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黒死牟の特徴といえば、なんでしょうか?
おそらく皆さん「目」と答えると思います。顔に6つの目、そのインパクトが強すぎますからね。
では、なぜ目が6つあるのかご存知ですか?
実は、この理由に関して、作中では語られていません。しかし、いくつか考察することができるんです。
そこで、今回は黒死牟の目がなぜ6つあるのかを考察していきます。おそらく納得できるような内容になっていますので、気になる方はぜひご覧ください。
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題名 | 収録巻 |
鬼滅の刃 アニメ1期 | 漫画7巻の54話「こんばんわ煉獄さん」の冒頭まで放送 |
鬼滅刃 劇場版「無限列車編」 | 漫画7巻の54話から8巻の69話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ2期「遊郭編」 | 漫画8巻70話〜11巻97話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ3期「刀鍛冶の里編」 | 漫画12巻98話〜15巻127話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ4期「柱稽古編」 | 漫画15巻128話〜16巻136話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ5期「無限城編」 | 漫画16巻137話〜23巻205話最終回まで収録 |
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【鬼滅の刃】上弦の壱・黒死牟の名前の由来とは?
十二鬼月の名前は、鬼の始祖である鬼舞辻無惨がつけていることがわかっています。
ですが、それぞれの名前の由来については言及されていません。
そこで、ここでは「黒死牟」という名前の由来を2つの考察を紹介します。
①そのまま容姿が由来

「黒死牟」の「黒」と「死」の意味については、みなさんご存じだと思います。
「黒」は黒色、「死」は死ぬことを意味しています。
黒死牟の髪の毛が黒色であること、そして人間だった黒死牟は死んで鬼になったことを現しているのでしょう。
では、「牟」の意味はご存じでしょうか。
普段、あまり目にしない漢字のため、わからない人も多くいると思います。
この「牟」は、むさぼる(欲深く望む)ことを意味しています。
黒死牟が鬼になってまで欲深く望んだものはなんなのか。
それは、始まりの呼吸である「日の呼吸」を生み出した剣術の天才・継国縁壱を越えることです。
「牟」の漢字一字は、この欲深い望みを現しているといえます。
また、「牟」の画数は6画であることと、黒死牟の目の数が6個であることも関係しているのではないかと考えられます。
②病気「黒死病(ペスト)」が由来

「黒死牟」と「黒死病」
この2つ、音が似てますよね。
これが2つ目の由来です。
この「黒死病」というものは、別名ペストと言われていて、ペスト菌による1種の感染症になります。
ペストに感染すると、皮膚が黒くなることから、「黒死病(Black Death)」と言われるようになりました。
14世紀のヨーロッパで流行し、人口の3分の1以上がペストによって死亡。
野生動物や家畜に寄生するノミが体内にペスト菌を持っていて、このノミに刺されたり、ペスト菌に感染した動物の体液や血液に触れることで、人も感染します。
では、なぜこの感染症がモチーフになったのでしょうか。
実は、十二鬼月の名前は全て感染症がモチーフになっているのではないかと考えられます。
例をあげると、上弦の弐・童磨は「結核」がモチーフでしょう。
童磨の血鬼術は、自身の血を氷の霧状にして、相手にそれを吸い込ませて、肺を壊死させるというものです。
結核も、肺を蝕む病気とされています。
また、上弦の参・猗窩座は「麻疹(はしか)」であると考えられます。
麻疹は、麻しんウイルスによる感染症の1種になります。
発熱や鼻水などの風邪の症状と発疹が現れ、肺炎や脳炎などの合併症を発症することも。
この麻疹の古名は「赤斑瘡(あかもがさ)」と言われています。
これは単純に、「猗窩座」と「赤斑瘡」音が似ているという理由です。
また、猗窩座の顔のタトゥーと、麻疹よけの呪文が似ていることも理由の1つになります。
【鬼滅の刃】黒死牟の目が6つの理由は弟・縁壱が関係している?

それでは、黒死牟の目がなぜ6つあるのかについて考察していきます。
まず、鬼というのは全員が元人間です。
普通の人間であれば、鬼になっても同じ姿をしているのですが、才能のある人間は自分が強く望んだ姿の鬼へと変化することができるのです。
わかりやすい例をあげると、最終選別で登場し、50人以上の人間を喰らってきた手鬼。
この手鬼は炭治郎によって倒されるわけですが、この手鬼も人間時代の願いが姿に現れています。
その願いというのは、兄に手を繋いでほしいというものでした。
鬼化すると、手を繋ぐ相手がいないため、その悲しみを忘れようと多くの手を身体中につけた姿になったのです。
黒死牟も同じように、人間時代の容姿とはかけ離れていることから、何か強い望みがあったということです。
では、その望みとはなんだったのか。
それは、「双子の弟である継国縁壱を超えたい」というもの。
縁壱の強さについては、刀鍛冶の里編で登場した「縁壱零式(よりいちぜろしき)」という稽古用の人形がヒントになります。
その人形には腕が6本取り付けられており、最強剣士である縁壱の動きを再現するために、腕が6本必要だったことが明らかにされています。
したがって、縁壱の動きや攻撃を見切るために、黒死牟の目は6つになったと思われます。
【鬼滅の刃】透き通る世界を見るために目が増えた?

もう一つは、縁壱が使っていた能力「透き通る世界」が関係していると考えられます。
透き通る世界は、鬼殺隊士が全集中の呼吸や剣術、武術などを極めることでたどり着く境地とも言われていて、ほんのわずかな人間しか習得できません。
透き通る世界が使えるようになると、他人の体が透けているように見え、骨格や筋肉の動きがわかるようになって、相手の動きを先読みできるようになります。
才能のあった縁壱は、この透き通る世界を幼い頃からすでに習得していました。
黒死牟もそれに憧れ、日々厳しい訓練を続けてきたのですが、全く習得することができませんでした。
「透き通る世界が見えるようになりたい」
黒死牟はその想いが強かったため、鬼になって目が増えたと推測できます。
【鬼滅の刃】黒死牟の目の数と縁壱零式の腕の数の関係
どれだけの人が気付いてるかわからないけど『鬼滅の刃』20巻の表紙の縁壱さんは刀鍛冶の里で縁壱零式が初登場した時(単行本12巻)のポーズと全く同じなんですよね。
— 松山洋@サイバーコネクトツー (@PIROSHI_CC2) May 20, 2020
まるで“これが本来の縁壱です”という先生からのメッセージなのかもしれませんね。#鬼滅の刃 pic.twitter.com/DPizqwMYO5
黒死牟の目の数が6つの理由として、もう1つ考えられます。
それは、刀鍛冶の里にある「縁壱零式」に関係しています。
縁壱零式とは、鬼殺隊士が訓練用に使っていた人形で、その特徴としては縁壱の顔をしていて、腕が6本あります。
このことから察すると、おそらく実際の縁壱は、腕6本あると錯覚するほどの剣技ができていたのだと考えられます。
黒死牟は、その剣技に対応するためには、目が腕と同じくらいないと対応できないと考えたのでしょう。
黒死牟の6つの目と縁壱零式の6本の腕、十分関係性がありそうです。
【鬼滅の刃】黒死牟の目についてのまとめ
黒死牟の名前は、黒死牟の容姿と思いをそのまま現したもの、もしくは感染病のペストが由来なのではないかと考察しました。
そして、黒死牟の目が6つある理由としては、弟の縁壱が使える透き通る世界を見るため、さらに縁壱の攻撃に対応するために、黒死牟の強い想いが具現化したのではないかと推測しました。