時、クローネに本部から通達が届きます。
イザベラがママに言った『さよなら』の意味とは。不穏な空気に包まれたまま次回に続きます。筆者はクローネの行く末に目が離せません。
EP.08『021145』感想
前回届いた通達はクローネのママへの昇格を伝えるものでした。あまりにも急な展開にクローネは自分が始末されることを悟ります。
一か八かでイザベラの上司であるグランマに全てを告発するのですが、グランマは全く意に介しません。グランマにとってイザベラと優秀な子ども達こそが重要な存在であり、クローネなど歯牙にもかけないものでした。
憎き子ども達に対して脱走して生き延びてこの世界をぶち壊せと呪詛の念を、ハウスに『ある物』を遺してクローネはこの舞台から退場しました。
一方、エマとノーマンは脱出のためにハウスを囲む森の外、さらに外にある高い塀の向こうに何があるかの調査に赴きます。
しかし、塀の目前まで来た二人のもとにレイの監視を振り切ったイザベラが現れます。調査を強行しようとするエマとノーマンですが、ついにイザベラが強硬手段に出ます。
ノーマンが塀を登る時間を作るためにイザベラを抑えようとしたエマの脚を折ったのです。
さらに追い打ちのようにノーマンの出荷が明日に決まったと告げます。
子ども達に偽りの幸せを語りながら脚を折るイザベラの狂気、脱獄の要であるノーマンの出荷、絶望に畳み掛けるように襲われ、心の癒やしだったクローネまで失った筆者は視聴の断念を考えるまでに落ち込みました。
EP.09『031145』感想
エマとレイの必死の提案により、出荷を防ぐためノーマンのみが先に逃げ、全員での脱獄の日までにハウスの敷地内に潜伏することに計画が変更になりました。
しかし、出荷の当日に脱走するはずの計画に反してノーマンは夕方に戻ってきてしまいました。
何故戻ってきたか激しく問い詰めるレイにノーマンは自分が見てきたものを伝えます。
脱走を兼ねて塀の向こうの調査に向かったノーマンが見たものは、塀の向こうはとても深い崖でした。
ノーマンの逃亡を願ったエマ達の、視聴者の絶望を象徴するかのような崖です。
EP.10『130146』感想
崖に絶望して戻ってきたかのように見えていましたが、ノーマンはそもそも逃げるつもりがありませんでした。塀に登ってハウスの敷地の構造を把握し、それを伝えるために戻ってきました。脱獄のための計画を狂わせないためにも自分が犠牲になるつもりだったのです。
別れの間際、無茶を承知でノーマンが逃げる隙きを作ろうとするエマですが、その行動と最後の説得を受けてもなお、ノーマンの決意は変わりませんでした。
あまりにも無謀な、それでもノーマンの手を離さないエマの想いに筆者も胸を打たれました。
最後にエマへの感謝を、騙したことへの謝罪を、脱獄への後押しをしてノーマンは去っていきます。
いよいよ出荷されると身構えるノーマン。しかし、イザベラに通された部屋に入った時に彼の表情が変わります。
ノーマンが去ったハウスでは脱獄に向けて次の計画を練ろうとしますが、レイは失意の底に沈んでしまいました。
『もういい、ここで死のう』
レイの諦めを見て、エマも魂が抜けたかのようになってしまいました。
そしてレイの出荷の前日の夜。ハウスとの別れを惜しむレイのもとにエマが訪れます。
エマに問いかけるレイ。
『お前本当に諦めちまったのか?本当は諦めてなんかないんだろう?』
不敵に笑い返すエマ。
何一つ希望の見えない状況で絶望する筆者と対象的に、エマとレイはまだ諦めていないようです。彼らはどう足掻くのでしょうか。