【鬼滅の刃】猗窩座とは?かわいそうな過去や、恋雪との泣ける最後までネタバレ解説!
出典:鬼滅の刃公式Twitter

猗窩座は炭治郎の前に初めて現れた上弦の鬼であり、凄まじい強さを見せつけました。
そんな彼の過去は意外にも泣けるものだと話題なんです。
また、猗窩座という名前にも込められた意味があるのをご存知ですか?

そこで今回は猗窩座の過去から彼の強さに至るまでを余すことなくお話しさせていただきます。

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鬼滅の刃 アニメ1期漫画7巻の54話「こんばんわ煉獄さん」の冒頭まで放送
鬼滅刃 劇場版「無限列車編」漫画7巻の54話から8巻の69話まで収録
鬼滅の刃 アニメ2期「遊郭編」漫画8巻70話〜11巻97話まで収録
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【鬼滅の刃】猗窩座とは?

まずは猗窩座がいったいどのような鬼なのかをご紹介させていただきます。

十二鬼月 上弦の参

十二鬼月とは鬼の中のエリート集団であり、鬼舞辻無惨に多く血を分け与えられた12体の鬼たちです。
十二鬼月は上弦と下弦に分かれており、上弦の壱が1番力を持っているとされています。

冒頭でも軽く触れましたが、猗窩座は炭治郎たちの前に初めて現れた上弦の鬼です。
上弦の中でも3番目に強い「上弦の参」という階級が与えられています。

弱者を嫌い、強者を好む性格

猗窩座は弱いものを極端に嫌います。
初めて炭治郎の前に姿を見せた際、突然手負いの炭治郎に殴りかかりました。
煉獄杏寿郎に理由を問われると、炭治郎を話の邪魔になると言い、弱者を見ると虫唾が走るとまで言ったのです。

また猗窩座は強者を好み、強いものには敬意を表します。
それだけではなく、同胞になり共に戦うことを持ちかけるのです。

大正コソコソ噂話より
無限城にいる時は基本的に無口で、鬼殺隊士を前にすると饒舌になるのは、人間が好きだからだと思います。
過去に猗窩座が勧誘して鬼となった人の中にも強者になれそうな人はいましたが、みんな死にました。

【鬼滅の刃】猗窩座のかわいそうな過去

猗窩座の過去はかわいそうなものだったと話題ですよね。
ここからは猗窩座の過去に迫ってまいります。


人間だった頃の名前は狛治

猗窩座が人間だった頃の名前は狛治(はくじ)です。

後に師範となる慶蔵に「ハクジのハクはこれか、狛犬の狛かあ、なるほどな。お前はやっぱり俺と同じだな、何か守るものが無いと駄目なんだよ、お社を守っている狛犬みたいなもんだ」と言われるのでした。

病気がちな父のために前科者に

狛治の父は体が弱く病気がちでした。
狛治は父の薬を買うために盗みやスリを繰り返し、両腕には3本ずつの罪人の刺青が刻まれたのです。

慶蔵と恋雪との出会い

狛治の父は狛治が真っ当に生きていくことを願っていました。
人様から金品を奪ってまで生きながらえたくはない、と狛治が奉行所につかまっている間に自ら命を断ってしまったのです。
江戸で所払い(江戸を追い出された)の刑を食らった狛治は、貧しさ故に父が自ら命を断つことになった怒りをぶつけるかのように、襲いかかる7人の大人たちを殴り倒したのです。

その様子を見ていた慶蔵素流の道場を持つ慶蔵は感心し自分の道場の門下生になるよう言い、自分にもかかってくるように言いました。
殴りかかる狛治でしたがあっという間に慶蔵に気絶させられてしまうのでした。

