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【鬼滅の刃】童磨が鬼になった理由とは?
童磨は20歳の時、鬼舞辻無惨に鬼にしてもらうのですが、なぜ鬼になったのでしょうか。
それは、童磨が人間時代から持っていた思想が関係しているのですが、その思想がこちら。
童磨
「気の毒な人たちを幸せにしてあげたい」
幼い頃からこれが自分の使命だと思っていた童磨は、鬼になればより使命を果たせると思ったのです。
そして、鬼になった童磨はこんな思想に発展したのでした。
童磨
「愚かな行為をする人間を喰べることで解放し
自らの一部にすることで永遠の存在にして救済する」
人を幸せにするためには、人を殺すことだと信じていた童磨。
人間時代からの感情のなさが、童磨をこんな思想にしてしまったのです。
【鬼滅の刃】鬼になった童磨のその後
鬼の中では珍しく、鬼になっても人間の時の容姿と性格をしていて、人間時代の記憶も残っていた童磨。
そんな童磨は、鬼になってどんなことをしてきたのか、その経歴を紹介していきます。
伊之助の母・琴葉を喰べた
18巻の第160話「重なる面影・蘇る記憶」
炭治郎の同期であり、普段は猪の被り物を被っている伊之助。
その伊之助の母である琴葉は、伊之助がまだ赤ちゃんの時に亡くなっていました。
実は、琴葉を殺した張本人が童磨だったのです。
琴葉は、夫から毎日暴力をふるわれ、姑からもいじめられていました。
家にいることがつらくなった琴葉は家出して、万世極楽教に逃げ込みます。
それが、童磨との出会い。
童磨は鬼になってはいたものの、人間の容姿をしていたため、まだ万世極楽教の教祖を続けていて、そこで万世極楽教の女性信者を自分の食事にしていました。
しかし、容姿端麗で性格も良く、歌も上手かった琴葉を気に入り、自分が死ぬまで殺さずに一緒に暮らしていこうと思っていた童磨。
そんなことなど何も知らない琴葉は、童磨と楽しい日々を過ごしていきます。
が、ある日、童磨が女性信者を喰べているところを目撃してしまった琴葉は、すぐに赤ちゃんの伊之助を連れて逃げ出します。
しかし、童磨に追いつかれて殺されると思った琴葉は、伊之助だけは助けるために崖から落としたのです。
そして、琴葉は童磨に喰べられてしまうのでした。
妓夫太郎と堕姫を鬼にした
11巻の第96話「何度生まれ変わっても(前編)」
上弦の陸・妓夫太郎と堕姫を鬼にしたのが、童磨です。
妓夫太郎と堕姫は人間の時、貧しくつらい日々を過ごしていました。
両親からの虐待を受け、家を飛び出した妓夫太郎は妹の堕姫と2人で生きていくことを決意。
妓夫太郎にとって、妹だけが生きがいでした。
しかし、ある日、遊郭で仕事をしていた堕姫は、客だった侍の目をかんざしで突き刺す事件を起こします。
その刺された侍に仕返しをされ、堕姫は生きたまま焼かれてしまうのでした。
妓夫太郎が駆けつけた時には、丸焦げになった堕姫の姿が。
堕姫はまだかすかに息はあったものの、誰も助けてくれることはなく、2人とも力尽きる寸前。
そんな時、当時上弦の陸であった童磨が、女性の死体を持って、口の周りが血だらけの状態で現れたのです。
童磨
「俺は優しいから放っておけないぜ
お前らに血をやるよ二人共だ」
「命というのは尊いものだ 大切にしなければ
さぁお前らは鬼となり俺のように十二鬼月・・・
上弦へと上がって来れるかな?」
そして、童磨によって2人は鬼になったのでした。