【ワンピース1166話ネタバレ】『世界の王の夢』ロックスからロキへの継承!シャンクス発見・ドラゴン投獄

目次

ゴッドバレー事件の完結と新たな物語の始まり。1166話は過去と現代を繋ぐ重要な転換点となります。

ガーリング聖、ソマーズ聖、マフィー宮がロックスに最後の一撃を放ち、最強の海賊は感謝の言葉を残して散りました。ロジャーは宝箱の中で赤ちゃんシャンクスを発見し、ドラゴンは海軍を離脱する決意をガープに告げます。

そして最も衝撃的なのはハラルド王の決断です。巨人を助けられなかった罪悪感から、エルバフを世界共同体に組み込むことを決意。マリンフォードで世界政府と海軍の前に立ち、古代巨人族の象徴である角を自ら引き抜き、血に染まった顔で謝罪します。「巨人族1000年の罪を償わせてください」と。

章の最後にはイムの目が映し出され、不穏な空気が漂います。来週は休載なし。物語は加速していきます。

来週は休載なし!1167話で物語はさらに進展します。ハラルドの決断がエルバフと世界政府の関係をどう変えるのか、注目です。

◉◉ワンピース1166話 速報 新たな物語◉◉

週刊少年ジャンプ最新号に掲載されたワンピース1166話。タイトルは「新しい物語」。ゴッドバレー事件の決着とその後の世界の動きが描かれた重要回となりました。

【カラースプレッド】
ヤマトと大谷が焚き火で落ち葉を集めた後、キツネやタヌキとローストスイートポテトを食べているシーン。ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパーも森でヤマト、大谷、シノブ(とニンジャのキツネとタヌキ)とローストスイートポテトを食べています。

1166話の主な展開

  • ガーリング聖がロックスに止めを刺す - 感謝の言葉を残して散るロックス
  • ゴッドバレー島が海に沈む - 特別な攻撃なく、ただ島が沈んでいく
  • ロックス海賊団の解散 - ニューゲート、リンリン、カイドウ、シャッキーの反応
  • ロジャーが赤ちゃんシャンクスを発見 - 宝箱の中で笑うシャンクス
  • ロキのロックスへの想い - 神ニカだと思っていたが、真実は違った
  • ドラゴンが海軍を離脱 - ガープとの決別の会話
  • ハラルドが角を引き抜き謝罪 - 巨人族1000年の罪を償う決意
  • 章の最後にイムの目 - 不穏な展開の予兆

あにま
ハラルドの決断が衝撃的すぎる…これ完全に罠だよね

今回の1166話は、ゴッドバレー事件の決着その後の世界の変化を描いた重要回です。特にハラルド王の決断は、現代のエルバフ侵略事件へと直接繋がる伏線となっています。

ワンピース1166話 ガーリング聖がロックスに最後の一撃

ロジャーとガープの激闘の後、地面に横たわるロックス・D・ジーベック。しかし、真の止めを刺したのは神の騎士団のガーリング聖、ソマーズ聖、マフェー宮の3人でした。この展開には深い意味が込められています。

ロックスの最後の言葉

ロジャーとガープがすでに戦場を去った後、ロックスは地面に横たわりながらもまだ生きていました。そして独り言のように呟きます。

「生きて…この島を…!!ああ、ダメかおいロジャーガープ逃げろ…お前らが死ぬことは…ない」

この言葉から分かるのは、ロックスは最後まで自分の暴走を止めてくれたロジャーとガープを気遣っていたという事実です。世界最悪の海賊と呼ばれたロックスですが、その本質は世界を変えようとした革命家だったのかもしれません。

突然、ガーリング聖、ソマーズ聖、マフェイの3人がロックスに近づきます。ガーリング聖が剣を振り上げ、ロックスの体に突き刺しました。これがロックスの最後の言葉となります。

