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③ああああ頼む神様!どうかどうか弟を連れて行かないでくれ!お願いだ!
こちらは179話、黒死牟討伐に大きく貢献した玄弥でしたが、黒死牟から与えられた傷は非常に大きなもので、鬼化(玄弥の能力)をしていた玄弥でも回復することができず、体が崩れ始めたのです。
必死になんとかしようとする実弥でしたが、玄弥の体の崩れは止まりませんでした。
そして、玄弥はこれまでの後悔や感謝といった自身の思いを実弥に伝えます。
「ああああ頼む神様!どうかどうか弟を連れて行かないでくれ!お願いだ!」と懇願する実弥の願いも虚しく、玄弥は塵となって消えていってしまったのです。
この、玄弥を失いたくないと涙を流す実弥の、普段と異なる弟を思いやる姿に心を打たれた読者が多かったようです。
④お袋背負って地獄を歩くよ
鬼舞辻無惨討伐後、気を失っていた実弥は、夢で母と再開します。
鬼となり玄弥と実弥以外の兄妹を手にかけてしまった母は、天国にはいけない、と玄弥に伝えます。
そんな母に対し「・・・分かった、じゃあ俺はお袋と行くよ。俺があんまり早くいったら玄弥が悲しむだろうし。お袋背負って地獄を歩くよ。」と笑顔で伝えたのです。
母親のためなら地獄でもともに歩くという母親想いな発言は、かっこいいの一言に尽きますよね。
⑤元気でなァ
こちらは204話、鬼のいなくなった世界で、人間に戻った禰豆子と再開した実弥が発した言葉です。
最終決戦後、人間へ戻った禰豆子と出会した実弥は、過去の非礼、そして無惨討伐後気を失ってしまっていたため、炭治郎が鬼となってしまっていた間力になれなかったことを謝罪しました。
それに対し禰豆子は、2年ほど寝ていたことのある自分にとっては大したことはないと伝え「私寝るの好きです」と笑顔で伝えました。
そんな禰豆子に玄弥の姿を重ねた実弥は、優しい表情で禰豆子の頭を撫で、「元気でなァ」と去っていったのです。
どこまでも弟思いで、優しい表情を見せた実弥がかっこいいと話題になりました。
【鬼滅の刃】不死川実弥のかっこいい戦闘シーン
ここからは不死川実弥の戦闘シーンでのかっこよさに注目していきましょう。
水柱との柱稽古
不死川実弥が初めて戦闘シーンを見せたのは、136話の水柱・冨岡義勇との柱稽古でした。
お互い手にしていたのは木刀であったにもかかわらず、実弥が繰り出す技は荒々しく迫力があり、一撃でお互いの木刀が折れるほどの威力であったことから、その攻撃がいかに強力なものだったかがうかがえました。
ここでの戦は一瞬ではありましたが、その一瞬すらもかっこいいというのはさすがですね。
黒死牟との戦い
黒死牟との戦いでは、実弥の戦闘シーンが非常に多く見られました。
迫力満点な風の呼吸はもちろん、洗練された戦いぶりは黒死牟ですら高く評価しました。
さらに、実弥は稀血の中でもさらに鬼を酩酊させる珍しい血の持ち主で、深傷を負った際に「猫に木天蓼、鬼には稀血」と笑顔を浮かべながら、ふらついた黒死牟を畳み掛ける姿も非常にかっこいいものでした。