【チェンソーマン】早川アキの死亡の真相とは?死亡シーンや死因を徹底解説!
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

早川アキはクールな雰囲気のキャラクターですが、面倒見が良く、デンジのパートナーにして、兄貴分のような人物です。

しかし、彼は物語の半ばで死んでしまいます。アキの死因は何なのか、そして、なぜ死ななければならなかったのかを解説しましょう。

【チェンソーマン】早川アキとは?

悪魔嫌いのデビルハンター

チェンソーマン
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

早川アキは、公安に所属しているデビルハンターで、大変な悪魔嫌いで有名です。そのため、初登場時はデンジやパワーに対して風当たりが強く、キツイ言動が目立っていました。

狐の悪魔や、呪いの悪魔、未来の悪魔など、多数の悪魔と契約をしており、優れた実力を持ったデビルハンターです。

当初のパートナーは、姫野でしたが、彼女が亡くなったので、代わりに天使の悪魔とバディを組むことになります。

自身の命を省みない一面があり、呪いの悪魔と契約を結ぶ際は、自分の寿命を代価としています。

そのため、物語序盤からアキの寿命は少なく、約2年程度しかなかったのです。

目的は銃の悪魔への復讐

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出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

アキがこれほど悪魔を嫌っているのは、彼の過去が影響しています。

彼は子供時代に、北海道で両親や弟と一緒に暮らしていましたが、突如現れた銃の悪魔によって家族を殺されてしまったのです。

銃の悪魔に復讐を誓ったアキは、公安所属のデビルハンターとなりました。

公安には、彼と同じく銃の悪魔に復讐しようとするものが大勢いましたが、銃の悪魔は強力な力をもっているため、大抵は復讐を諦めてしまいます。

それでも、アキは復讐を諦めることができませんでした。


本当は繊細?優しい人柄

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出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

悪魔への復讐心のため、一見冷徹に見えますが、本来アキはとても繊細で優しい性格をしています。

面倒見の良い一面があり、過去に世話を焼いていた後輩が悪魔に殺された際は、こっそり泣いていました。

又、デンジとパワーのために食事を作ってやるなど、家事が得意な一面もあります。

デンジ達も、普段はアキと喧嘩ばかりしていますが、心の奥底では、彼に感謝しているのか、いつしか3人には家族のような絆が芽生えていったのです。

【チェンソーマン】早川アキの死亡シーンは?(ネタバレあり)

アキは何話で殺された?

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出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

アキの死亡シーンが出てくるのは、行本9巻に収録されている79話です。

このエピソードでは、アキが銃の魔人となってしまったために、無差別に人を攻撃していったので、デンジはチェンソーマンに変身してアキと戦う羽目になります。

この79話の扉絵には、子どもになったアキ、デンジ、パワーが、兄弟のように寄り添って、写っている写真が描かれています。

この写真の下の部分には「6.12」と書かれており、いかなる意味があるのかファンの間で、様々な考察がされています。

その内の一つが、2016年6月12日に米国で発生した、オーランド銃乱射事件を暗示しているという説がありますが、はっきりとしたことはわかっていません。

ちなみに、6月12日の誕生花は、ライラック、ユッカで、ライラックは「友情」「青春の思い出」を意味しており、ユッカは「勇壮」「颯爽とした」を意味しています。

アキとデンジとの関係を考えると、ライラックの「友情」「青春の思い出」が該当すると思われます。

アキの死因は?

出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

アキの死因は、チェンソーマンになったデンジに殺されるという、とても無惨なものです。

事の発端は77話で、アパートの部屋にいたデンジが、マキマからの電話を受けるところから始まります。

彼女はデンジに電話で、銃の魔人がそっちに来ているという警告をしました。

すると、インターホンが鳴っていたので、デンジが扉を開けると、そこにいたのは銃の魔人となったアキだったのです。

そして、次のエピソードである78話で、アキは、チェンソーマンとなったデンジと戦うことになり、79話でデンジに殺されてしまいます。


デンジがアキを殺した理由は?

