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名称しか明かされておらず、謎に包まれたSSGとは一体どんな組織なのでしょうか。
SSGが開発したとされる新型兵器“セラフィム”も登場し、SSGの活躍はますます増えていくでしょう。
今回はそんなSSGについて、徹底的に解説・考察していきます!
SSGとは
まずは SSGについて基本的な情報をみていきましょう。
海軍特殊科学班のこと
SSGとは海軍特殊科学班のことで、正式名称は「Special Science Group」です。
その名の通り科学分野の組織で、海軍にとっても戦力となるものを開発することがメインの仕事だと思われます。
SSGの名前が登場したシーン

SSGの名前が登場したのは「第957話 “ULTIMATE”」です。
赤犬と電伝虫で会話していた藤虎の口から1回、海兵の会議で大物海賊たちについて解説していたブランニューの口から1回、SSGの名前が登場しました。
SSGのメンバー考察
次は、 SSGのメンバーを考察していきましょう。
正確なメンバーは明かされていない
SSGはまだまだ謎が多い組織です。
メンバーについても、ベガパンクが所属しているであろうことはほぼ確定ではありますが、明確にメンバーが明かされている訳ではありません。
ベガパンク

ベガパンクは、ほぼ確実にSSGに所属していると思われます。
1063話でルフィとチョッパーが自動着せ替え機のようなものを利用して衣装チェンジしていたのですが、その2人の衣装にはSSGという文字が書かれていました。
自動着せ替え機もベガパンクの発明品だと思われるため、ベガパンクはSSGに所属していると思われます。
ベガパンクについてはこちらの記事でも詳しく解説・考察しています。
ぜひチェックしてみてください!
シーザー・クラウン

シーザー・クラウンは過去にSSGに所属していたのではないかと言われています。
シーザーは元政府の科学者であると判明しており、Dr.ベガパンクの元同僚であるとも判明しています。
ベガパンクと共に所属していたその組織こそ、SSGなのではないかと考えられているのです。
SSGのリーダーはDr.ベガパンクである可能性が高い
次は SSGのリーダーがベガパンクだと言われている理由についてみていきましょう。
理由①40億巻で明かされた映像電伝虫
一つ目の理由は、ワンピースの映画『ONE PIECE FILM RED』の入場特典である40億巻に描かれています。
REDのメインキャラクター/ヴィランであるウタは、たまたま特殊な性能の電伝虫を手に入れたことをきっかけに活動場所を世界に広げて歌姫となりました。
そのウタが拾った電伝虫にSSGという文字が書かれていたのです。
また、同じく40億巻にはこの電伝虫について「ベガパンクの試作品」という説明書きもありました。
そのためこの電伝虫は、SSGの発明品かつベガパンクの試作品であるということになり、ベガパンクがSSGに所属している証拠なのです。
なお、ワンピースの映画『ONE PIECE FILM RED』についてはこちらの記事で詳しく解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!
理由②SSGが作った新兵器とベガパンクの繋がり
二つ目の理由は、SSGが開発した新兵器はベガパンクが作ったものだということです。
新兵器については後ほど解説しますが、SSGは王下七武海に取って代わる戦力として、新型パシフィスタ「セラフィム」を開発しました。
このセラフィムは直接「SSGが開発しました」と言われている訳ではありませんが、これまでの藤虎やブランニューの発言などからSSGの発明品とみてまず間違いありません。
藤虎「後は「SSG」を信じやしょうや きっと世界の勢力図は………大きく変わる……!!」
ブランニュー「毒を抜く事だけが正しい判断だったのかどうかは今後の海軍特殊科学班「SSG」の働き如何」
そのことに加え、藤虎がベガパンクのところに行ってみてきた「すげェモン」がセラフィムだと考えられるため、電伝虫と同様にセラフィムもSSGの発明品かつベガパンクの発明品でもあるため、ベガパンクがSSGに所属している証拠になります。
緑牛「長旅だったね どうだった ベガパンクのおっさんは」
藤虎「えェ見えやしねェんですがすげェモンが完成してやした」
緑牛「ほう…つまり?」
藤虎「“王下七武海”はもう要らねェ………!!!」
理由③シーザーの回想シーンでのベガパンクのセリフ

三つ目の理由は、シーザーの回想シーンで描かれたベガパンクのセリフです。
「科学班から追放だシーザー お前の奇行は目に余りーーもう庇いきれん」
このセリフに出てきた科学班というのがSSGのことかどうかは明言されていないため、ベガパンクもシーザーもSSGメンバーの“候補“として考えられていますが、セリフ内の科学班=SSGとみてまず間違い無いでしょう。
シーザーは確かに危険な思考の持ち主ではありますが、科学者としての実力は本物です。
それだけの実力を持ったシーザーを追放できるということから、ベガパンクがSSGのリーダーなのではないかと言われています。
SSGが開発した新兵器「セラフィム」とは
本記事の最後にSSGが開発した新兵器「セラフィム」についてみていきましょう。
王下七武海をモデルにした新型パシフィスタ

セラフィムとは、王下七武海をモデルにして作られた新型パシフィスタのことです。
パシフィスタとは元々はバーソロミュー・くまをモデルに作られた人間兵器のことで、ベガパンクが開発しました。
SSGが開発したセラフィムも、これまでのプロトタイプパシフィスタと同じように、レーザーを掌から発射することが可能なのですが、全体的な性能は大幅に改良されているようで完全なる上位互換と言えます。
プロトタイプと大きく違うのはその見た目で、セラフィムはバーソロミュー・くま以外にも、ハンコックとミホークの姿の個体が確認されています。
また、ルナーリア族の特徴と一致する外見をしているため、「王下七武海×ルナーリア族」の血統因子が利用されている可能性が非常に高いです。
セラフィムについてはこちらの記事で詳しく解説・考察しています。
ぜひこちらもチェックしてみてください!
セラフィムの強さ
セラフィムは、プロトタイプよりも大幅に強くなっています。
その強さは、ハンコック率いる九蛇海賊団と黒ひげ率いる黒ひげ海賊団、コビーを含めた海軍による三つ巴の戦闘の中でも傷一つつかないほどです。
直接戦闘した黒ひげも押され気味の様子でした。
セラフィムが作られた目的を考察

セラフィムが作られた目的は、王下七武海の代わりを務めさせるためでしょう。
事実、王下七武海制度は完全撤廃され、これまでその地位についていた海賊たちは普通の海賊という立場に戻ってしまいました。
海軍としてはいつ裏切るかもわからず制御が難しい王下七武海よりも、命令を聞いて代えもきく兵器の方が扱いやすいことは間違いありません。
現在セラフィムはハンコック、ミホーク、くまの3体しか確認されていませんが、おそらく他の元王下七武海のメンバーのセラフィムもするでしょう。
王下七武海に取って代わる存在として、今後の海軍の主戦力になることが予想されます。
ちなみに、王下七武海制度の撤廃が決定したレヴェリーについては、こちらの記事で解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!
SSGについてのまとめ
今回は SSGについてみてきましたが、いかがでしたか?
作中での登場が少なく、名前以外の確定情報も明かされてはいませんが、なんとなくどのような組織なのか想像がつきますね。
本記事でも紹介したように、今後の勢力図や海軍の軍事力というものにSSGという組織は非常に重要になってくるようですので、これからの活躍に期待していきましょう!