目次
「人を殺した分だけ私がお嬢さんを拷問します」
掲載:5巻の第41話「胡蝶しのぶ」
那田蜘蛛山に向かった胡蝶しのぶは、下弦の伍・累の姉役である蜘蛛鬼と遭遇。
蜘蛛鬼は、繭の中に人間を包むことによって、繭の中で人間をとかしていく能力を持っていました。
その溶かしたものを食事としているため、多くの鬼殺隊士たちを殺してきていたのです。
そんな蜘蛛鬼でも、胡蝶しのぶを前にすると、息の詰まるような圧迫感におされ、瞬時に勝てないと感じます。
蜘蛛鬼が命乞いをしたところ、胡蝶しのぶはこんな提案をしました。
胡蝶しのぶ
「お嬢さんは正しく罰を受けて生まれ変わるのです
そうすれば私たちは仲良しになれます
人の命を奪っておいて何の罰もないなら
殺された人が報われません
人を殺した分だけ私がお嬢さんを拷問します
目玉をほじくり出したり
お腹を切って内臓を引きずり出したり
その痛み苦しみを耐え抜いた時
あなたの罪は許される」
ここで初めて、胡蝶しのぶのサイコパスな一面がわかりました。
このセリフを笑いながら言えるのが、怖くもありかっこいいですね。
「蟲の呼吸・蝶ノ舞『戯れ』」
掲載:5巻の第41話「胡蝶しのぶ」
那田蜘蛛山にて、累の姉役である蜘蛛鬼にサイコパスな提案をした胡蝶しのぶ。
もちろん、その提案にはのらなかった蜘蛛鬼は、攻撃を仕掛けてきました。
そこで、胡蝶しのぶは「蟲の呼吸・蝶ノ舞『戯れ』」を繰り出し、目にも止まらぬ速さで蜘蛛鬼の体に数カ所突きをくらわせます。
これが初めて見せた、胡蝶しのぶの戦闘シーンになります。
小柄で戦えるのか心配だったものの、「さすがは柱」と言えるようなかっこいいシーンですね。
「鬼を殺せる毒を作ったちょっと凄い人なんですよ」
掲載:5巻の第41話「胡蝶しのぶ」
胡蝶しのぶの「蟲の呼吸・蝶ノ舞『戯れ』」をくらった蜘蛛鬼でしたが、頸を斬られていなかったことに安堵していました。
鬼は頸を斬られるか、太陽の光を浴びるかしないと死なないのです。
しかし、数秒後に体の異常を感じた蜘蛛鬼。
胡蝶しのぶ
「鬼殺隊・蟲柱 胡蝶しのぶ
私は柱の中で唯一鬼の頸が斬れない剣士ですが
鬼を殺せる毒を作ったちょっと凄い人なんですよ」
体の異常は毒の影響だったのです。
そして、蜘蛛鬼は毒によって亡くなったのですが、胡蝶しのぶの独特な自己紹介がカッコよかったですね。
【鬼滅の刃】胡蝶しのぶのかっこいいシーン:漫画版
続いて、まだアニメでは放送されていない、漫画での胡蝶しのぶのかっこいいシーンを4つ紹介します。
「この羽織に見覚えはないか」
掲載:16巻の第141話「仇」
無限城にて、上弦の弐・童磨と遭遇した胡蝶しのぶ。
童磨の姿を見た胡蝶しのぶは、姉のカナエが死ぬ直前に言っていた鬼の特徴を思い出します。
その特徴が童磨の姿と一致し、今まで見せたことのない怒りの顔に。
胡蝶しのぶ
「私の姉を殺したのはお前だな?
この羽織に見覚えはないか」
ずっと姉の仇をうつために鬼殺隊を続けてきた胡蝶しのぶにとって、やっと訪れたチャンスだったのです。
そこまで姉の仇をうつことに本気だったことが伺えるかっこいいシーンになります。
「地獄に堕ちろ」
掲載:17巻の第143話「怒り」
童磨との戦闘になった胡蝶しのぶは、攻撃を何度もくらわせますが、童磨には毒は全く効きませんでした。
すぐ抗体を作ってしまうのです。
その後、左肺を斬られ、呼吸もできなくなった胡蝶しのぶは最後の攻撃を仕掛けるも、それも無駄に終わってしまいます。
そして、童磨に捕まってしまうのです。
童磨
「言い残すことはあるかい?聞いてあげる」
胡蝶しのぶ
「地獄に堕ちろ」
その瞬間、骨が砕かれ、童磨に吸収されてしまうことに。
最後の言葉、カッコ良すぎますね。