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出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

銃の魔人となったアキは、完全に自我を失ってしまいます。当の本人は子供時代に戻って、デンジとパワーと共に、雪合戦をしている夢を見ていました。

しかし、実際には無差別に人を攻撃していったので、デンジは必死でアキを止めようとしていましたが、大勢の人たちが助けを求めていたので、やむなく戦うことになったのです。

激しい戦いの果てに、チェンソーマンの刃がアキの体を貫いてしまい、とうとうアキは、絶命してしまいます。

【チェンソーマン】早川アキが死ぬまでの経緯

死因は未来の悪魔に予知されていた

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出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

アキの死は、彼と契約している未来の悪魔からすでに予知されていました。

アキは近々行われる銃の悪魔との戦いの前に、いきなり未来の悪魔から、自分が死ぬ未来を見せつけられてしまいます。

後で彼に、自分が見た未来について問いただすと、未来の悪魔はこう言いました。

キミとパワーはデンジにグチャグチャに殺される。その後、悪魔に最も恐れられる悪魔が現れるだろう!

未来の悪魔が、なぜ、アキにそのような未来を見せた理由はわかりません。そのうえ、予知に対して具体的な説明もしないので、彼はアキに嫌がらせをしているようにも思えます。

また、悪魔に最も恐れられる悪魔に関しては、チェンソーマンのことと思われ、彼が悪魔の最大の敵になるという意味のようです。

尚、前述したように、6月12日の誕生花の一つユッカは、「勇壮」「颯爽」を意味しています。

チェンソーマンは、暴走したアキを殺して人々を守っているので、彼が悪魔と戦うヒーローとして、人々に知られることを暗示しているようにもとらえることができます。

マキマに相談

自分の死が確実とわかったアキは、腕を亡くした天使の悪魔の元へ行きました。

そして、自分が死んだあと、彼が公安に処分されないように、自分と岸辺隊長の推薦状を渡したのです。

事情を察した天使の悪魔は、マキマならなんとかしてくれるかもしれないと言って、アキを連れてマキマの元に相談しに行きました。

本性を現したマキマ

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出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

アキと天使の悪魔は、海岸にいるマキマの元に向かいました。

アキは、彼女に、どんな悪魔とでも契約するから、自分が死んだ後でも、デンジとパワーが幸せに生きていけるようにしてほしいと頼みこみます。

するとマキマは、自分と契約しようと言い出しました。戸惑うアキに対して、今度は命令口調になって自分と強制的に契約を結ばせたのです。

そばにいた天使の悪魔は、マキマに封じられた記憶を思い出し、彼女の正体を思い出しました。

天使の悪魔は、マキマに切りかかりましたが、マキマの力に屈服してしまいます。

彼女の正体は「支配の悪魔」だったのです。

銃の魔人になってしまった理由は?

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出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

銃の悪魔の一部を所持する米国の大統領は、マキマに支配されることを恐れ、全国民の寿命を一年分与えるという契約で、日本に銃の悪魔を向かわせました。

一方、マキマによって、完全に洗脳されたアキと天使の悪魔は、自分たち同様、マキマに支配されたデビルハンターや悪魔と共に、日本に来る銃の悪魔と戦うことになります。

戦いは苛烈を極めましたが、銃の悪魔は倒される前に、アキの体に乗り移って逃亡してしまいます。

この時に、アキは銃の魔人となってしまったのです。

【チェンソーマン】早川アキが死んだ意味とは?

マキマの策略

アキが銃の魔人となったのは、マキマの策略によるものと思われます。

彼女は、はじめからアキを銃の魔人に変えさせるために、銃の悪魔と戦わせたのです。

そして、デンジにアキを殺させるように仕向けたのでした。

マキマは、デンジに幸福を与えてから、彼が浸っている幸福を壊そうとしていました。そのために、アキやパワーにデンジの疑似家族となってもらったのです。

アキは、悪魔嫌いでありながら、とても世話焼き屋で優しい性格をしているので、デンジの兄貴分としては申し分ない存在でした。

そして、デンジにアキを殺させることで、デンジの幸福を壊すことができると思ったのでしょう。

マキマの目的

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出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

マキマがデンジの幸福を壊す理由は、チェンソーマンを手に入れるためだったのです。

デンジは死ぬ寸前、ポチタと契約し、チェンソーマンとして生きながらえることができました。

その時の契約の代価は「普通の生活」をするというものだったのです。

そのため、マキマはアキをデンジの兄とし、パワーは妹のような存在にして、デンジの家族を作り上げて、彼に普通の幸福を授けました。

そして、デンジの幸福を壊すことで、ポチタとの契約を解消させて、チェンソーマンの力を手に入れようとしたのです。

【チェンソーマン】早川アキの死亡のまとめ

チェンソーマンの第1部は、アキの死をきっかけにクライマックスに向かってゆきます。

そして、デンジとマキマの対決という、怒涛の展開が始まりますので、是非とも原作をチェックしてください。

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