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いつもニコニコしていて人間っぽいところが多い童磨。
鬼の中でも一番と言っていいほど楽しそうですよね。
そんな童磨も、実はつらく悲しい過去を経験していたことを知っていますか?
笑顔の裏には、ある真実が隠されていたのです。
今回は、そんな童磨の秘密をご紹介します!
童磨にはどんな人間時代があったのか、どうして鬼になってしまったのか、詳しく解説していきます。
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題名 | 収録巻 |
鬼滅の刃 アニメ1期 | 漫画7巻の54話「こんばんわ煉獄さん」の冒頭まで放送 |
鬼滅刃 劇場版「無限列車編」 | 漫画7巻の54話から8巻の69話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ2期「遊郭編」 | 漫画8巻70話〜11巻97話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ3期「刀鍛冶の里編」 | 漫画12巻98話〜15巻127話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ4期「柱稽古編」 | 漫画15巻128話〜16巻136話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ5期「無限城編」 | 漫画16巻137話〜23巻205話最終回まで収録 |
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【鬼滅の刃】上弦の弐・童磨とは?

鬼舞辻無惨の直属の配下である十二鬼月の一人が童磨。
2番目である『上弦の弐』の位が与えられています。
容姿は、人間とほぼ変わらないくらいのイケメン。
常に愛想よく笑っていて、誰に対しても優しい性格。
しかし、感情が欠如していて、人を殺したり身内が殺されたりしても、なんとも思っていません。
まさにサイコパスっぽい、狂気的な言動が目立っています。
戦闘では、金色の扇を使い、人の肉を簡単に斬ることが可能。
血鬼術は、自分の血を凍らせて、冷気を操る能力で、その冷気を吸ってしまうと、肺が壊死してしまうほどの脅威があります。
【鬼滅の刃】童磨の人間時代の悲しい過去
童磨の人間時代は、かなり特殊でした。
その過去について語られているのは、『16巻の第142話「蟲柱・胡蝶しのぶ」』になります。
教祖として崇められていた子供時代

童磨は、万世極楽教の教祖だった親のもとに誕生しました。
童磨の容姿はかなり特殊で、瞳が虹色、髪が白橡色(しらつるばみいろ)。
※橡とは、どんぐりの古名で、白橡とは白茶色に近い色。
そんな容姿であったことから、両親から「神の声が聞こえる特別な子」として、祭り上げられていました。
信者たちの悩みを優しく聞いてあげて、涙も流していた童磨は、信者たちに崇められて、神格化されていくことに。
しかし、実は優しくしたり涙したりしていたのは全て演技だったのです。
生まれた時から頭が良かった童磨は、初めから神の存在など信じてなく、内心では「極楽なんて存在しない。人間が妄想して創作したお伽話」だと思っていました。
そんな架空のものを信じている信者たちが可哀想だと思い、同情して涙していたのです。
両親が死亡しても無関心

ある日、童磨の父が万世極楽教の信者と浮気していたことがバレてしまいます。
それに激怒した母は、父をめった刺しにして殺し、母も毒を飲んで自殺。
両親がともに亡くなってしまったのです。
まだ幼い子供にとって、両親がいなくなってしまうことは普通であれば、悲しいことだと思います。
しかし、童磨にとって両親の死はそんな重要なことではありませんでした。
なんと、両親の死に対して、悲しいなどの感情は全くなく、涙を流すこともなかったのです。
ただ、部屋が汚れてしまったことを気にしていて、「血の匂いが気になるから換気してほしい」とだけ思うほど、童磨は幼い頃から感情がなかったのでした。
何に対しても無関心。
常に笑顔にしていたその裏には、冷酷な心があったのです。
【鬼滅の刃】童磨が鬼になった理由とは?

童磨は20歳の時、鬼舞辻無惨に鬼にしてもらうのですが、なぜ鬼になったのでしょうか。
それは、童磨が人間時代から持っていた思想が関係しているのですが、その思想がこちら。
童磨
「気の毒な人たちを幸せにしてあげたい」
幼い頃からこれが自分の使命だと思っていた童磨は、鬼になればより使命を果たせると思ったのです。
そして、鬼になった童磨はこんな思想に発展したのでした。
童磨
「愚かな行為をする人間を喰べることで解放し
自らの一部にすることで永遠の存在にして救済する」
人を幸せにするためには、人を殺すことだと信じていた童磨。
人間時代からの感情のなさが、童磨をこんな思想にしてしまったのです。
【鬼滅の刃】鬼になった童磨のその後
鬼の中では珍しく、鬼になっても人間の時の容姿と性格をしていて、人間時代の記憶も残っていた童磨。
そんな童磨は、鬼になってどんなことをしてきたのか、その経歴を紹介していきます。
伊之助の母・琴葉を喰べた

