【鬼滅の刃】蛇柱、伊黒小芭内を徹底解説!壮絶な過去や強さ、甘露寺との恋の行方も!
出典:アニメ「鬼滅の刃」公式サイト

目次

アニメ1期の初登場からネチネチと印象的なキャラクターだった伊黒小芭内ですが、原作では終盤に進むにつれて活躍するシーンが増え、彼の言動に心を打たれる人が続出しました。

また、伊黒小芭内には、想いを寄せている相手がいました。
彼の恋の行方も気になるところですよね。

そこで今回は、伊黒小芭内の強さはもちろん、彼の恋の行方、名言に至るまで余すことなくご紹介させていただきます。

「鬼滅の刃」アニメ4期の続きを今すぐお得に楽しめるサービス

題名収録巻
鬼滅の刃 アニメ1期漫画7巻の54話「こんばんわ煉獄さん」の冒頭まで放送
鬼滅刃 劇場版「無限列車編」漫画7巻の54話から8巻の69話まで収録
鬼滅の刃 アニメ2期「遊郭編」漫画8巻70話〜11巻97話まで収録
鬼滅の刃 アニメ3期「刀鍛冶の里編漫画12巻98話〜15巻127話まで収録
鬼滅の刃 アニメ4期「柱稽古編漫画15巻128話〜16巻136話まで収録
鬼滅の刃 アニメ5期「無限城編漫画16巻137話〜23巻205話最終回まで収録

表の通り、アニメ3期の続きを読みたい方は漫画15巻から読むことをオススメします!

アニメの続きが気になって、漫画で先読みしたい方は、下記2サイトをお得に利用しましょう!

楽天kobo
楽天kobo
楽天koboのおすすめポイント!
①400万冊の品揃え・ジャンルも豊富!無料作品も充実
②初めてのご購入でポイント70倍!その他お得なキャンペーンやクーポン多数!
③楽天ポイントが貯まる・使える!
ebookJapan
ebookjapan
ebookJapanのおすすめポイント
①60万冊のラインナップ、コミックの品揃え国内最大級!
②初回50%オフセールや、漫画購入毎にポイント還元!
③漫画は9000冊が無料読み放題!

【鬼滅の刃】伊黒小芭内とは?

まずは伊黒小芭内がいったいどのような人物なのかお話しさせていただきます。

伊黒小芭内のプロフィール

この投稿をInstagramで見る

 

ufotable(@ufotable_inc)がシェアした投稿


誕生日:9月15日
年齢:21歳
身長・体重:162センチ・53キロ
出身地:東京府八丈島八丈富士〈西山〉(八丈富士)
趣味:川柳、俳句、飴細工を作っているところをずっと眺める
好きなもの:とろろ昆布

ネチネチとした性格

この投稿をInstagramで見る

 

ufotable(@ufotable_inc)がシェアした投稿


伊黒小芭内は非常にネチネチした性格です。
仲間に対してもそれは変わらず、宇随天元が上弦の陸を討伐した際も「褒めてやってもいい」と非常に高圧的で「左手と左目を失ってどうするつもりだ、たかが上弦の陸との戦いで。復帰までどれだけかかる、その間の穴埋めは誰がするんだ」などとネチネチと説教をしたのでした。


蛇の呼吸の使い手

伊黒小芭内は鬼殺隊の最高位「柱」の中でも「蛇柱」を務める「蛇の呼吸」の使い手です。
うねる蛇のようなエフェクトが特徴となります。

蛇の呼吸は水の呼吸から派生した呼吸です。
蛇の呼吸は伊黒小芭内が編み出した独自の呼吸法であり、扱えるのは伊黒ただ一人だけになります。

伊黒小芭内の声優は鈴村健一さん

鈴村健一
出典:アニメイトタイムズ

 

伊黒小芭内のねちっこい印象の声を担当しているのが、声優の鈴村健一さんです。
鈴村健一さんの代表的な出演作には以下のものがあります。

  • 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シン・アスカ)
  • 銀魂(沖田総悟)
  • 黒子のバスケ(紫原敦)
  • 京騒戯画(明恵)
  • 曇天に笑う(比良裏)
  • 恋と選挙とチョコレート(毛利夜雲)
  • 桜蘭高校ホスト部(常陸院光)
  • デジモンフロンティア(木村輝一)
  • ヒカルの碁(伊角慎一郎)
  • うたの☆プリンスさまっ♪(聖川真斗)
  • Free!(御子柴百太郎)