こうしてなかば強引に門下生となった狛治に任されたのが、体の弱い慶蔵の娘、恋雪(こゆき)の看病だったのです。

ある時恋雪は、気分転換にその日行われる花火大会にいくよう提案しました。
すると狛治は「そうですね、目眩が治っていたら背負って橋の手前まで行きましょうか」と恋雪を連れていくと言ったのです。
これに驚く恋雪でしたが、狛治は「今日行けなくても来年も再来年も花火は上がるから、その時行けばいいですよ」と続けたのです。

父母も、自分ですらも自身の未来を想像できなかった恋雪は、当たり前のように自身の未来の話をしてくれ、世話を焼いてくれる狛治に次第に恋心が芽生えて行きました。
三年後、狛治と恋雪の二人は夫婦となることになったのです。


慶蔵と恋雪が毒殺される

慶蔵の道場は、慶蔵が山賊に襲われている老人を助けたことで、その老人から感謝のしるしとして譲り受けたものです。
しかしその土地を自分のものにしたいものたちがいました。
それが隣接した剣術道場の者たちです。
剣術道場の者たちが嫌がらせをするため、慶蔵素流の道場の門下生が増えなかったのです。

ある日、狛治は祝言をあげると報告の墓参りのために道場を留守にしました。
狛治が道場へ帰るとなんと慶蔵と恋雪は亡くなっていたのです。
力では慶蔵や狛治に勝てないと、剣術道場の者たちが慶蔵素流の道場の井戸に毒を入れたためでした。

愛するものたちが殺された恨みから鬼へ

狛治は復讐のために剣術道場を襲撃しました。
剣術道場の67名を素手で皆殺しにしたのです。

そこへ鬼舞辻無惨が現れ、「鬼を配置した覚えの無い場所で鬼が出たとの大騒ぎ、わざわざ出向いて来てみればただの人間とはな、なんともつまらぬ。」と狛治に語りかけました。
「どけ、殺す…ぞ」と殴りかかる狛治でしたが、鬼舞辻無惨は狛治を上回る速さで狛治の頭を手で貫き、「十二体ほど強い鬼を造ろうと思っているんだ。お前は与えられたこの血の量に耐えられるかな?」と狛治を鬼にしたのです。

【鬼滅の刃】猗窩座という名前に込められた意味

猗窩座という名前は当て字のように見えますが、漢字一つ一つをつなげると、「すみかを守れなくなった犬」という意味があるんです。
このことから155話のタイトルである「役立たずの狛犬」というのが猗窩座の名前の意訳ではないかと考えられます。

狛治自身を狛犬に当てはめ、自分の大事なすみかである道場を守れなかった、という思いからつけた名前なのでしょう。

【鬼滅の刃】猗窩座の強さ

十二鬼月の上弦である猗窩座の実力は相当なものでした。
ここからは猗窩座がどれほどの実力だったのかをお話させていただきます。

たった一人で「炎柱」煉獄杏寿郎を倒す

猗窩座が初めて炭治郎たちの前に現れた際、炭治郎は負傷しており戦える状態ではありませんでした。
しかし当時の「炎柱」である煉獄杏寿郎が猗窩座の前に立ちはだかります。

煉獄杏寿郎にあと少しのところまで追い詰められた猗窩座でしたが、煉獄杏寿郎へ致命傷を与えその場を立ち去ります。
鬼である猗窩座は回復しましたが、人間である煉獄杏寿郎は猗窩座の与えた傷により、そのまま息を引き取りました。

実力としては互角の戦いであったものの、鬼の体であるかどうかが勝敗を大きく左右する形となりましたね。

炭次郎と「水柱」冨岡義勇二人がかりで苦戦を強いられる

猗窩座が2度目に炭治郎の前に姿を現したのは無限城でした。
その際「水柱」である冨岡義勇と共にいた炭治郎は二人がかりで応戦しますが、苦戦を強いられました。

日の呼吸を操る炭次郎は柱の実力に及ぶと言っても過言ではないと考えられます。
その炭治郎と柱である冨岡義勇二人がかりでも苦戦するほどの圧倒的な強さを見せつけたのです。

