目次
演説を聞いた巨人たちとウソップの反応
ヤルルの演説を聞いた巨人たちは、全員がヤルルに賛同し、戦いの準備を始めます。
演説の最後の見開きページでは、ヤルルの演説を終える場面と、戦闘準備をする巨人たちの姿が描かれています。ウソップはヤルルの演説に非常に興奮しており、目がハートマークになっています。
「ギャーおれの大好きなエルバフが帰ってきたー!!!」と言いウソップの目はハート型になって興奮していますが、ナミは「分かったから矢印解く方法考えなさいよ!!」と怒っています。現実的な問題に目を向けるナミらしい反応です。
ウソップの反応は、エルバフの戦士たちへの尊敬と憧れを表しています。ウソップは幼い頃から「エルバフの戦士」に憧れており、リトルガーデン編ではドリーとブロギーから多くを学びました。
そのウソップが、エルバフ全体が団結して世界政府と戦う姿を見て感動しているのは、彼のキャラクター性を考えれば当然の反応です。
一方、ナミの反応は非常に現実的です。演説は素晴らしいが、自分たちはまだ軍子の矢で拘束されているという状況を忘れていないナミの冷静さが表れています。この対比が、麦わらの一味のバランスの良さを示しています。
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ヤルルは「貴様らの支配に屈せぬわ!! 違うか!? 誇り高きエルバフの戦士たちよ!!」と叫びます。
巨人たちは「そうだ ヤルル様〜〜〜〜〜!!!」と応えました。エルバフ全土が一つになった瞬間です。
ヤルルは最後に「ハラルドの思い描いた平和を守れェ!!!」と叫び、巨人たちは「うおおおおお〜〜〜〜!!!」と雄叫びを上げます。
巨人たちの叫びは、ヤルルへの絶対的な忠誠と、世界政府と戦う覚悟を示しています。エルバフの巨人たちは、一致団結して新しい時代に向かって進む決意を固めました。
神の騎士団の戦闘準備とドミ・リバーシで操られた巨人たち
ヤルルの演説と並行して、神の騎士団の3人が戦闘準備を進めている様子が描かれます。今回登場した神の騎士団のメンバーと、彼らが率いる勢力について詳しく見ていきます。
神の騎士団の3人のメンバーと役割分担
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1172話では、神の騎士団のイム/軍子、キリンガム、ソマーズの3人が確認されました。それぞれが異なる役割を担っています。
イム/軍子:ドミ・リバーシ巨人の指揮官
イムと軍子は、ドミ・リバーシの呪文で操られた巨人たちを指揮しています。この巨人たちの中には、ドリーとブロギーという伝説の戦士たちも含まれています。
ドミ・リバーシは1171話でイムが使用した強力な呪文で、巨人たちを操る効果があります。操られた巨人たちは、自分の意志とは関係なく、命令に従って行動させられています。
イム/軍子のコンビは、この操られた巨人たちという強力な戦力を使ってヤルルを倒そうとしているのです。
キリンガム:海兵部隊の指揮官
キリンガムは、海兵(MMA)たちを指揮しています。MMAが何の略称なのかは現時点では不明ですが、おそらく海軍の特殊部隊か、世界政府直属の戦闘部隊だと考えられます。
キリンガムの名前は「Killingham」であり、「殺す(kill)」という単語が含まれています。これは彼が暴力的で好戦的なキャラクターである可能性を示唆しています。
ソマーズ:ヤルルの演説を聞く余裕がある存在
ソマーズは、ヤルルの演説を聞いている場面が描かれています。そして彼は非常に余裕のある態度を見せます。
ソマーズ「寝てても任務完了だな…」
この発言は、ソマーズが自分たちの勝利を確信していることを示しています。あるいは、彼自身が非常に強力な能力を持っており、自分が本気を出せばすぐに任務を完了できると考えているのかもしれません。
ドミ・リバーシで操られた巨人たちの脅威
イムと軍子が指揮するドミ・リバーシで操られた巨人たちは、エルバフにとって最大の脅威となっています。特に深刻なのは、ドリーとブロギーという最強の戦士たちが操られているという事実です。
ドリーとブロギーは、以下の3つの理由から極めて危険な存在です。
第一に、圧倒的な個人戦闘力です。ドリーとブロギーは100年以上戦い続けた伝説の戦士であり、その強さは巨人族の中でも群を抜いています。二人が本気で戦えば、エルバフの多くの戦士たちでも対抗するのは困難でしょう。
第二に、連携技「覇国」の存在です。ドリーとブロギーは、二人で放つ「覇国」という超強力な技を持っています。この技は、海王類すら一撃で倒す威力があります。操られた状態でこの技を使われたら、エルバフに甚大な被害が出る可能性があります。
