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五老星はどんなダメージを負ってもすぐに再生するため、不死ではないかと考えられてきました。
しかし、傷を再生できるのなら、サターン聖の額に傷があるのはなぜでしょう?
本記事ではサターン聖の額の傷から、五老星の倒し方について考察していきます。
五老星は不死身のような体を持つ
どんな傷を負ってもすぐに再生

五老星の圧倒的な強さを支えるのが、常識を超える再生能力です。
作中ではナイフに刺された傷や、千切れた腕も傷を残さず一瞬で再生していました。
また、攻撃が通用している点から、ロギア系のように体を流動化させることで再生しているわけではないと考えられます。
そのため、五老星は不死鳥マルコのような、再生能力を有した能力を持っているのでしょう。
カイドウのような傷が残らない体質?

能力以外に、傷が残らない体質を有している可能性も考えられます。
例えば、元四皇の一角だったカイドウは、攻撃を受けても傷が残らない頑丈な皮膚を持っていました。
しかし、カイドウは決して高い再生能力を持っているわけではありません。
皮膚が頑丈すぎて、治らないような傷を受けることがないだけです。
我々もかすり傷程度なら、体に跡が残らず直りますよね?
しかし、五老星は手が千切れるような大ダメージを負っても、跡を残さず再生していました。
そのため、皮膚の頑丈さでいえば、並程度だと考えられます。
悪魔の実の能力であるのは確定的?

サターン聖が持つ不死性は、どのように手にしたのかは未だ明かされていません。
ただ、サターン聖の再生能力は、悪魔の実のような後天的要素で手に入れたものと考えられます。
以前はオペオペの実の手術を受けて、不老不死になったのでは?と考えられていました。
しかし、オペオペの実による手術で獲得できるのは「不老」だけであることが、コミックの修正で強調されています。
また、正体が悪魔など、最初から不死性を持っている存在なら、サターン聖のように傷が残るのは不自然だからです。
サターン聖の額に傷があるのは不自然
五老星の能力で傷は残らないはず

超再生能力を持っている五老星の一角であるサターン聖は、どんな傷を負っても元通りに再生してしまいます。
しかし、サターン聖は決して不死ではありません。
その理由として挙げられるのが、額に残る大きな傷です。
千切れた腕を治せるサターン聖の再生能力をもってすれば、こんな傷も残さずに再生できますよね?
では、なぜ額の傷は治さないのでしょうか?
答えは治さないのではなく、治せないのでしょう。
つまり、サターン聖に再生できないようなダメージを与える方法があるということです。
再生能力に覇気は通用しない

少なくとも、覇気ではサターン聖の再生能力を突破することはできないでしょう。
なぜなら、覇気は能力者の実体を掴めるようになるだけで、能力を無効化しているわけではないからです。
同じように再生能力を持つマルコも、覇気の攻撃を喰らっても再生能力が無効化されることはありませんでした。
そのため、海軍側はマルコに海楼石をかけて、能力を無効化する手段を取っていたのです。
海楼石を繋がれるような存在ではない

仮にサターン聖の額の傷が、悪魔の実の能力を無効化されている際につけられたとしたら、少し違和感があります。
悪魔の実の能力を人為的に無効化する方法は、現状海楼石とヤミヤミの実の2種類だけです。
しかし、五老星は「ワンピース」の世界における、神のような存在となっています。
そんな存在が、手錠をはめられる姿など想像も付きません。
そのため、能力を無効化してつけられた傷なら、ヤミヤミの実によるものと考えるのが妥当でしょう。
サターン聖の額に傷をつけた方法を考察
再生しきれないほどのダメージを負わせた
サターン聖の額に傷をつけた方法について考察していきます。
まず、サターン聖に再生できないほどの傷をつけた可能性です。
いくら再生能力持ちと言っても、無制限に再生できるわけではないでしょう。
例えば、全身がバラバラになるほどのダメージを与えたなら、再生にはかなりの時間がかかるはずです。
そのため、額の傷は、自己再生の範疇を超えたダメージを負った残り傷と考察できます。
五老星に傷をつけるのがニカの能力?

次に考えられるのが、ニカに五老星の再生能力を無効化する力が宿っている可能性です。
五老星は何年もの間、ニカの復活を阻止しようと画策してきました。
しかし、不死の力を持っている五老星なら、何が復活しようと自分たちで倒せるはずです。
そんな五老星たちが、なんとしてもニカの復活を防ぎたかったのは、ニカの力が五老星の天敵となるものだったからではないでしょうか?
つまり、ニカには五老星の再生能力を突破して、ダメージを与える力があると考えられます。
不死身になる前についた傷?

続いて考えられるのが、そもそも不死身になる前につけられた傷という可能性です。
例え五老星といえど、生まれた時から不死身だったわけではないでしょう。
悪魔の実を摂取するなど、外的要因で手に入れた能力だと考えられます。
しかし、温室育ちの天竜人である五老星たちが、傷を負うような危機的状況に巻き込まれるとは考えにくいです。
そのため、五老星はかつて神の騎士団のような、天竜人の中でも武闘派集団に所属していた可能性があります。
サターン聖の額の傷についての考察まとめ
ここまでサターン聖の額の傷について考察してきました。
この傷があることで、「五老星も決して不死身ではない?」と考察の余地を生んでいます。
しかし、ニカの力に目覚めたルフィでも、再生能力を突破することはできていません。
今後どのように、五老星の再生能力に対抗していくのか目が離せませんね。