「そうだ、言い忘れた...暴走を止めてくれて...ありがとよ」

【ロックスの真意】
ロックスは自分が「悪魔の力」に支配されて暴走していたことを理解していました。だからこそ、止めてくれたロジャーとガープ、そして最後に自分を解放してくれたガーリング聖に感謝の言葉を残したのです。これは、ロックスが単なる悪ではなく、複雑な思想を持った人物だったことを示しています。

神の騎士団が止めを刺した理由

なぜガーリング聖たちがロックスに止めを刺したのか。理由は3つ考えられます。

第一に、世界政府の功績とするためです。ロジャーとガープだけでロックスを倒したとなれば、海賊と海軍の力を世界に知らしめることになります。世界政府としては、最終的には神の騎士団が勝利したという構図を作る必要がありました。

第二に、ロックスの完全な抹殺です。イムの「悪魔の力」に支配されたロックスは、並大抵の攻撃では死なない可能性がありました。ガーリング聖が止めを刺すことで、確実にロックスの命を絶ったのです。

第三に、ロックスの苦しみを終わらせる慈悲です。「暴走を止めてくれてありがとう」というロックスの言葉から、彼は自分の意志に反して戦わされていたことが分かります。ガーリング聖は、ある意味でロックスを解放したとも言えます。

感謝の言葉に込められた意味

ロックスの最後の言葉「ありがとう」は、複数の意味を持っています。

まず、ロジャーとガープへの感謝です。自分の暴走を止めてくれたこと、そして命懸けで戦ってくれたことへの感謝。次に、ガーリング聖への感謝です。苦しみから解放してくれたことへの感謝。そして最後に、自分の人生への感謝です。世界を変えることはできなかったけれど、全力で生きたことへの満足感が込められています。

この「ありがとう」という言葉は、ロックスが本当は優しい心を持った人間だったことを示しています。Dの一族としての宿命、世界政府への抵抗、そして最後は「悪魔の力」に支配されての暴走。ロックスの人生は悲劇的でしたが、最後には人間らしさを取り戻して逝ったのです。

あにま
ロックス、最後は人間らしく死ねたんだね…

ワンピース1166話 ゴッドバレー島の消滅とロックス海賊団の解散

ロックスの死後、ゴッドバレー島は静かに海へと沈んでいきました。イムの攻撃や特別な破壊行為はなく、ただ島が沈んでいく様子が描かれています。

ゴッドバレー島が沈んだ理由

1166話では、ゴッドバレー島が自然に沈んでいく様子が描かれました。1060話のルルシア王国のような派手な攻撃ではなく、静かな沈没です。

この描写から考えられるのは、島そのものが何らかのダメージを受けていた可能性です。ロジャー、ガープ、ロックスという最強クラスの覇気使いたちの激突によって、島の地盤が破壊され、沈没が始まったと考えられます。

あるいは、ゴッドバレー島はもともと不安定な地盤だった可能性もあります。Dの一族の拠点として存在していたこの島は、世界政府にとって消したい場所でした。戦いのダメージが引き金となって、島が沈み始めたのかもしれません。

ロックス海賊団メンバーの反応

ロックス海賊団の解散ニュースが世界中に広まる中、主要メンバーたちの反応が描かれました。

メンバーゴッドバレーでの立場その後の道
エドワード・ニューゲートロックス海賊団幹部白ひげ海賊団結成へ
シャーロット・リンリンロックス海賊団メンバービッグマム海賊団結成へ
カイドウロックス海賊団見習い百獣海賊団結成へ
シャクヤク(シャッキー)景品として囚われていた海賊引退、バー経営へ

それぞれのメンバーは、ロックスの死をどう受け止めたのでしょうか。白ひげは「家族」を、リンリンは「万国」を、カイドウは「最強」を目指すようになります。これは、ロックスから学んだ「力だけでは世界を変えられない」という教訓の現れかもしれません。

