受け継がれる耳飾りと神楽

炭十郎アイキャッチ
出典:「鬼滅の刃」公式サイト

炭治郎がつけている耳飾りは元々父炭十郎がつけていたものであり、神楽と共に竈門家に代々受け継がれているものです。
また、この耳飾りは日の呼吸を生み出した継国縁壱がつけていたものでもあります。

炭治郎はヒノカミ神楽を、火仕事である炭焼きの家系に伝わるものとして、年の初めにヒノカミ様に奉納するための舞いとして教わり、習得していました。
しかしこちらのヒノカミ神楽は192話にてなんと日の呼吸であることが判明しました。

継国縁壱は日の呼吸を世に残すべく、この耳飾りとヒノカミ神楽を竈門家の先祖に伝承したのでした。

竈門炭十郎は日の呼吸の使い手

ヒノカミ神楽は一晩中舞い続ける過酷なものですが、体の弱かった竈門炭十郎も神楽を舞うことができていました。

日の呼吸の12ある型を舞い続け「円舞」と「炎舞」をつなげた時、日の呼吸は13個目の型が完成するのです。

このことからわかるように、一晩中幾度となく繰り返し舞えていた竈門炭十郎は日の呼吸の使い手であり、全ての型をマスターしていたことがわかります。

竈門炭十郎は透き通る世界が見えていた

炭治郎の回想シーンにて竈門炭十郎は"透き通る世界"が見えていることを明かしていました。
無駄な動きをなくし、正しい呼吸と正しい動作、最小限の動作で最大限の力を出すことが大切であり、そうすることで頭の中が透明になり透き通る世界が見えるのだと炭治郎に教えたのです。

この言葉を思い出した炭治郎は見事透き通る世界を見ることに成功し、猗窩座の首を切ることに成功したのでした。

【鬼滅の刃】竈門炭十郎の強さは?

竈門炭十郎の強さも気になるところですよね。
ここからは竈門炭十郎の強さについてご紹介させていただきます。

呼吸を完全に使いこなしていた

ヒノカミ神楽は年の初めに行われます。
雪の中で舞い続ける竈門炭十郎を見た炭治郎は「父さんは体が弱いのにどうしてあんな雪の中で長い間舞えるの?」と問います。
それに対し竈門炭十郎は「息の仕方があるんだよ、どれだけ動いても疲れない息の仕方」と答えました。

このことから竈門炭十郎が疲れることなく神楽を一晩中舞い続けることができたのは、呼吸を完全に使いこなしていたためだということがわかりますね。

大きな熊を相手にしても臆さない

竈門炭十郎が亡くなる10日前、炭治郎たちの住む場所から一つ隣の山で熊に人が襲われる事件がおきました。

その熊は炭治郎の家にも現れたのですが、竈門炭十郎は家の周りに張り巡らせた鈴が鳴るよりも早く熊の出現に気付き炭治郎を起こします。
熊は九尺(約273センチメートル)もある大きさでしたが、竈門炭十郎は臆することなく熊の前に立ちはだかります。

「俺の家族に危害を加える者は何人であろうとも容赦はしない、警告をきかない場合、命を奪うこととしている」そう言って竈門炭十郎は斧を構えました。
警告を聞かず近づく熊の首に目にも止まらぬ速さで2連撃入れ、いとも簡単に熊を倒したのです。

このことからも竈門炭十郎の強さが伺えますね。

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