【ワンピースネタバレ考察】銀斧の現在は?黒ひげに倒された可能性と最後のポーネグリフ

ロックス海賊団の謎に包まれたメンバー「銀斧」。長らく名前だけが語られていましたが、エルバフ編でついにその姿が初めて描かれました。

しかし明かされたのは過去の姿だけで、現在の生死や行方については依然として不明のままです。王直が黒ひげに倒されたことが判明した今、銀斧は一体どこで何をしているのでしょうか。

火ノ傷の男との関係や、ウルージとの不思議な共通点も気になりますね。

今回は、ワンピース最大の謎の一つである銀斧について、これまでに判明した情報と有力な考察をまとめてご紹介します。

銀斧の現在は生死不明

ロックス海賊団の元メンバー「銀斧(ぎんぷ)」は、ワンピース最大の謎の一つです。王直やキャプテン・ジョンと並んで名前が明かされたものの、その後の行方は完全に不明のまま。エルバフ編の最新話でようやく姿が描かれましたが、現在の生死については依然として謎に包まれています。

銀斧はゴッドバレー事件後に名を上げたとセンゴクが語っていることから、38年前の事件では生き延びたことがわかりますね。しかしその後どうなったのか、現在も生きているのか死んでいるのか、確かな情報は一切ありません。

あにま
銀斧って名前だけは有名なのに情報がなさすぎるよね!

ゴッドバレー事件後の行方

38年前のゴッドバレー事件でロックス海賊団が壊滅した際、銀斧は生き延びてその後さらに名を上げたようです。センゴクの発言から、事件後も海賊として活動を続けていたことがうかがえます。

金獅子のシキやキャプテン・ジョンと並んで語られていることから、相当な実力者だったと思われます。しかし白ひげやビッグマム、カイドウのように四皇になったという情報はありません。もしかすると、どこかの時点で姿を消したのかもしれませんね。

ゴッドバレー事件では、ロジャーとガープが共闘してロックス海賊団を壊滅させました。この戦いで生き延びたメンバーは、その後それぞれの道を歩むことになります。

エルバフ編での登場と謎

1156話でついに銀斧の姿が初めて描かれました。×印のサングラスをかけた筋骨隆々の男で、その背には巨大な斧を背負っています。若き日のロックスと共にいた場面では、「凶」という名前で極道として描かれていました。

興味深いのは、銀斧の体格が場面によって大きく変化している点です。最初はシャンクスくらいの体格でしたが、次の場面ではカイドウほどの巨体に変身していました。これは何らかの能力によるものと考えられますね。

黒ひげに倒されたのは王直

銀斧とよく混同されるのが、同じくロックス海賊団メンバーの王直(おうちょく)です。しかし王直については明確な情報があります。約2年前のロッキーポート事件で、黒ひげに倒されたことが1059話で判明しています。

王直は海賊島ハチノスのボスとして君臨していましたが、トラファルガー・ローが首謀者となったロッキーポート事件で黒ひげに敗北。これにより黒ひげがハチノスの新たなボスとなりました。つまり、銀斧と王直は全く別の人物で、異なる運命を辿ったわけです。

ロッキーポート事件の真相

ロッキーポート事件は、ローが首謀者、黒ひげが王直を倒し、コビーが市民を救ったという三つの側面を持つ重大事件でした。この事件で王直の生死が明らかになったことで、銀斧との違いもはっきりしてきましたね。

銀斧と王直の違い

王直は海賊島ハチノスで提督として君臨していたのに対し、銀斧については拠点となる場所の情報すらありません。王直は「海賊教祖」という異名を持ち、顔には特徴的な傷があります。

一方の銀斧は「極道・凶」として描かれ、巨大化する能力を持っているようです。王直が黒ひげに倒されたことが確定している以上、銀斧は別のどこかで独自に活動していた、あるいは既に死亡している可能性が高いでしょう。

1059話で黒ひげは「『ロッキーポート事件』じゃ世話になったな お前のお陰でおれァ『王直』を倒し!! 海賊島のボスになれた!!」とコビーに語っています。これにより王直の運命が明らかになりました。

あにま
王直と銀斧はよく一緒に語られるけど運命は全然違うんだね!

