呪術廻戦ネタバレ191話|禪院直哉、呪霊になって再登場!!

渋谷事変後、羂索と接触していたことが判明した加茂。
しかし、総監部は既に羂索の手中に収められていたことが語られます。

一方、桜島の結界に飛来していた呪霊は、目でとらえられないほどのスピードを出せることも判明しました。

その呪霊が目標に定めたのは、真希。
明確な意思を持って、真希を狙う理由を持った呪霊だったのでした。

それでは、話題を席巻する『あの男』が衝撃の再登場を果たす第191話「桜島結界①」のネタバレです。

呪術廻戦前回190話のおさらい

鹿紫雲の呪力の影響で、海面は水蒸気爆発を起こしていました。
小さくなったパンダは秤の身を案じながら、様子を見守っています。

そこから離れた陸に上がった鹿紫雲を、秤は待ち構えていました。
爆発の衝撃から身を守るため、敢えて左手を犠牲にしたのです。

宿儺との戦いのために、術式を行使せず戦い続けていた鹿紫雲。
その鹿紫雲に、秤は「宿儺に会わせる」という旨の条件を提示しました。

その後、「お前の漫画を読んでやる」という話をするため、シャルルの元へと秤は向かいました。
そこに現れたのは、京都校の西宮桃。
彼女は、総則の追加について、ある情報を秤に届けるためにやってきたのでした。

西宮が言うには、「真希は結界を素通りできる」とのこと。
真希と憂憂の能力があれば、結界間のやりとりは可能になるから後回しでいい。
西宮の言葉に、秤は疑問を口にします。

西宮は秤に、「真希は怪物に成った」と伝えました。

その頃、真希は加茂憲紀と共に桜島の結界にいました。
次の結界へ移動しようとしていた真希ですが、次の瞬間何かの気配を察知します。

そのとき、桜島結界上空には、正体不明の呪霊が迫っていたのでした。

呪術廻戦ネタバレ最新話191話の考察

呪術廻戦ネタバレ最新話191話考察|真希の「私用」って何?

憂憂の協力を必要としたという、真希の「私用」。どういった内容だったのでしょうか。

考えられるものとして、禪院家全滅の際の「その場にいなかった者たちの捜索」が上がっています。

真希は、禪院家に所属する術師や戦闘員を、ひとり残らず仕留めています。
しかし、当日禪院家におらず、外で活動していた人も何人かいましたよね。

この、「その日その場にいなかった禪院家関係者」を探すのを、憂憂(と冥冥)が手助けしたのではないでしょうか。

冥冥は遠隔探知が可能な術式を持っています。また憂憂も、瞬間移動のような能力持ちでは?という説が有力になっています。

姉弟のこの能力があれば、その場に居合わせなかった人物も、容易に探せそうではありますよね。

呪術廻戦ネタバレ最新話191話考察|呪霊の正体は禪院直哉?

190話ラストで、謎の呪霊が登場しました。セリフの特徴から、黒沐死のような昆虫タイプの呪霊では?との見方が強まっています。

一方で、「あれは禪院直哉では」というユニークな考察も見られるんですよ。

禪院直哉と言えば、禪院家滅亡の際に真希に敗れ、最期は真希の母親に背後から刺されて絶命しました。

実はこのとき、「呪力で死んだわけではないから、死後呪いに転ずるのでは?」との声が上がっていました。

術師から呪霊は生まれないと、作中では言われています。しかし、術師が死後呪いになることはある、とも言われていました。

このため、「直哉、死んだあと呪霊になりそう」との考察をする人もいたんですね。
死因が呪力関連でなかったことが、そういった考察を後押ししました。

そして今回、真希を狙ったかのように桜島結界に謎の呪霊が現れました。

こういった背景があったため、「あれは真希を狙ってやってきた、呪霊になった禪院直哉」説が浮上したんですね。

呪術廻戦ネタバレ最新話191話考察|加茂家の当主が他で立った、とは?

