目次

産屋敷 輝利哉(きりや)

あまねと耀哉の間に生まれた5つ子の一人です。
体が弱く、13歳までは女の子として育てらる予定でした。
耀哉の死後は8歳にして立派に当主を務め、見事鬼舞辻無惨を討伐することに成功しました。

【鬼滅の刃】産屋敷家の呪いとは?

鬼舞辻無惨が原因の呪い

実は鬼舞辻無惨は産屋敷家の出身です。
平安時代、鬼舞辻無惨は体が弱く、20歳まで生きられないと宣告されていました。
善良な医者が鬼舞辻無惨が生きながらえられるよう苦心していたにも関わらず、病状が悪化していくことに腹を立てた鬼舞辻無惨はその医者を殺してしまいます。

しかし医者の殺害後、鬼舞辻無惨は自身の病状が良くなるだけでなく、強靭な肉体も手に入れたことに気づくのでした。
こうして一番最初の鬼が一族から出たために、産屋敷家は呪いにかかってしまったのです。

産屋敷の一族は短命

一族から最初の鬼である鬼舞辻無惨を出してしまったが為に、産屋敷家の子供は若くして病死してしまう呪いがかかってしまったのでした。
とある神主の助言で最初の鬼である鬼舞辻無惨を倒すことに心血を注げば一族は絶えないと教えを受けます。
そこで鬼殺隊が結成されたのです。

産屋敷家は代々神職を生業とする一族から妻をもらい、子供は死にづらくはなったのですが、一族の誰も30年と生きられない状況が続いています。

産屋敷耀哉の全身に広がるただれ

産屋敷耀哉の初登場の際は顔半分にただれが広がっている状態でした。
もうすでに目は白く、子供たちに手を引かれている状態だったことから、目は見えなくなっていたことが伺えます。

その後病は急速に耀哉の体をむしばみ、ただれは全身に広がっていきました。

【鬼滅の刃】産屋敷耀哉は死亡した?産屋敷耀哉の最後とは

鬼舞辻無惨の襲来を予知し悲鳴嶼行冥に伝える

産屋敷一族は特殊な声に加えて、未来を見通す力に優れていました。
これにより幾多の危機を回避し財をなしてきたと言われています。

耀哉は鬼舞辻無惨の来襲も予見しました。
5日以内に無惨が現れること、自信を囮にして無惨の首をとってほしいと悲鳴嶼行冥に伝えたのです。

他の隊士たちは自身が囮となることに合意しないであろうこともわかっていた耀哉は、悲鳴嶼行冥だけに依頼したのでした。

妻と娘二人とともに自爆

産屋敷耀哉の予想通り、鬼舞辻無惨が産屋敷邸に現れました。
産屋敷邸には他にも妻のあまねとひなきとにちかの3人がいましたが、鬼殺隊士など他の者の姿はありませんでした。

耀哉は、自分を殺しに来ると思っていた、と鬼舞辻無惨に語りかけます。
しかし無惨は、あまりにも弱々しい耀哉を前に興醒めしたと言い、耀哉を殺そうとしたのです。

そこで耀哉は夢は何かと無惨に問います。
永遠、そして不滅を求めており、その夢は禰豆子を手に入れれば達成できるのだと無惨は答えました。
耀哉は、永遠とは人の想いであり、想いこそが不滅なのだと無惨に伝えたものの無惨には全く響いていない様子でした。

「話は終わりだな?」と無惨は耀哉を殺そうとします。
すると耀哉は「ああ…こんなに話を聞いてくれるとは思わなかったな…ありがとう、無惨」という言葉を残し、なんとその場にいた妻子もろとも自爆したのです。

最後まで怒りや憎しみの感情を出さなかった

無惨は爆破されるまで産屋敷耀哉が自爆を企てていたことに気付きませんでした。

隊士をこどもと呼び可愛がる耀哉だけに、本当であれば怒り狂いたいほど憎い相手だったに違いありません。
しかし耀哉は全く敵意や殺意を見せませんでした。
「あれだけ殺意をあの若さで見事に隠し抜いたことは驚嘆に値する」と鬼舞辻無惨も驚くほどです。

【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の名言4選

おすすめの記事