火ノ傷の男説と最後のポーネグリフ

ワノ国編終盤でキッドが口にした「火ノ傷の男」。この謎の人物が最後のロードポーネグリフを持っていると言われています。実は銀斧がこの火ノ傷の男なのではないか、という考察が存在するんです。

マントの炎模様と入れ墨の秘密

1156話で描かれた銀斧の姿には、いくつか気になる点があります。背中に背負った斧や胸の入れ墨など、特徴的な見た目をしていますね。

一部の考察では、銀斧の持つマントや装飾品に炎のような模様があるのではないかと指摘されています。もしこれが本当なら、「火ノ傷」という異名との関連性が出てきそうです。ただし、これはあくまで推測の域を出ません。

火ノ傷の男の特徴は、1081話で明らかになりました。真っ黒い船に乗り、巨大な渦で敵船を沈めるとされています。能力者の可能性も高いようです。

最後のロードポーネグリフ所持の可能性

かつて魚人島にあった最後のロードポーネグリフは、現在行方不明です。これを火ノ傷の男が持っているとされていますが、もし銀斧がその人物だとしたら、どういう経緯で入手したのでしょうか。

ロックス海賊団は世界政府と敵対していたことから、古代兵器やポーネグリフに関する知識を持っていた可能性があります。銀斧がゴッドバレー事件後に魚人島を訪れ、ロードポーネグリフを持ち出したという説も考えられますね。

ただし、これには疑問も残ります。魚人島は長らく白ひげのナワバリでした。白ひげも元ロックス海賊団のメンバーですから、同じ船に乗っていた銀斧が勝手に持ち出すのは難しかったのではないでしょうか。

あにま
銀斧が火ノ傷の男だったら物語が一気に動きそうだね!

銀斧の能力と強さ

エルバフ編で初めて描かれた銀斧の戦闘シーンから、驚くべき能力の一端が明らかになりました。ダメージを受けた後に体が巨大化する様子が描かれており、これはある人物の能力と酷似しているんです。

巨大化する悪魔の実

銀斧はダメージを受けると体が巨大化してパワーアップするようです。最初はシャンクスほどの体格でしたが、海賊に蹴られた後、カイドウに匹敵するほどの巨体に変化しました。

この能力が悪魔の実によるものなのか、それとも何か別の技術なのかは不明です。ただ、ウルージが持つ「因果晒し」という技と似た性質を持っているのは間違いありません。

1156話で描かれた銀斧は、海賊から攻撃を受けた直後に体格が劇的に変化しています。この描写から、ダメージを力に変換する能力を持つと考えられます。

ウルージとの関連性

最悪の世代の一人、怪僧ウルージも、ダメージを受けると体が巨大化してパワーアップする能力を持っています。この共通点から、ウルージが銀斧の能力を受け継いでいるのではないかという考察が生まれました。

もし銀斧が既に死亡しているとすれば、その悪魔の実がどこかで復活し、ウルージが食べた可能性があります。空島出身のウルージがどうやってその実を手に入れたのかは謎ですが、何らかの縁があったのかもしれませんね。

さらに興味深いのは、ウルージが空島出身で背中に翼を持つという点です。もしかすると銀斧にも空島との繋がりがあり、それがウルージへの能力継承に関係しているのかもしれません。

あにま
ウルージさんの能力の秘密がここで明かされるかも!

その他の有力説を検証

銀斧の正体については、他にもさまざまな説が唱えられています。既に登場しているキャラクターが実は銀斧だったという可能性も含めて、いくつかの説を検証してみましょう。

スリラーバークのゾンビ説

スリラーバーク編に登場した将軍ゾンビの中に銀斧がいるという説があります。実際、キャプテン・ジョンはゾンビとして登場していました。

銀色の甲冑を着て、左手に斧を持った騎士のゾンビが銀斧ではないかと指摘されています。もしこれが本当なら、銀斧はスリラーバーク編の時点で既に死亡していたことになりますね。ゲッコー・モリアがどこかで銀斧の遺体を見つけ、ゾンビとして蘇らせた可能性があるわけです。

ただし、これはあくまで推測です。確定的な証拠はなく、単なる偶然の一致かもしれません。

スリラーバーク編(452話)には多数の将軍ゾンビが登場しました。その中には実在の海賊をモデルにしたキャラクターも含まれていたため、銀斧がいても不思議ではありません。

ギャバンやヨーキなど正体説

銀斧の正体が既存キャラクターであるという説もいくつか存在します。最も有力なのは、ロジャー海賊団のNo.3と言われるスコッパー・ギャバンです。

ギャバンも斧を武器としていることから、銀斧と何らかの関係があるのではないかと考えられています。ただし、ロジャー海賊団とロックス海賊団は敵対関係にありましたから、同一人物というのは考えにくいですね。

他には、斧手のモーガンルンバー海賊団のキャプテン・ヨーキなどの名前も挙がっています。モーガンは名前に「斧」が入っていますし、ヨーキは生死不明のまま行方がわからなくなっているキャラクターです。

これらの正体説は、いずれも決定的な証拠がありません。あくまで読者による考察の範囲内です。今後の展開で真相が明らかになることを期待しましょう。

あにま
銀斧の正体、早く知りたいなあ!
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