愛するものたちが殺された恨みから鬼へ

狛治は復讐のために剣術道場を襲撃しました。
剣術道場の67名を素手で皆殺しにしたのです。

そこへ鬼舞辻無惨が現れ、「鬼を配置した覚えの無い場所で鬼が出たとの大騒ぎ、わざわざ出向いて来てみればただの人間とはな、なんともつまらぬ。」と狛治に語りかけました。
「どけ、殺す…ぞ」と殴りかかる狛治でしたが、鬼舞辻無惨は狛治を上回る速さで狛治の頭を手で貫き、「十二体ほど強い鬼を造ろうと思っているんだ。お前は与えられたこの血の量に耐えられるかな?」と狛治を鬼にしたのです。

【鬼滅の刃】猗窩座という名前に込められた意味

猗窩座という名前は当て字のように見えますが、漢字一つ一つをつなげると、「すみかを守れなくなった犬」という意味があるんです。
このことから155話のタイトルである「役立たずの狛犬」というのが猗窩座の名前の意訳ではないかと考えられます。

狛治自身を狛犬に当てはめ、自分の大事なすみかである道場を守れなかった、という思いからつけた名前なのでしょう。

【鬼滅の刃】猗窩座の強さ

十二鬼月の上弦である猗窩座の実力は相当なものでした。
ここからは猗窩座がどれほどの実力だったのかをお話させていただきます。

たった一人で「炎柱」煉獄杏寿郎を倒す

猗窩座が初めて炭治郎たちの前に現れた際、炭治郎は負傷しており戦える状態ではありませんでした。
しかし当時の「炎柱」である煉獄杏寿郎が猗窩座の前に立ちはだかります。

煉獄杏寿郎にあと少しのところまで追い詰められた猗窩座でしたが、煉獄杏寿郎へ致命傷を与えその場を立ち去ります。
鬼である猗窩座は回復しましたが、人間である煉獄杏寿郎は猗窩座の与えた傷により、そのまま息を引き取りました。

実力としては互角の戦いであったものの、鬼の体であるかどうかが勝敗を大きく左右する形となりましたね。

炭次郎と「水柱」冨岡義勇二人がかりで苦戦を強いられる

猗窩座が2度目に炭治郎の前に姿を現したのは無限城でした。
その際「水柱」である冨岡義勇と共にいた炭治郎は二人がかりで応戦しますが、苦戦を強いられました。

日の呼吸を操る炭次郎は柱の実力に及ぶと言っても過言ではないと考えられます。
その炭治郎と柱である冨岡義勇二人がかりでも苦戦するほどの圧倒的な強さを見せつけたのです。

【鬼滅の刃】猗窩座が操る技

ここからは猗窩座が操る技の一覧をご紹介いたします。

破壊殺・羅針(はかいさつ・らしん)

この技は敵の闘気や隙を察知することができます。
煉獄杏寿郎との戦闘開始時に使用しました。

破壊殺・空式(はかいさつ・くうしき)

空中で放った拳撃が地上にいる相手に降り注ぎます。
その衝撃の威力は煉獄杏寿郎をも圧倒するほどでした。

破壊殺・乱式(はかいさつ・らんしき)

衝撃波が発生するほどの拳による乱撃。
煉獄杏寿郎はこの技を「炎虎」にて、冨岡義勇は「凪」にて防ぎました。

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