アニメ「ちはやふる 3期」第8話のネタバレと感想をご紹介!
出典:アニメ「ちはやふる」公式サイト

11月27日に放送のアニメ「ちはやふる 3期」第8首「これやこの」を見逃した方の為に、ストーリーのネタバレと感想をご紹介。

東・西日本予選当日。
太一や師の原田も参加する。
一方、西日本予選の会場では、周防久志から衝撃の発言が飛び出す。

前話の感想はこちらをチェック!

アニメ「ちはやふる3」第8話のネタバレあらすじ

千早が修学旅行先で太一が東日本予選に出場することを知り、気になりすぎて修学旅行を楽しむどころではなくなっていたその頃。
名人・クイーン戦東西の日本予選会場の当日が今回の舞台。
太一が修学旅行を休んでまで名人になりたいことを知った恩師の原田は自分と重ねて大会への闘志を燃やしていた。

北央かるた部須藤久は、吉野会大会で太一に負けた際の約束を守るため、大会辞退を申し出る。
そこで太一が「じゃあ、俺とあたったときに譲ってくださいよ」と提案する。
須藤は、「俺と当たる前に負けたら意味ないからな」「東日本予選大会なめるなよ」と気を吐く。

名人クイーンを決める予選大会。
日本中のA級の猛者が参加するまさに頂点をきめる大会で、かつて水沢かるた部と戦ってきた強者も続々参加していた。

一方、水沢かるた部の花野と筑波は場外で観戦するために会場を訪れていたが、そこで嘘をつかれたことに煮えたぎる怒りを見せる太一の母と遭遇する。

控室では、かるた連盟の吉岡らが談笑していた。
話題はもちろん誰が今大会の行方。
大方が現名人優勢と見るも、連覇していることもあり、王座を陥落させる人材に期待を膨らませていた。
吉岡は、綿谷新に期待を寄せる。
新の祖父は7連覇を果たし、「かるたの神様」と呼ばれた永世名人の綿谷始(あらた はじめ)ということもあり、期待していたのは皆も同じであった。

その新は会場で予選会参加者リストに太一の名前を見つける。
千早から修学旅行で参加できないことを聞いていた新は、太一が休んでまで真剣に名人になりたいという思いを知ることになった。
その時、現名人周防久志と若宮詩暢が現れる。
新はその時、幼少時代、祖父とテレビで名人戦を観戦していた頃に「お前が挑むんは、多分あの新名人になる」と言われた事を思い出していた。

周防をかるた連盟会長が出迎え、そこで衝撃の言葉を口にする。

「次5連覇して引退します。」

その場誰もが言葉を失う。
が、同時に出場者からは始まる前から5連覇が決まったかのような口ぶりにピリピリした雰囲気に変わる。

しかし、新だけは違った。
「名人になるのは俺の夢」「関係ない」

そして新の初戦。
同年代は全く相手にならない。そのスタイルは、綿谷始を彷彿とさせた。

初戦後、周防久志が新に声をかける。
「君はいつか名人になる。でもそれは次じゃない」「君を見てもテンションが上がらない」そう言い残して去る。

更に太一の初戦も始まる。
それをみていた太一の母は、名人になりたいという思いを知るが、受け入れられなかった。

居合わせた草野に協力を仰ぐが、試合直後の原田の鬼気迫る意気込みや太一の真剣な眼差し。

会場にいる誰もが名人になりたいと願い戦うその姿に草野は止めようとする太一の母を制止する。
太一の母の「いまだけのお遊びに!」という言葉に涙ながらに「一生やるかもしれないじゃないですか」と返す。

アニメ「ちはやふる3」第8話のネタバレ

現名人「周防久志」の引退宣言

予選会場に現れた周防久志は、会場につくなり、「次5連覇したら引退します。」と発言。
現在4連覇中の彼にとって今回の大会で5連覇となることは、もはや当然と言わんばかりの口ぶりです。
実際、絶対王者として長年敵なしの状態でしたので、その自信は実績に裏付けられています。
しかも、大学生からかるたを始めて現在に至るため、その発言を聞いていた周囲の出場者からは一気にピリピリとした緊張感に変わりました。