18巻の第160話「重なる面影・蘇る記憶」
炭治郎の同期であり、普段は猪の被り物を被っている伊之助。
その伊之助の母である琴葉は、伊之助がまだ赤ちゃんの時に亡くなっていました。
実は、琴葉を殺した張本人が童磨だったのです。
琴葉は、夫から毎日暴力をふるわれ、姑からもいじめられていました。
家にいることがつらくなった琴葉は家出して、万世極楽教に逃げ込みます。
それが、童磨との出会い。
童磨は鬼になってはいたものの、人間の容姿をしていたため、まだ万世極楽教の教祖を続けていて、そこで万世極楽教の女性信者を自分の食事にしていました。
しかし、容姿端麗で性格も良く、歌も上手かった琴葉を気に入り、自分が死ぬまで殺さずに一緒に暮らしていこうと思っていた童磨。
そんなことなど何も知らない琴葉は、童磨と楽しい日々を過ごしていきます。
が、ある日、童磨が女性信者を喰べているところを目撃してしまった琴葉は、すぐに赤ちゃんの伊之助を連れて逃げ出します。
しかし、童磨に追いつかれて殺されると思った琴葉は、伊之助だけは助けるために崖から落としたのです。
そして、琴葉は童磨に喰べられてしまうのでした。
妓夫太郎と堕姫を鬼にした

11巻の第96話「何度生まれ変わっても(前編)」
上弦の陸・妓夫太郎と堕姫を鬼にしたのが、童磨です。
妓夫太郎と堕姫は人間の時、貧しくつらい日々を過ごしていました。
両親からの虐待を受け、家を飛び出した妓夫太郎は妹の堕姫と2人で生きていくことを決意。
妓夫太郎にとって、妹だけが生きがいでした。
しかし、ある日、遊郭で仕事をしていた堕姫は、客だった侍の目をかんざしで突き刺す事件を起こします。
その刺された侍に仕返しをされ、堕姫は生きたまま焼かれてしまうのでした。
妓夫太郎が駆けつけた時には、丸焦げになった堕姫の姿が。
堕姫はまだかすかに息はあったものの、誰も助けてくれることはなく、2人とも力尽きる寸前。
そんな時、当時上弦の陸であった童磨が、女性の死体を持って、口の周りが血だらけの状態で現れたのです。
童磨
「俺は優しいから放っておけないぜ
お前らに血をやるよ二人共だ」
「命というのは尊いものだ 大切にしなければ
さぁお前らは鬼となり俺のように十二鬼月・・・
上弦へと上がって来れるかな?」
そして、童磨によって2人は鬼になったのでした。
胡蝶しのぶの姉・カナエを殺害

16巻の第141話「仇」
蟲柱・胡蝶しのぶには、1人の姉がいました。
その名前は『カナエ』と言って、花柱として鬼殺隊で活躍。
しかし、童磨と遭遇してしまい、殺されてしまうのです。
戦いが長引き、日の出が近づいていたため、童磨に喰べられることはなかったため、まだ息のあったカナエは最後の言葉を残します。
それは、「しのぶには普通の女の子として幸せに生きてほしい」から鬼殺隊をやめてほしいという願いでした。
それでも、姉の仇をうつために、姉を殺した鬼の特徴を聞き出そうとするしのぶ。
その強い意志に折れたカナエは、最後に鬼の特徴を伝え、息を引き取ったのでした。
カナエの意思を継いだしのぶは、それから童磨を殺すために毒の開発を進め、姉の仇をうつためだけに自身の体にも毒を仕込むという危険なことも。
そしてついに、無限城にて童磨と対峙することになったしのぶは、長年の願いを叶えるために決死の戦いをするのでした。
【鬼滅の刃】童磨の過去のまとめ
童磨の過去はかなり特殊でしたよね。
生まれた家が宗教の教祖をしていて、幼い頃から崇められていたことも特殊でしたが、童磨自身の性格も異質でした。
幼い頃から頭が良く、神を信じていなかったこと、そして感情がなかったことから、人間の時からすでに鬼のような考えを持っていたと言えますね。
それが環境と重なることで、童磨という異質な存在を作り上げてしまったのです。
なかなか共感できなかった部分は多いと思いますが、それが童磨を魅力的に思っている人が多い理由かもしれませんね。