190話で、加茂憲紀は自分のことを「庶子」と言っていました。
辞書によれば「庶子」とは、「本妻以外の女性から生まれた子」のことです。

加茂憲紀の母親は、加茂家当主の側室でしたよね。
正室が、相伝の術式を持った男児を産めなかったため、嫡流とされてきたのが憲紀でした。

ところが、「加茂家当主が他で立った」という発言が、190話で見られます。

これまでの情報で、加茂家は「血筋を重んじる家系」という話もありました。
そうなると、「正室が相伝の術式を有した男児を産んだ」と考えるのが自然です。

しかし、術式の発現は6・7歳前後、という話でしたよね。正室の子が成長して、相伝の術式持ちだということが判明したのでしょうか。

それとも、何か別な事情が加茂家に巻き起こったのでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ191話

呪術廻戦ネタバレ191話|事変後の加茂家

渋谷事変から3日後の11月3日、加茂は京都にある宗家の屋敷に辿りつきました。
「四乃」という老女に、楽巌寺学長や五条家・禪院家と連絡を取りたいと言う加茂に、老女は意外な反応を見せます。

「童(わっぱ)、何処から入った」

宗家の跡取りであるはずの加茂憲紀のことを、認識できていないようなことを四乃は言います。
さらには、守備隊長の名前も間違っている様子。

更に「貴様は憲倫様とは似ても似つかぬ」とまで言い出します。
これを聞いた加茂は、何かに思い至り、走り出しました。

呪術廻戦ネタバレ191話|羂索との接触

「四乃は今、150年程前を彷徨っているんだ」

加茂が辿りついた先にいた羂索は、そう加茂に告げます。
彼は、加茂が宗家の屋敷までやってきた理由を正確に把握していました。

渋谷事変と、五条悟の封印、そして死滅回游。
これらはすべて、加茂憲倫(の名前を使っていたことがある羂索)が主犯であると言えることです。
つまり、加茂家に関わる人間が引き起こした事件であるとも言えることでした。

そして、加茂家は総監部の中で発言力のある、保守派の家柄です。
「夏油傑」に死刑執行命令が出されたということは、保守派にもいろいろ派閥があるのではないか。
加茂はそう考えました。

そこで、加茂家の発言力を使い、楽巌寺学長に通達の取り下げを嘆願しようとしていたのでした。
「五条悟の封印を解く行為」は、解釈次第でいくらでも加茂たちの不利になりかねない内容だからです。

しかし、総監部と加茂家は、既に羂索に乗っ取られてしまったあとでした。
さらには、加茂家25代目当主も、羂索の手中です。

これが、加茂がいろいろなものを失った経緯でした。
しかも羂索は、「気味が生きていても何にもならない」とまで言い放ちます。

加茂ほどの実力があっても、もうどうにもできることはない。
それがはっきりと描かれた場面でした。

呪術廻戦ネタバレ191話|謎の呪霊

前回の続き、桜島結界の様子も描かれました。
正体不明の呪霊を、真希と加茂は見上げます。

呪霊だが、「何とも言えない妙な気配」を感じ取り、ふたりとも戸惑っていました。

一方、真希と加茂を見つけたらしい呪霊は、笑い声のような声をあげ、急降下を開始します。
至近距離にいた加茂には目もくれず、真希に体当たりする呪霊。

あまりにも速いその動きは、加茂に見ることすらできませんでした。

吹き飛ばされた真希は、無事ではあるものの呪霊の動きに違和感を覚えます。
「速いだけじゃない」
真希の攻撃を避け、反撃してくるその様子に、何かを真希は感じていました。

呪術廻戦ネタバレ191話|禪院直哉、呪いに転ずる

巨体を叩きつけるようにして、真希を攻撃する呪霊。
その一部から、真希の見知ったある人物の顔が露出しました。

「こんにちは、真希ちゃん」

こっち側に来た、と真希に告げるその顔の持ち主の名前は、禪院直哉。
禪院家壊滅の際真希に敗北した、通称「論外の男」です。

呪力でとどめを刺されたわけではなく、さらに真希への強い執着もあった直哉。
どうやら、死後呪いへと転じ、真希を追って桜島結界へと飛来したようです。

真希は、以前直哉と戦った際、その速さに違和感を覚えていました。
同じような原理の速度を、呪霊の動きから感じたのでしょう。

呪いになった直哉vs真希の戦いは、果たしてどうなるのでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ191話のまとめ

いかがでしたか?

加茂憲紀に何があったのかが、少しだけ明らかになりました。
羂索に先回りされ、対策したかったことがすべて不発に終わった、とのことでしたね。

跡取りの件や、髪を切るに至った理由なども、明らかにしてほしいところですね。

また、ツイッターを騒がす出来事になった禪院直哉の再登場も、興味深いことでした。
これまで何度も、登場しては話題になっていたキャラですから、今回もやはり大盛り上がりになりましたね。

真希との因縁が桜島結界に来た理由であるようですが、彼が雪辱を果たすことはできるのでしょうか?

次週は休載です。
これまでの気になることなどを、まとめておきたいですね。

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