有名な作品ばかりで、アニメ好きは誰しも耳にしたことのある声かと思います。

【鬼滅の刃】伊黒小芭内の壮絶な過去

そんな伊黒小芭内には壮絶な過去がありました。
ここからは伊黒小芭内の過去に迫ってまいります。

女系の一族に生まれる

伊黒
出典:pixiv@餅川モちこ

 

伊黒小芭内は女系の一族に生まれました。
かれは実に370年ぶりに生まれた男子だったのです。

蛇鬼の生贄として牢で生活

伊黒小芭内は生まれた時から座敷牢での生活をさせられていました。
親族は猫撫で声で、彼が気色悪いと感じるほど親切に彼に接していたのです。

実はこの一族は、下半身が蛇のような鬼に支配されており、この蛇鬼が人間を殺して奪った金品で生計を立てていました。
代わりに赤ん坊が好物であるこの鬼に、生まれた子供を生贄として捧げていたのです。

370年ぶりに生まれた男子であり、生まれながらに両目の色が異なっていた伊黒小芭内はこの蛇鬼に気に入られ、もっと成長して肥えてから食べるために座敷牢で育てられました。

簪(かんざし)で脱獄に成功

自分が生贄として育てられていたことを知った伊黒小芭内は、それからは逃げることだけ、生きることだけを考えるようになりました。
当時信用できる生き物はたまたま牢に迷い込んできた蛇の鏑丸だけでした。

盗んだ簪で座敷牢の格子を毎日削り続け、ついに脱獄に成功します。

蛇鬼に一族のほとんどが殺される

伊黒小芭内
出典:pixiv@餅川モちこ

 

伊黒小芭内の脱獄に、怒り狂った蛇鬼は一族のほとんどを殺し、彼を追ってきました。
途中で追いつかれ、危うく殺されるところに当時の炎柱が現れ、彼を助けたのです。

従姉妹から非難される

炎柱は、一族の中で生き残った従姉妹と会わせてくれました。
しかし、従姉妹は伊黒小芭内との再会を喜ぶどころか、「あんたが逃げたせいでみんな殺されたのよ!!あんたのせいよ、あんたが殺したのよ、生贄のくせに!!大人しく喰われてりゃ良かったのに!!」と伊黒小芭内を罵ったのです。

その正当性もない発言は、伊黒小芭内を傷つけ、彼はやり場のない思いを鬼にぶつけるようになりました。
そうして彼は柱となるまで力をつけたのです。

その後の従姉妹

それでも伊黒小芭内は従姉妹をずっと気にかけており、その後の様子を調べてもらいました。
従兄弟は残された財産で悠々自適に暮らし、結婚して子供にも恵まれ幸せに生きていたのです。

それが伊黒小芭内には信じられず、ショックでした。
幸せになってはならないというわけではありませんが、財産がどのようにして蓄えられたものであるか、自分たちの血筋のことなど、何もなかったかのように惨劇の起きた屋敷で贅沢をし続ける従姉妹のしたたかさが羨ましくもあり、恐ろしくも見えたようです。

【鬼滅の刃】伊黒小芭内の隠された素顔は?

伊黒小芭内素顔
出典:pixiv@百鬼。

 

普段包帯で口元を隠している伊黒小芭内ですが、原作22巻にてその素顔が明らかになりました。
なんと彼の口は左右に大きく割けていたのです。

伊黒小芭内は生まれつきこのような口を持っていたわけではありません。
一族を支配していた蛇鬼が彼を気に入ったがために、蛇鬼は自分と伊黒小芭内の口の形を自分と揃えると言って彼の口を切り裂き、溢れ落ちる血を盃に溜めて飲んだのです。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃との関係は?(おばみつ)

おばみつ
出典:pixiv@百鬼。

 

原作15巻では伊黒小芭内が甘露寺蜜璃のことが好きだということが明らかになりました。

柱稽古に参加した炭治郎が挨拶をしようと声をかけた際、「よろしくお願いしま…」と言い切る前に「黙れ殺すぞ」と言われるほどに炭治郎のことを嫌っていました。
甘露寺蜜璃と伊黒小芭内は文通しており、刀鍛冶の里で共闘した炭治郎とのことや訓練での様子などを伝えていたようで、炭治郎が甘露寺蜜璃と仲良くしていることに嫉妬したようです。