第三に、仲間を傷つけることへの躊躇です。エルバフの巨人たちにとって、ドリーとブロギーは英雄であり、尊敬すべき先輩です。彼らに本気で攻撃することは、心理的に非常に困難でしょう。一方、操られたドリーとブロギーには躊躇がありません。
「彼らの間に入らない方がいい」という警告が発せられているのは、この脅威の大きさを示しています。
西の村に向かうドミ・リバーシ巨人たちとヤルルの決戦
見開きの最終ページでは、ドリー、ブロギー、そして他のドミ・リバーシで操られた巨人たちが西の村に到着する場面が描かれます。
西の村では、ヤルルとエルバフの巨人たちが戦闘準備を整えて待ち構えています。操られた巨人たちを迎え撃つ覚悟を決めたヤルルと巨人たちの姿は、勇敢であると同時に悲しみも感じさせます。
なぜなら、彼らはこれから仲間と戦わなければならないからです。操られているとはいえ、ドリーやブロギーを傷つけることは、エルバフの巨人たちにとって耐え難いことでしょう。
しかし、ヤルルには選択肢がありません。ドミ・リバーシで操られた巨人たちを止めなければ、エルバフ全体が危険に晒されます。リーダーとして、ヤルルは苦渋の決断をしなければならない状況です。
この場面は、戦争の悲劇を象徴しています。敵と戦うだけでなく、操られた仲間とも戦わなければならないという状況は、世界政府の残酷さと神の騎士団の非道さを強調しています。
ゾロとハイルディンが後方待機!「策がある」の意味とは
1172話の最終場面では、ゾロ、ハイルディン、スタンセンがドミ・リバーシ巨人たちの後方に位置していることが描かれます。そしてこの場面で、重要な会話が交わされます。
ハイルディンの警告:「彼らの間に入らない方がいい」
ドミ・リバーシで操られた巨人たちを目の前にして、ハイルディンは重要な警告を発します。
ハイルディン「追いついたぞ!!挟まれたら終わりらしい!!」
この警告には、3つの解釈が可能です。
解釈A:物理的な危険性
最もシンプルな解釈は、ドミ・リバーシで操られた巨人たちの間に入ると、両側から攻撃を受けて挟み撃ちにされるというものです。巨人たちの巨体に挟まれたら、押しつぶされてしまう危険性があります。
解釈B:ドミ・リバーシの二次効果
ドミ・リバーシの呪文には、直接受けた者だけでなく、その近くにいる者にも影響を及ぼす効果がある可能性があります。操られた巨人たちの間に入ると、呪文の効果が伝播したり、自分も操られる危険があるかもしれません。
解釈C:戦術的な不利
操られた巨人たちは連携して動いており、その間に入ることは戦術的に非常に不利な状況になるという意味かもしれません。四方八方から攻撃を受ける可能性があり、防御も反撃も困難になります。
個人的には、解釈Bの「ドミ・リバーシの二次効果」が最も可能性が高いと考えています。ワンピースでは、能力や技に複雑な条件や副作用があることが多く、ドミ・リバーシも単純な操作術ではない可能性が高いです。
ゾロの重要な発言:「策がある」
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ハイルディンの警告を聞いた後、ゾロが非常に重要な発言をします。
ゾロ「策がある」
この発言は、1172話を締めくくる最後のコマで描かれており、次回への強力な引きとなっています。
ゾロが「策がある」と言ったことが重要な理由は、ゾロのキャラクター性との対比にあります。ゾロは通常、以下のような特徴を持つキャラクターです。
- 戦略よりも直接的な力で問題を解決する
- 複雑な計画を立てるのは苦手
- 「迷わず真っ直ぐ進む」スタイル
そのゾロが「策がある」と発言したことは、状況の深刻さと、ゾロの副船長としての成長を示しています。普段は力任せのゾロが策を考えなければならないほど、現在の状況は複雑で困難なのです。
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ゾロの策の内容予想:3つの可能性
ゾロが考えている策とは何でしょうか。3つの可能性を詳しく検討します。
策A:ドミ・リバーシの解除方法
ゾロは、ドミ・リバーシの呪文を解除する方法を見つけたのかもしれません。例えば、呪文を発動しているイムか軍子を倒せば、操られている巨人たちが元に戻るという推測です。
この場合、ゾロの策は「操られた巨人たちと戦うのではなく、呪文の発動者を直接狙う」というものになります。ゾロは剣士として、敵の急所を見抜く能力に長けています。呪文のメカニズムの弱点を見抜いた可能性があります。
策B:操られた巨人たちを無力化する方法
ゾロは、巨人たちを傷つけずに無力化する方法を考えたのかもしれません。例えば、覇王色の覇気で気絶させるとか、動きを封じる特殊な技を使うなどです。
