【サカモトデイズ】最強の篁が死亡⁉死の真相や今後の展開について徹底考察
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

『SAKAMOTO DAYS』に登場する篁は、殺連の特務部隊「ORDER」に所属する最強の剣士です。
スラーとの戦いで死亡してしまいますが、死亡後にまさかの展開になりました。

篁死亡の真相や死亡後の展開の考察について解説します。

篁の正体

篁のプロフィール

サカモトデイズ19巻表紙の篁
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

たかむらは、殺連直属の特務部隊「ORDER」に所属する殺し屋です。
篁の基本情報は、以下のようになっています。

項目内容
名前篁(たかむら)
生年月日9月18日
身長163cm
体重48kg
所属組織ORDER

周囲には聞き取れない小声で何かを呟いており、周囲にはボケていると思われています。

ORDER最強の実力者としての実績

銃弾を簡単に防ぐ篁
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

篁は卓越した実力を持つことから、「殺連の亡霊」という異名で呼ばれています。
物語の主人公である坂本や敵対するスラーも圧倒する別格の実力の持ち主です。

ORDERへの入隊時期や経歴など、篁の詳細な情報は一切明かされていません。
唯一確実なのは、並外れた戦闘能力を持つという事実だけです。


読切作品「骸区」との関連性

骸区に登場する老人
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

篁は、鈴木祐斗のデビュー作『骸区(がらく)』に登場する老人と非常によく似ています。
『骸区』の老人はぶつぶつと小声でつぶやきながら、日本刀で圧倒的な強さを見せる人物。

外見も篁にそっくりで、「生かしちおけねぇ クズばかり」というセリフも同じです。
『骸区』の老人は篁の原型になったキャラクターと思われますが、名前が不明なことから同一人物の可能性もあります。

老人はボケたふりをしていることが明らかになりますが、篁も166話で全く同じセリフで自分が正気だと明かしています。

篁の実力と評価

殺し屋界最強と呼ばれる理由

深手を負っても圧倒的な強さの篁
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

篁は作中で圧倒的な剣術の実力を誇ります。
その斬撃は、音速の弾丸さえも軽々と切り裂き、東京タワーの柱を一刀両断するシーンまであります。

人知を超えた速度で移動し、一瞬で敵の死角に回り込むことも可能です。
篁の斬撃はあまりに鋭いため、切断された組織が傷つかないという特徴があります。

そのため、切断された部位を再接着することも可能です。
腕を拘束された際は自分で切り裂いて脱出し、くっつけただけで腕が元に戻る信じられない技術を披露しました。

篁が見せた印象的な戦闘シーン

東京タワーを切断する篁
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

東京タワーでの坂本との協力シーンは、篁の卓越した剣術を象徴する出来事となりました。
坂本が最凶死刑囚アパートと激戦を繰り広げ、タワーが倒壊寸前となった状況で、篁はタワーの足を一刀両断。

