【転スラ】フォビオは結婚相手と戦って死亡?獣王国三獣士の強さ・技・能力を解説
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

転スラに登場するフォビオは、獣王国最高戦力である三獣士の1人です。
実力者なのにやられ役のイメージが強い不遇なキャラですが、原作ではとんでもない目にあっています。

フォビオの強さ・技・能力・結婚相手に殺される噂の真相について解説します。

【転スラ】フォビオはどんなキャラ?

獣王国の最高戦力三獣士の1人で黒豹牙と呼ばれる獣人

公式サイトのフォビオ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

名前フォビオ
所属獣王国ユーラザニア
称号黒豹牙、三獣士
種族黒豹の獣人族ライカンスロープ
スキル自己再生→超速再生
声優山下誠一郎

フォビオは、獣王国で最高戦力と呼ばれる三獣士の1人です。
三銃士の中では一番若く他の2人に実力は劣りますが、獣王国でトップクラスの強さなのは間違いありません。

初登場時は威圧的で悪役のようでしたが、後に反省してテンペストの良き協力者として活躍するようになります。
強いはずなのに格上の相手と戦うせいで、やられてばかりいる印象の強い不遇なキャラです。

調子に乗った小物だったが失敗をきっかけに成長

態度を改めたフォビオ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

初登場時のフォビオは横柄な態度で使者失格と言われるような人物でしたが、大失敗をきっかけに成長しました。

テンペストに使者として訪れた際に態度が悪かったせいでミリムとトラブルになり、リムルからも出直せと言われてしまいます

テンペストの技術力を理解した後は後悔していましたが、ミリムを逆恨みして復讐を考えるなど、かなり問題のある人物として描かれていました。

ミリムとリムルに命を助けられてからは態度を改め、大きく成長
再び使者として現れた時は、リムルにも慇懃な物腰で接するようになっていました。

【転スラ】フォビオの強さ・能力・技を解説


初登場時の魔素量はベニマルより高かった

フォビオの魔素量はベニマルよりも上だった
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

初登場時のフォビオは、ベニマルを超える魔素エネルギー量を誇るかなりの強キャラでした。
魔素量=強さではありませんが、強さの目安になるランクと魔素量が比例するほど重要な要素です。

大賢者はリムルならフォビオに勝てると言っていたため、この時点ではベニマルより強かった可能性が高いです。
かなりの大物と言われており、三獣士にふさわしい強さだったと言えるでしょう。

しかし、ベニマルにはすぐに追い越されてしまい、どんどん差をつけられることになってしまいます。

カリュブディス化した影響でスキル「超速再生」を獲得

カリオンに殴られたフォビオ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

フォビオはカリュブディスの依り代にされたことで、スキルの自己再生を超速再生に進化させています。
元々高い再生能力がありましたが、超速再生を獲得したことで不死身に近い状態に

魔素が尽きるか、一撃で死亡しない限りは、あっという間にダメージが回復します。
格上のフットマンやティアとの戦いでは、いくらやられても食らいつくしぶとさを見せていました。

豹牙爆炎掌は強力な爆炎を放つ奥義

豹牙爆炎掌はミリムに効かなかった
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

豹牙爆炎掌は手から強力な爆炎を出す奥義で、初登場時に使用しています。
相手がミリムだと分かった上で使用しているので、当時のフォビオの技では最強の可能性が高いです。

ミリムには覇気だけで炎を上空に逸らされてしまい、全く通用しませんでした。
しかし、巨大な火柱が上がっているため、威力はかなりのものだったと思われます

【転スラ】フォビオの登場シーンや活躍


テンペストを力づくで従えようとして魔王ミリムに倒される

ミリムに潰されたフォビオ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カリオンの使者として現れたフォビオは、テンペストを力づくで従えようとして偶然近くにいたミリムに倒されます。
リムルたちの存在を知った魔王カリオンは、スカウトのためにフォビオを派遣

リグルドを攻撃してカリオンに従うように強要しますが、起こったミリムにKOされてしまいます。
リムルと話すことはできましたが、改めて使者を送れるように言われて追い返されることに。

フォビオはテンペストの技術力を高く評価し、完全に対応を誤ったことを後悔。
しかし、ミリムに対する怒りを抑えることができずに復讐を考えます。

カリュブディスの依代にされるがミリムとリムルに救われる

ミリムの手加減された攻撃を受けるフォビオ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ミリムを恨むフォビオは中庸道化連に利用されてカリュブディスの依り代にされますが、ミリムとリムルによって救出されます。

ミリムへの復讐に取り付かれたフォビオは、中庸道化連のフットマン・ティアの口車に乗せられてカリュブディスと同化することを決意。
カリュブディスになったフォビオは、ミリムを倒すためにテンペストに侵攻します。