ゾロは覇王色の覇気を使えることが確認されています。大量の敵を一気に気絶させられる覇王色の覇気は、操られた巨人たちを無力化するのに有効かもしれません。ただし、ドリーやブロギークラスの強者が覇王色で気絶するかは不明です。
策C:時間稼ぎと別働隊の作戦
ゾロの策は、自分たちが前線で時間を稼ぐ間に、別のチーム(例えばサンジたち)が軍子の矢を破壊してルフィたちを解放するというものかもしれません。
ルフィが解放されれば、状況は大きく変わります。ルフィの戦闘力は麦わらの一味の中で群を抜いており、特にギア5の状態では驚異的な力を発揮します。ゾロの策は、「ルフィが来るまで持ちこたえる」という現実的な作戦かもしれません。
個人的には、策Aの「ドミ・リバーシの解除方法」が最も可能性が高いと予想しています。ゾロが「策」と言った以上、単純な力押しや時間稼ぎではなく、状況を根本から変える方法を考えているはずです。
ゾロの成長と副船長としての役割
ゾロが策を考えるという展開は、彼の副船長としての成長を示す重要なシーンです。
麦わらの一味において、ゾロは正式に「副船長」の肩書を持っているわけではありません。しかし、クルーの中での彼の立ち位置は明らかに副船長的です。ルフィが不在の時、あるいはルフィが動けない時、ゾロがリーダーシップを発揮します。
今回の状況では、ルフィは軍子の矢で拘束されており動けません。そのため、ゾロが指揮を執る必要があります。そして、ゾロは力だけでなく知恵を使って状況を打開しようとしています。
これは、ゾロがアラバスタ編やウォーターセブン編で見せた判断力の延長線上にあります。アラバスタ編では、ゾロはMr.1との戦いで「鉄を切る」という新しい境地に到達しました。ウォーターセブン編では、ウソップの扱いについて厳しい判断を下しました。
今回も、ゾロは困難な状況で冷静に判断し、最善の策を見出そうとしているのです。これは、ゾロが単なる戦闘員から、真のリーダーへと成長していることを示しています。
1173話の展開予想と考察
1172話の内容を踏まえて、1173話でどのような展開が描かれるかを詳しく予想します。複数の伏線と状況から、具体的なシナリオを組み立てます。
1173話序盤:ゾロの策の実行
1173話は、ゾロの策の内容が明かされる場面から始まる可能性が非常に高いです。以下の理由から、この予想が導き出されます。
第一に、前回のラストの引きです。1172話は「俺に策がある」というゾロの宣言で終わりました。読者は当然、その策の内容を知りたがっています。次回冒頭でその答えが示されるのは、物語の自然な流れです。
第二に、戦闘の緊急性です。ドミ・リバーシで操られた巨人たちは既に西の村に到着しており、ヤルルたちとの戦闘が始まろうとしています。この状況を長引かせる理由はなく、早期にゾロの策が実行されるはずです。
第三に、読者の期待です。ゾロが策を考えるという珍しい展開に、読者は大きな期待を抱いています。その期待を裏切らないためにも、1173話で策の実行が描かれるでしょう。
具体的には、以下のような展開が予想されます。ゾロがハイルディンに策を説明し、二人で連携してイムまたは軍子を狙う。ゾロの強力な斬撃とハイルディンの巨人族の力を組み合わせることで、ドミ・リバーシの発動者を無力化するという作戦です。
あるいは、ゾロが単独でイムと軍子に突撃し、ハイルディンとスタンセンが操られた巨人たちの動きを抑えるという分担作業かもしれません。
1173話中盤:サンジによるナミとロビンの救出
1172話でサンジは、ナミとロビンの救出、そして学校と図書館の火災を消すために動くことになりました。1173話では、この任務の進行状況が描かれるでしょう。
サンジの任務は2つあります。第一に、軍子の矢で拘束されたナミ、チョッパー、ロビン、ジンベエを解放すること。第二に、燃えている学校と図書館の火を消すことです。
サンジは空を飛べるため、素早く現場に到着できるはずです。しかし、軍子の矢を破壊するのは簡単ではないかもしれません。軍子は神の騎士団のメンバーであり、その矢には特殊な力があると考えられます。
サンジがどのような方法で矢を破壊するのか、あるいは別の方法で仲間たちを解放するのかが、1173話の見どころの一つになるでしょう。
また、火災の消火も重要です。学校と図書館には多くの知識と歴史が保管されています。これらを守ることは、エルバフの文化を守ることにもつながります。
サンジの任務が成功すれば、麦わらの一味の主力メンバーが戦闘に参加できるようになります。特にルフィが解放されれば、状況は大きく変わるでしょう。
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