世界への影響

ロックス海賊団の解散は、海賊の勢力図を大きく変えました

最強の海賊団が消えたことで、権力の空白が生まれます。これを埋めようとする野心的な海賊たちが台頭し始めました。特に、元ロックス海賊団のメンバーたちは、それぞれ独自の海賊団を結成し、新時代の覇者として君臨していきます。

また、世界政府は一時的に安堵しました。最大の脅威が消えたことで、しばらくは平穏が訪れると考えたのです。しかしこれが、ロジャーの台頭を許す結果となりました。世界政府の油断が、次なる危機を招いたのです。

【原作での伏線】
センゴクが957話で語った「ロックスの時代」の終焉。ゴッドバレー事件後、海賊の時代は「ロジャーの時代」へと移行していきます。そして24年前のロジャー処刑後は「大海賊時代」へ。ロックス海賊団の解散は、まさに時代の転換点だったのです。

ワンピース1166話 ロジャーが宝箱で赤ちゃんシャンクスを発見

「オロ・ジャクソン」に戻ったロジャー。傷の治療を終えた後、宝箱から奇妙な音が聞こえました。箱を開けると、そこには笑顔の赤ちゃんシャンクスがいたのです。

FILM REDとの繋がり

このシーンは、「FILM RED」特別巻で描かれたものと全く同じです。尾田先生が映画のために描いた原作シーンが、本編でも使用されました。

シャンクスが宝箱の中で笑っている姿。ロジャーが驚きながらも優しい目でシャンクスを見つめる姿。この一連のシーンは、シャンクスの出生の秘密を物語る重要な場面です。

【シャンクス発見の状況】
場所:ゴッドバレー島近海、オロ・ジャクソン号
時期:38年前、ゴッドバレー事件直後
年齢:生後間もない赤ちゃん
状況:宝箱の中で笑っていた
その後:ロジャー海賊団の一員として育つ

フィガーランド家の血筋

シャンクスがフィガーランド・ガーリング聖の息子である可能性は、ほぼ確定的です。根拠は以下の通りです。

第一に、発見のタイミングです。ガーリング聖がロックスに止めを刺した直後に、シャンクスが発見されました。この絶妙なタイミングは、二人の血縁関係を強く示唆しています。

第二に、五老星との会談です。907話でシャンクスは五老星と直接会談しています。通常の海賊では不可能なこの待遇は、天竜人の血を引くことで説明がつきます。

第三に、神の騎士団との関係です。フィガーランド家は神の騎士団を率いる天竜人の名家。シャンクスの圧倒的な覇気や実力は、この血統によって説明できます。

宝箱に入れられていた理由

なぜシャンクスは宝箱に入れられていたのか。最も有力なのは、ガーリング聖自身が息子を天竜人の世界から遠ざけようとしたという説です。

ゴッドバレーでの「先住民一掃大会」という残虐な行為。天竜人の非道さを目の当たりにしたガーリング聖は、自分の息子をこの世界で育てたくないと考えた可能性があります。

ロックス海賊団やロジャー海賊団が島に来ることを知っていたガーリング聖は、意図的にシャンクスを宝箱に隠し、誰かに拾われることを期待していたのかもしれません。そして実際に、最も相応しい人物であるロジャーがシャンクスを見つけたのです。

あにま
ガーリング聖、実は息子思いだったのかも

ロジャーとシャンクスの運命

ロジャーがシャンクスを引き取ったことには、深い意味があります。

ロジャーは「万物の声を聞ける」能力を持っていました。おそらく、シャンクスの中に眠る特別な運命を感じ取ったのでしょう。天竜人の血を引きながら、自由の象徴である海賊として育てる。この矛盾した立場が、後のシャンクスの行動原理となります。

シャンクスは現在、「世界のバランスを保つ者」として機能しています。海賊でありながら五老星と会談し、ルフィを次世代に託す。この複雑な立場は、ロジャーに育てられたフィガーランド家の血を引く者だからこそ可能なのです。

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