テンペスト軍と互角以上に戦いますが、ミリムは手加減した攻撃でフォビオを生かしたまま撃破
リムルは、フォビオとカリュブディスを切り離して救出します。

命を取られることを覚悟したフォビオですが、許されたことでリムルを尊敬するように。
その後カリオンが登場し、テンペストと獣王国の不可侵協定を約束します。

クレイマンとの戦いでテンペストに協力

フットマンに攻撃をしかけるフォビオ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

フォビオはクレイマンとの戦いで再登場し、テンペストに協力しました。
突然宣戦布告したミリムの攻撃で、獣王国は消滅します。

フォビオは1人だけミリムの攻撃に巻き込まれますが、何とか生きていました。
フォビオは、カリオンの敗北とミリムがクレイマン領に飛び去ったことをテンペストに報告します。

クレイマン軍との戦いでは、監視していたフットマンと激しい戦いを繰り広げることに。
フォビオは圧倒的な実力差を見せつけられますが、超速再生で食らいついていました

ミリムはクレイマンに操られたフリをして、カリオンを助けていたことが判明。
カリオンがミリムの配下についたことで、フォビオも自動的に配下になりました。

【転スラ】フォビオの失恋とその後を解説

ベニマルと結婚したいアルビスはフォビオの未亡人になろうとする

カリオン配下の三銃士
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ベニマルと結婚したいアルビスは、フォビオの未亡人になることで第二夫人になることを考えます。
ベニマルとアルビス、テングのモミジは三角関係になっていました。

ベニマルを巡って争ううちに意気投合したモミジとアルビスは、2人ともベニマルと結婚する方法を考えます
テンペストは一夫一妻制ですが、未亡人なら第二夫人、第三夫人として結婚できるルールが。

アルビスはフォビオと結婚した後で、地下迷宮の中でフォビオを殺して未亡人になることでベニマルの第二夫人になる計画を考えていたのです。

地下迷宮では死んでもすぐに復活するとはいえ、なかなかとんでもない計画と言えます。

アルビスと結婚したいフォビオは立ち向かうが敗北して死亡

ベニマルに抱き着くアルビスとモミジ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

とんでもない計画に巻き込まれたフォビオですが、アルビスと本当に結婚するために戦いに挑んで敗北します。

アルビスはフォビオと結婚した上で地下迷宮で死ぬまで戦い、自分が勝ったらベニマルと結婚し、フォビオが勝ったらそのまま結婚するつもりでした。

アルビスに好意を持っていたフォビオは、彼女と結婚するために全力で戦います
しかし、勝負はあっけなくアルビスの勝利に終わり、彼女はベニマルの第二夫人になりました。

無事に生き返ったフォビオは、目の前で2人が結婚するのを見て涙を流すことになります。

復活の腕輪で蘇ったフォビオはゴブアと恋仲に

公式サイトのゴブア
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

失恋したフォビオですが、同じく失恋したゴブアと慰め合ううちに恋仲になっていました。
アルビスに振られたフォビオですが、失恋したのは彼だけではありません

ベニマルが結婚したことで、彼に好意を持っていたゴブアも失恋してたのです。
2人はお互いを慰めているうちに、いつの間にか恋仲になっていました。

【転スラ】フォビオと関係の深いキャラクター

カリオン

百獣化したカリオン
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カリオンは獣王国の国王で、フォビオの主君です。

十大魔王の1人として自分の強さに絶対の自信を持っていましたが、ミリムに負けて事で自分から配下になりました。
ミリムの配下になった後は四天王の1人となり、有事の際は全軍の指揮を執っています。

フォビオのカリオンに対する忠誠心は非常に高く、常に主のことを第一に考えています

カリオンについては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

リムル

コミックス24巻のリムル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

リムルは転生したらスライムだった件の主人公で、覚醒魔王どころか竜種にまで進化したスライムです。
出会った当初のフォビオはスライムのリムルを完全に見下していましたが、テンペストの技術力を見て認識を改めました。

さらにカリュブディスになった自分を救い、獣王国の危機に手を差し伸べてくれたリムルに強い尊敬の念を抱くように。
自分からテンペストの使者に志願し、恭しい態度でリムルに接する姿にフォビオの変化が表れています。

ミリム

フォビオを殴ろうとするミリム
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ミリムは、最古の魔王の1人でリムルの親友です。
初登場時のフォビオを殴り倒し、その後も何度も攻撃を加えることになりました。

しかし、カリュブディスになったフォビオを傷つけずに止めており、その後は気持ちよく許しています。
フォビオも力の差を思い知ったのか、ミリムへの態度はすっかり変わりました。

ただ、根本的に相性が悪いのか、カリオンと戦ったミリムの攻撃の余波に巻き込まれることに。
フォビオはミリムの必殺技を2種類も受けて、生き残っている貴重なキャラになりました。

カリオンがミリムの配下になったことで、フォビオも彼女の配下になるというまさかの事態になっています。

ミリムについては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

【転スラ】フォビオについてまとめ

転スラに登場するフォビオについて解説しました。
立派な肩書で登場したのにミリムの攻撃を何度も受け、やられ役のイメージが定着したフォビオ。

好きな相手が他の男と結婚するために、一度殺されるという悲惨な役割まで引き受けています。
それでも、周りを引き立てるわき役としての立ち位置が定着したと言えるでしょう。

転スラの原作も終盤になっていますが、フォビオの見せ場に期待しましょう。

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