この一撃でタワーが倒れるのを防ぎ、坂本の勝利に貢献しました。

殺連崩壊を狙うスラー一味との戦闘では、部下の楽との対決が注目を集めました。
楽の振り下ろすハンマーを易々と防ぎ、瞬時に指を切断。

武器さえも斬り捨てる圧倒的な実力差を見せつけ、楽を撤退に追い込みました。

続くスラーとの対峙では、配下の宇田の銃撃を完璧に防御し、楽の片腕を切断。
最終的に宇田の自爆で行方不明となりますが、篁はその圧倒的な強さを見せつけました。


他キャラクターとの実力比較

老いてもさらに強くなっている篁
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

篁の戦闘力は作中でも、間違いなく最強クラス。
スラーですら「あのレベルが出てくると一筋縄じゃいかない」と警戒するほどの実力者です。

楽を圧倒的に打ち負かし、スラーを撤退させるほどの実力は、坂本と同等以上と評価されています。
実際に、対決した際は痩せた坂本を圧倒しました。

篁が死亡した経緯

54話で篁の死亡説が浮上

篁の誕生日記念画像2
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

篁は単行本7巻54話で宇田の自爆攻撃を受け、一時的に姿を消します
坂本、シン、アパートとスラー一派の戦闘中に篁が参戦し、宇田と楽に打撃を与えた直後のことでした。

この出来事により、篁の死亡説が広まることに。
ただ、明確な死が描かれなかったため、生存も囁かれていました。

167話で篁の死亡が現実に

真っ二つになった篁とブツブツ呟くスラー
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

原作163話で篁は再登場し、殺連から抹殺対象とされた坂本、南雲、スラーを殺そうとします。
自身が正気であることを明かし、自分で切断した腕を再接着する技まで披露。

ハルマや楽を倒し、坂本たちを圧倒します。
しかし、167話では死を恐れたスラーの中に篁の人格が生まれる事態に。

篁の技量を手に入れたスラーの前に、篁は敗北しあっけない最期を迎えました

篁の人格が生まれたことでスラーが最強の敵に?

篁の人格が新たな脅威に
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

スラーの中に篁の人格が生まれたことは、物語に大きな影響を与えることになりそうです。
篁の人格が生まれたスラーは篁を倒しており、作中最強キャラになったかもしれません。

168話では、篁の力を手に入れたスラーが最強の敵になる可能性が示唆されていました。
しかし、篁の人格は殺連の刺客を殺すだけでなく、近づくスラーの仲間まで殺そうとしています。

篁の人格は暴走しているようで、今後の展開が読めなくなっています。

篁のキャラクターとしての魅力

篁の内面や信念

怒りを見せる篁
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

篁は圧倒的な強さを持つ殺し屋ですが、まともな倫理観を持つ複雑な人物として描かれています
殺連の特務部隊ORDERの一員でありながら、無差別な殺戮は避け、標的は悪人や敵意を見せた者だけです。

その正体は多くの謎に包まれており、いつからORDERに所属しているのか、どのような過去を持つのかは全く不明です。
常に呟いている言葉の意味も、判明していません。

しかし、「この世には生かしちゃおけねえ クズばかり…」というセリフから、彼なりの信念を持って殺しを行っている可能性が高いです。

また、坂本やスラーからも恐れられる存在でありながら、大佛が乱暴な運転をした際には頭をぶつけるお茶目な一面も見せていました。

このギャップが篁というキャラクターの魅力を一層深めており、単なる最強の剣士以上の奥行きを感じさせます。

ファンの反応と考察

篁の死に対する読者の反応

篁の誕生日記念画像1
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

篁の突然の死は、多くの読者に衝撃を与えました
直前までスラーを圧倒していた篁が、あっさりと斬殺されたシーンのインパクトはすごかったです。

読者からは、以下のような意見が寄せられました。

  • 死の描写があまりにあっさりしたことを残念がる意見
  • もっと活躍して欲しかったという声
  • スラー体内に生まれた篁の人格が、より危険な存在になる可能性を指摘する考察

篁の復活説や伏線について

篁はスラーでも制御できない?
©鈴木祐斗・集英社/『SAKAMOTO DAYS』

 

篁は斬殺されたので元通りに復活する可能性は低いですが、意外な形で復活するかもしれません
スラーは、恐怖から無意識に篁の人格を生成しました。

しかし、スラーの中に生まれた人格は、彼の記憶が作り出した偽物の人格に過ぎません。
スラーの知る篁は、任務を忠実に遂行しようとする殺戮マシーンです。

スラーの作り出した篁の人格は、任務に従って坂本たちを狙い続けるかもしれません。
加えて、篁の人格はスラーの体を乗っ取る可能性も示唆されています。

スラーの体を乗っ取った篁の人格が、物語のラスボスになる展開もあるかもしれません。

まとめ

篁は、殺連直属の特務部隊「ORDER」に所属する伝説的な剣術の使い手です。
殺し屋界最強の男と呼ばれ、圧倒的な強さを見せていましたが、167話でスラーに敗北して死亡しました。

しかし、スラーの中に篁の人格は制御不能であり、敵・味方の区別もなく殺戮を繰り返す様子を見せています。

スラーを乗っ取った篁が最強の敵になる可能性もあり、今後も篁の存在感が薄れることはなさそうです。

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