【鬼滅の刃】猗窩座が操る技

ここからは猗窩座が操る技の一覧をご紹介いたします。

破壊殺・羅針(はかいさつ・らしん)

この技は敵の闘気や隙を察知することができます。
煉獄杏寿郎との戦闘開始時に使用しました。

破壊殺・空式(はかいさつ・くうしき)

空中で放った拳撃が地上にいる相手に降り注ぎます。
その衝撃の威力は煉獄杏寿郎をも圧倒するほどでした。

破壊殺・乱式(はかいさつ・らんしき)

衝撃波が発生するほどの拳による乱撃。
煉獄杏寿郎はこの技を「炎虎」にて、冨岡義勇は「凪」にて防ぎました。

破壊殺・滅式(はかいさつ・めっしき)

一瞬で間合いを詰めながら突進し、抜き手を放ちます。
この技で煉獄杏寿郎に致命傷を負わせました。

破壊殺・脚式流閃郡光(はかいさつ・きゃくしきりゅうせんぐんこう)

無数の蹴りを繰り出す技。
この技で冨岡義勇は離れた場所へ飛ばされました。

破壊殺・鬼芯八重芯(はかいさつ・きしんやえしん)

目にも止まらぬ速さで繰り出される八連撃。
炭治郎は「灼骨炎陽」で応戦しました。

破壊殺・砕式 万葉閃柳(はかいさつ・さいしき まんようせんやなぎ)

相手の頭上から強力な拳を振り下ろす技。
炭治郎はすんでのところで回避しました。

破壊殺・脚式 飛遊星千輪(きゃくしき ひゆうせいせんりん)

いたる方向から無数に蹴り上げる技。
炭治郎はこれをまともに受け、吐血するほどの傷を負いました。

終式・青銀乱残光(しゅうしき・あおぎんらんざんこう)

広範囲にわたり高速で拳を繰り出す技。
この技で炭治郎と冨岡義勇の二人に同時に襲いかかりました。

【鬼滅の刃】猗窩座は死亡した?猗窩座の泣ける最後とは

炭治郎に首を切られた猗窩座でしたが、まだやれる、強くならなければ、という強い思いから頭を再生しようとしていました。
そこへ恋雪が現れ「もうやめましょう。向こうに行きましょう。」と猗窩座を止めます。

強くならなければならないという猗窩座に恋雪はなぜ強くなりたいのか問います。
強くならなければ父に薬を持ってこれない、そう言い猗窩座は人間だった頃の記憶を取り戻すのです。
そして自分が1番殺したかったのは鬼となった自分自身だったのだと気付くのでした。

死ぬ間際猗窩座の意識の中に父が現れます。
そして人間のころの姿に戻った猗窩座は真っ当に生きられなかったことを謝るのでした。
そして父は師範の慶蔵の姿となり「お前がどんなふうになろうが息子は息子、弟子は弟子、死んでも見捨てない。…天国には連れてってやれねぇが。」と頭を撫で声をかけたのです。

次の瞬間、慶蔵の姿は鬼舞辻無惨の姿となり「強くなりたかったのではなかったのか?お前はこれで終わりなのか?猗窩座」を猗窩座の髪を掴みます。
鬼の姿に戻りかけた猗窩座でしたが、そこへまた恋雪が現れ、「狛治さんありがとう、もう十分です。もういいの、もういいのよ。」と声をかけます。
再度人間の姿に戻った猗窩座は、守れなかったこと、大事な時にそばにいなかったことを泣いて謝りました。
恋雪の「私たちのことを思い出してくれて良かった、元の狛治さんに戻ってくれて良かった…、おかえりなさい、あなた…」という言葉と共に猗窩座は灰となり散って行ったのです。

【鬼滅の刃】猗窩座の過去や強さを原作で確認しよう!

今回は猗窩座についてお話させていただきましたがいかがでしたか?
猗窩座にはとても悲しく切ない過去があったのです。その過去が猗窩座を強くする原動力になっていたのですね。

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