”赤犬” サカズキが言う「(五老星の)もっと上」とは?
サカズキが「(五老星の)もっと上」と表現する「イム様」とは一体何者でしょうか。
イム様の初登場は、世界会議編908話です。
表向きのトップ五老星ですらイム様の前では跪いているため、上司レベルではなく「圧倒的な権力の差」があると思われます。
また、イム様が聖地マリージョアのパンゲア城の中にある「虚の玉座」に座るシーンが描かれているのですが、この「虚の玉座」とは
- 世界の中心
- 誰も座らない事が平和の証
と言われており、「この世界にたった一人の”王”などいない」事を表現するための玉座です。
その玉座に座っていることから
- 「この世界にたった一人の”王”などいない」は嘘
- この世界にたった一人の”王”こそが「イム様」
であり、イム様の存在は極秘事項だという事がわかります。
ただコブラ王との会話で、イム様は「ネロナ・イム聖」であることが明らかになりました。
「ネロナ・イム聖」は世界政府の創設者である最初の20の王の1人であると考えられています。
また、「イム聖」と言われていることから、男性であると考えられます。
ワンピースで最も謎な存在といえるイムとは?
前述の通り正体不明なイム様ですが、ワンピース考察をする人の間では「不老不死」ではないかと言われています。
その理由は本記事の主役、五老星の存在です。
不老不死についてはこの後詳しく解説しますが、結論から言うと筆者は五老星が「不老」であると考えています。
もしそうであれば、五老星が跪くほどの権力を持ったイム様だけ不老ではないという事はあまり考えられません。
また、イム様や五老星が住むマリージョアには「国宝」があり、その国宝は寿命を使って利用するものだと考えられます。
そのため、「国宝」を利用できる「不老のイム様」が「王」として扱われていると考えるのが自然だと思われます。
さらに、イム様は800年前に世界を創造した20の王たちの1人である可能性が高いことが明らかになっています。
ここから、イム様は不老手術を受けている可能性が高いと考えられます。
ちなみに、マリージョアの国宝についてはこちらの記事で考察しています。
五老星と同じ天竜人についても解説していますので、ぜひチェックしてみてください!
イム様と五老星は悪魔の実の能力者?
自身の存在が知られたことや、ネフェルタリ家がDの一族であることが明らかになり、コブラ王はイム様と五老星によって殺害されました。
この際、イム様と五老星は人間ではない何かの姿になっていました。
シルエットで描かれたため詳しくはわかりませんが、悪魔のような尻尾だったり、化け物のようなシルエットが描かれています。
五老星が”不老不死”である可能性を考察
ここでは、五老星が”不老不死”である可能性について考察していきましょう。
五老星の年齢は800歳以上?
五老星は「不老不死では?」と考察されることが多いです。
その理由をまとめてみました。
- 五老星の体には傷跡があり「戦争経験者」であると考えられる
- 現在五老星を含む天竜人は守られる対象であるため、戦争にでていたなら「空白の100年」の可能性が高い
- ゴムゴムの実についてのセリフ「あの実は我々にとっても伝説だ」「過去何百年も”覚醒”する事などなかった」から「五老星は前回の覚醒を知っている」と思われる
- 前回の覚醒が空白の100年の可能性があるため「五老星が800年前から生きている」と思われる。
このように、五老星が「不老」である可能性は非常に高いといえます。
ただ、
「“ゴムゴムの実”はいつの時代も「世界政府」が回収を試みて来たが……決してその手中に収まる事はなかった」
というセリフでは世界政府を他人事のように表現しているため、不老ではないのではという考察も見かけます。
ここは意見が分かれるところだと思いますが、筆者としては
- 同じ天竜人でありながら、一般の天竜人の印象と五老星の印象が大きくかけ離れている
- 保護対象として生まれたとすれば、傷跡や刀を所持している点の説明が難しい
という事から、やはり800年前から生きている「不老説」を推していきたいと思います。
また、筆者が考えたのは「五老星自体も空白の100年についての記憶がない説」です。
ワンピースには魂の概念があり、天才頭脳を持ったベガパンクや未知の能力”悪魔の実”が存在しますので、「空白の100年」は文字通りの「空白」であり、その効力が五老星にも及んでいる可能性があってもおかしくなさそうです。
ちなみに、こちらの記事では五老星が伝説と称する「ゴムゴムの実の覚醒」について解説しています。
ぜひチェックしてみてください!