炭治郎が伊黒小芭内の柱稽古をなんとかクリアし次に進むことになった際、「じゃあな、さっさと死ねゴミカス、馴れ馴れしく甘露寺と喋るな」と吐き捨てられる、と言った具合でした。

伊黒小芭内の一方的な片想いかに思われた二人の関係ですが、実は両思いであったことが後に明らかになりました。
伊黒小芭内が甘露寺蜜璃を心配して声をかけると「キャ!!心配してくれてる」と喜んだり、無限城では「甘露寺に近づくな、塵共」という伊黒小芭内に対し「キャーッ!!!伊黒さん素敵!!」とときめくなどのシーンが描かれています。

【鬼滅の刃】伊黒小芭内の終盤での活躍と最後

アニメ1期ではほとんど出番のなかった伊黒小芭内ですが、終盤はどのような活躍があったのか気になりますよね。
ここからはそんな彼の終盤での活躍と、悲しい最後についてお話しさせていただきます。

柱稽古では太刀筋矯正訓練を担当

柱稽古では、伊黒小芭内は太刀筋矯正訓練を担当していました。

うねるような伊黒小芭内の一振りは、非常に正確な太刀筋がなせる技です。
くくりつけた隊士たちを避けつつ正確に刀を振れるよう炭治郎を鍛えました。

括られていた隊士たち

隊士たちがなぜ括られていたのかというと、どうやら伊黒小芭内の機嫌を損ねたことが原因だったようです。

「この…括られている人たちは何か罪を犯しましたか?」という炭治郎に対し、「…まぁそうだな、弱い罪、覚えられない罪、手間を取らせる罪、イラつかせる罪というところだ」と答えていました。


無限城内で鳴女と対峙

無限城内では、甘露寺蜜璃と共闘し、上弦の肆である鳴女と対峙していました。
無限城内を手足のように操る鳴女「血鬼術の殺傷能力はそれほどでもないが、煩わしさと厄介さは随一だな」というほど苦戦を強いられていましたが、愈史郎の作戦によって戦線から離脱することに成功します。

鬼舞辻無惨との最終決戦にて赫刀と字を発現

鎹鴉から、霞柱である時透無一郎が赫刀を発現させたという情報を得た伊黒小芭内は、赫刀の発現条件が握力によるものであることを推測し、見事赫刀の発現に成功しました。
その際、力を最大限に引き出していた伊黒小芭内は痣の発現にも成功しています。

伊黒小芭内の痣は、左腕から胸にかけての蛇のような模様です。

鬼舞辻無惨討伐後は蜜璃とともに息を引き取る

伊黒小芭内最期
出典:pixiv@河CY

 

生き残った隊士たちと力を合わせ、見事鬼舞辻無惨を討伐した伊黒小芭内でしたが、その代償は大きく、瀕死の状態となってしまいました。
最後の力を振り絞り甘露寺蜜璃を抱き上げます。

同じく瀕死の状態であった甘露寺蜜璃は「体が全然痛くないや…もうすぐ私死ぬみたい…」と伊黒小芭内に告げます。
自分の死期を悟っていた伊黒小芭内もまた 「俺もすぐ死ぬだろう、君は独りじゃない。」と伊黒小芭内が返しました。

役に立たなかったと謝る蜜璃に対し、 伊黒小芭内は、そんなことはない、初めて会った日から自分は甘露寺蜜璃に助けられていたのだと告げます。
その言葉を聞いた甘露寺蜜璃は「わああん、嬉しいよぉ、わたしっ…私伊黒さんが好き。」と甘露寺蜜璃は伊黒小芭内に想いを伝えました。

そして「伊黒さん伊黒さん、お願い、生まれ変われたら、また人間に生まれ変われたら、私のことお嫁さんにしてくれる?」と問う蜜璃に、「勿論だ。君が俺でいいと言ってくれるなら、絶対幸せにする、今度こそ死なせない、必ず守る…」と答えました。

