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黒死牟の過去って、なかなか衝撃的なんですよね。
まだ単行本を読んでない方はわからないと思いますが、初めて黒死牟の正体を知った時はもうかなりの驚きでした。
「まさかあの人物と繋がっていたなんて!」
これを知った時はもう点と点が繋がって、線になりましたよ。それくらい重要な内容になります。
今回は、黒死牟の人間時代の過去、そしてなぜ鬼になり、どういう経験をしてきたのかを説明していきます。
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題名 | 収録巻 |
鬼滅の刃 アニメ1期 | 漫画7巻の54話「こんばんわ煉獄さん」の冒頭まで放送 |
鬼滅刃 劇場版「無限列車編」 | 漫画7巻の54話から8巻の69話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ2期「遊郭編」 | 漫画8巻70話〜11巻97話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ3期「刀鍛冶の里編」 | 漫画12巻98話〜15巻127話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ4期「柱稽古編」 | 漫画15巻128話〜16巻136話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ5期「無限城編」 | 漫画16巻137話〜23巻205話最終回まで収録 |
表の通り、アニメ3期の続きを読みたい方は漫画15巻から読むことをオススメします!
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【鬼滅の刃】上弦の壱・黒死牟の正体は『継国巖勝』

物語終盤まで謎おおき鬼だった上弦の壱・黒死牟。
その正体が、19巻の第165話「愕然と戦慄く」で明らかになりました。
黒死牟の人間時代の名は、「継国巖勝(つぎくにみちかつ)」。
なんと双子の弟が、始まりの呼吸である「日の呼吸」を生み出した継国縁壱(つぎくによりいち)だったのです。
鬼舞辻無惨を除いた鬼の中のトップと、鬼を倒すために呼吸を生み出した鬼殺隊の祖は、実は双子の兄弟だったということです。
【鬼滅の刃】黒死牟の衝撃の過去
ここでは、黒死牟が生まれてからどういう経験をしてきて現在に至るのかを詳しく見ていきましょう。
黒死牟の恵まれた幼少時代

巖勝は、侍の家系の長男として生まれ、跡取りとなるよう育てられていました。
一方、双子の弟・縁壱は生まれながらにして痣があり、父から不気味に思われ、殺されそうになっていたのです。
しかし、母が10歳になったら出家することを条件に、なんとか生きることを許されます。
2人の環境は、大きく異なっていました。
巖勝は才能があったこともあり、家を継ぐために大切に育てられたのに対し、縁壱は母親のそばを離れることができず、7歳になるまで喋ることもしませんでした。
弟・継国縁壱への嫉妬

ある日から、縁壱は巖勝の稽古場に現れるようになります。
そこで、父の部下が縁壱にも竹刀をもたせ、軽く教えると、縁壱は目にも止まらぬ速さで相手を失神させたのです。
縁壱は剣士としての能力が優れていました。
それからは、巖勝は自分より下だと思っていた弟の強さに嫉妬するようになります。
縁壱の才能を知った父が、家の後継を縁壱にして、自分は追い出されると考えた巖勝は不安でした。
しかし、縁壱は母が死んだその日に家を出ていったのです。
実は、縁壱は自分が家を継がされる事をさとり、自分から出ていったのでした。
これを知った巖勝は、さらに縁壱に嫉妬するようになっていきます。
鬼舞辻無惨との出会い

縁壱が家を出てから、十数年の月日が流れ、巖勝には家族ができて幸せな日々を過ごしていました。
そんなある時、巖勝が仲間と野営をしていたところ、鬼に襲われてしまいます。
仲間が殺され、死を覚悟した巖勝でしたが、そこに縁壱が現れ、鬼を倒したのです。
前よりもさらに剣術が洗練されていた縁壱。
さらに、仲間を救えなかったことへの詫びを入れるほど、人間としても成長していました。
それを体感した巖勝は、家族を捨て、剣技を極め、縁壱を越えることを決意します。
縁壱に追いつけるように、日々厳しい鍛錬を積んでいた巖勝は、縁壱と同じ日の呼吸は習得することができなかったものの、日の呼吸の派生である月の呼吸を習得。
さらに、一時的に身体能力を向上させることができる痣も発現させることができました。
しかし、痣を発現させた仲間たちが次々に死んでいくのを見て、痣が寿命を縮めることに気づきます。
そんな絶望的な時、鬼舞辻無惨が現れ、「鬼にならないか」と提案をしてきました。
そして、巖勝はその提案を受け入れ、鬼になったのでした。
継国縁壱との最後の戦い

鬼になった巖勝は、人間時代の名前を捨て、黒死牟という名乗るようになります。
数年の時が経った頃、黒死牟は縁壱と再会することに。
縁壱は80歳を超えていて、老人と化していました。
その姿を見た黒死牟は、「信じられぬものを見た」とひどく驚きます。
なぜなら、本来であれば痣を発現させた者は25歳になる前に死ぬはずだからです。
それが目の前に生きている。
縁壱は、鬼になった兄の姿を見て、涙を流しながら憐れんだのですが、鬼である以上斬らなければならないと決意します。
その瞬間、黒死牟の頸は斬られていました。
絶命はしなかったものの、次の攻撃で死を覚悟した黒死牟でしたが、縁壱は立ったまま寿命で死亡していたのです。
弟を越えるために鬼になって力を手に入れた黒死牟でしたが、それでも縁壱には敵いませんでした。
最大の目的を果たすことができず、弟への嫉妬を抱いたまま、生きていくことになったのです。
それからは、鬼舞辻無惨と共に日の呼吸を知る人間を全滅させ、鬼の仲間を増やしていくのでした。
【鬼滅の刃】黒死牟が鬼になった理由は強さを手に入れるため

鬼舞辻無惨と出会い、鬼になった黒死牟ですが、その一番の理由はなんだったのでしょうか。
それは、「弟の継国縁壱を超えたい」。
ただそれだけでした。
そのためには、ただ毎日訓練するだけでは追いつけなかったのです。
実力の差が縮まることはなく、むしろ差が広がっていくばかり。
弟に追いつくためには強くならないといけないけど、その方法が全くわからない。
そんな状況で、さらに追い討ちをかけるような事実が発覚します。
一時的に身体能力をあげることができる痣の代償として、25歳までに死んでしまうという事実です。
痣を発現させていた黒死牟にとっては、絶望的でした。
弟を越えることはもう無理だと思っていたその時、鬼舞辻無惨に永遠の命を与えようという提案をされたのです。
黒死牟にとっては、もう魅力的なものでした。
自らの意志でその提案にのり、弟を越えるための力をつけるために鬼になったのです。
【鬼滅の刃】黒死牟の過去が見れるのは何巻の何話?

黒死牟の過去が描かれているのは、以下の全5話になります。
20巻の第174話「赤い月夜に見た悪夢」
20巻の第175話「後生畏るべし」
20巻の第176話「侍」
20巻の第177話「弟」
20巻の第178話「手を伸ばしても手を伸ばしても」
174、175、176話では、鬼になった黒死牟が弟の継国縁壱と再開するシーンが中心に描かれおり、177、178話では、兄弟2人の関係が詳しく描かれています。
【鬼滅の刃】黒死牟の正体と過去のまとめ
鬼の中でも一番の実力者・黒死牟と、鬼殺隊の始まりとなった男・縁壱が双子の兄弟だったなんて衝撃ですよね。
全ての始まりは、継国家だったのです。
そして2人の兄弟の過去は、かなりつらいものでした。
黒死牟と縁壱のどちらの考えにも共感できるのではないでしょうか。
黒死牟と縁壱の最後の戦いは本当に泣けます。早くアニメで見たいですね。