それもそのはず。

長年名人になるためにかるたで努力を重ねてきた原田のような出場者がほとんどです。
その中で大学生から始めて4連覇中の名人かつ、今回も当然のように勝てると言う圧倒的な天才にたいして、何も思わない人はそうそういません。
しかし、それが周防久志らしさとも言えます。

また、初戦を終えた新に対し、「君はいつか名人になれるよ。でも今回じゃない」「君をみててもテンションがあがらない」と伝える。
初戦の新の姿は、祖父の永世名人の面影を垣間見せるものでした。
しかし、それに対する。周防の言葉。
わざわざ、新の初戦を観戦していたことも踏まえると、今回の引退宣言や新への言葉など、どこか新に何かを期待しているようにも感じ取れます。

花野 菫(はなの すみれ)の太一への真っ直ぐな思いが太一のかるたへの迷いを打ち消す

嘘をついて大会に出場していることを知って会場にきた太一の母は、休憩中に太一を連れ戻そうとその場に居合わせた水沢かるた部後輩の花野 菫に協力を仰ぎます。
太一に思いを寄せる花野は、母と親密になることで妄想を掻き立てますが、一戦一戦必死で戦う原田や他の出場者、初戦と二戦目の太一の姿をみて、太一の母が会場に入ろうとするのを必死で制止します。
太一の母の「かるたなんてすぐやめるものなのに」
この言葉に対して、今まで一緒に戦ってきた太一とのシーンが走馬灯のように蘇ります。

団体戦で不利になった時の「するぞ!三勝!!!」という普段冷静な太一からは想像もつかない程に周囲を鼓舞する熱い姿など、かるた部の部長として、太一が苦心しながらもこれまでやってきたなかでの今回の予選大会。

花野は涙ながらに「かるたを一生やるかもしれないじゃないですか!」「自分になりたくて頑張ってるんです!!」と訴える。

そんな花野の姿を試合直後の太一が目撃。
何かかるたに対する心の中の引っかかりが取れたような、凛とした雰囲気に変わります。

太一のかるたへの思いが垣間見える

仮病を使って修学旅行に行かず、更には母には図書館に行くと嘘をついてまで、大会に出場する太一。
なぜこの大会にでるのか。なぜ名人になりたいのか。何になりたいのか。未だに明確にわからずにいました。

しかし、初戦後、草野が太一の母に放った言葉で、一気に迷いが消えます。

「自分じゃなくなりたい。でも、自分になりたい」

これは、今まで冷静に何でもこなし、千早や他の人を思って行動してきた自分を変えたいと言う思いと、名人になりたいと言う自分の理想とする自分になりたいと願う強い気持ちが言葉としてあらわれています。

アニメ「ちはやふる3」第8話の感想・口コミ

  筆者感想

人は誰しも、目標を見つけた時、なりたい自分への迷い悩みや葛藤などを経験するものです。
そしてそれは些細なことことで大きく変わります。
今回の太一はまさにそれを象徴とする回ではないでしょうか。

草野の太一を想い、陰ながら見てきたからこそ「自分になろうと頑張っているんです!」という言葉でした。
草野の気持ちを以前から知る太一ですが、この一言で吹っ切れるのも共感できます。

次回は、K大高校の小石川との一戦。
出場者の中で「あたったら負ける」と評判になるほど今大会大本命の相手との一戦です。
気持ちを新たにした太一の東日本予選の行方が期待されます。

  みんなの感想・口コミ

太一の今までの悩みや迷いに共感する人も多いのではないでしょうか。

草野の言葉で太一が変わろうとしている、そんな回でした。

 

花野の想いは本当に真っ直ぐ太一を見ていました。
これからファンになる方も多いでは?

周防久志の声の小ささは異常です。

何か目標や夢にを向かって進む気持ちの大切さ。今回で再認識できました!

 

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