そして蜜璃を腕の中に抱き抱え、伊黒小芭内は最後を迎えました。

【鬼滅の刃】伊黒小芭内の強さと技一覧

伊黒小芭内の柱としての強さも気になるところですよね。
ここからは伊黒小芭内の強さ、操る技を見ていきましょう。

伊黒小芭内の日輪刀

伊黒小芭内日輪刀
出典:Amazon.co.jp

 

伊黒小芭内の日輪刀は、波打つ刃の特徴的な刀をしています。
うねる太刀筋と合わせて放つ攻撃は強力なものとなります。

刀の鍔には蛇の模様があしらわれています。

蛇の呼吸 壱ノ型・委蛇斬り(いだぎり)

委蛇と名のつく通り、予測不能な軌道を描く一振りです。
鬼舞辻無惨との戦いでは、冨岡義勇と共闘した際にこの技を繰り出しました。

蛇の呼吸 弐ノ型・狭頭の毒牙(きょうずのどくが)

凄まじい闘気とともに斬りつける斬撃です。
鳴女との戦いで使用しましたが、鳴女の血鬼術に阻まれてしまいました。

蛇の呼吸 参ノ型・塒締め(とぐろじめ)

まるで大蛇が獲物を捕らえて締め上げるように攻撃を仕掛ける技です。
鬼舞辻無惨相手に使用し、無惨へ多方向からの斬撃を与えました。

蛇の呼吸 肆ノ型・頸蛇双生(けいじゃそうせい)

双頭の大蛇が絡み合うように見え、起動が読みにくく、避けるのが非常に困難な技です。
地中へ逃げようとする鬼舞辻無惨相手に使用しました。

蛇の呼吸 伍ノ型・蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)

大蛇と見間違えるほどの大幅なうねりで斬撃を与えます。
無限城内で大量の雑魚鬼を一掃するために使用しました。

【鬼滅の刃】伊黒小芭内の名言

ネチネチとした伊黒小芭内ですが、実は非常に胸を打つ言葉をいくつも残しています。
ここからは、そんな伊黒の名言を3つピックアップしてご紹介させていただきます。

「甘露寺に近づくな、塵共。」

https://twitter.com/obana01y/status/1237625996888559618

こちらは甘露寺蜜璃と無限城内に落とされた伊黒小芭内が、多数の雑魚鬼を一掃した直後に放った言葉です。
この言葉にときめいたのは甘露寺蜜璃だけではなかったはずです。

「鬼のいない平和な世界で、もう一度人間に生まれ変われたら、今度は必ず君に好きだと伝える。」

伊黒小芭内名言
出典:pixiv@百鬼。

 

こちらは伊黒小芭内の胸の内や過去が明かされた回での、伊黒小芭内の心の声です。

自分の生い立ちや血筋に劣等感を抱いている伊黒小芭内は、この汚れた血筋では甘露寺蜜璃の隣に立つ資格はないと考えています。
そのため、この時点では甘露寺蜜璃への思いは胸の内に秘めておこうと思っていた伊黒小芭内の決意でした。

「底抜けに明るく優しい君は、たくさんの人の心をも救済してる、胸を張れ。俺が誰にも文句は言わせない。」

自分は役に立たなかったと謝る蜜璃に対し、自分は蜜璃に救われたこと、そしてこの言葉を伝えました。
励ますとともに、男気も垣間見えるこの言葉にときめいた読者は多かったのではないでしょうか。

【鬼滅の刃】現代では伊黒小芭内の生まれ変わりが登場

鬼滅の刃の最終話では、鬼がいなくなった平和な現代が描かれ、鬼殺隊や関係者たちの子孫や生まれ変わりが登場しています。

鬼舞辻無惨討伐後に命を落としてしまった伊黒小芭内でしたが、現代の世界では甘露寺蜜璃の生まれ変わりと思われる女性と夫婦で定食屋さんを営んでいる様子が描かれていました。
生まれ変わった現代で夫婦となった二人を見て感動した読者も多かったはずです。

【鬼滅の刃】伊黒小芭内のまとめ

伊黒小芭内には悲惨な過去があり、また男気ある一面もある人物だったことがお分かりいただけたかと思います。
ぜひ皆さんも伊黒小芭内について知り、鬼滅の刃2期「遊郭編」をより一層楽しみましょう!

おすすめの記事