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【呪術廻戦】禪院真依の術式や能力を解説
禪院真依の術式は構築術式
禪院真依の術式は、術者の呪力を基に0から物質を生み出す構築術式です。
構築術式の一番の特徴は、1度精製された物質は術式終了後も消えずに残るという点です。
真依はその特性を最大限生かすため、装填数の分かりやすいリボルバー式の銃を使用し、弾数でブラフを張って相手の油断を誘う戦い方にたどり着きました。
殺し以外なんでもありの京都姉妹校交流会ではゴム弾を使用していましたが、実弾であれば真希も素手でつかむことは出来なかったでしょう。
呪力次第ですが、何でも作れるので応用の利く術式といえます。
その一方で、構築術式は呪力消費が激しく、とてつもない負荷が体にかかってしまうというデメリットも…
生まれつき呪力量の少ない真依は、1日1発の弾丸を作り出すので精一杯。
弾丸以外であればキンケシ1つ作るだけで限界に達してしまいます。
元々、呪術師になりたくないという思いも相まって、真依の呪術師としての実力はそこまで高くありません。
しかし、その実力の低さを補うために銃という近代兵器を取り入れる柔軟性は羂索から高く評価されました。
普段は6連装のリボルバー銃を愛用していますが、スコープ付きのライフル銃を使用することも。
ちなみに真依は数百メートル級の狙撃を成功させるほどの腕前を持っており、京都姉妹校交流会でも離れた場所から的確に釘崎野薔薇を撃ち破りました。
禪院真依は領域展開可能?
禪院真依は領域展開不明のまま死亡してしまいました。
領域展開はハイレベルな技術、かつ、膨大な量の呪力を消費するため、作中でも自由に使える者はごく少数。
ナナミンこと七海建人ですら領域展開は出来ませんでしたし、伏黒恵も不完全な領域展開しか見せていません。
領域展開には相当な技術と膨大な呪力、そして類まれなセンスが求められます。
元々真依は呪術師としての実力は低いですし、生まれつき呪力量は少なめ。
そのため、もし真依が生きていたとしても、領域展開は会得出来なかったでしょう。
【呪術廻戦】禪院真依の現在は?死亡した?
禪院真依は何巻で死亡した?
禪院真依は原作単行本17巻149話で死亡しました。
伏黒恵が禪院家当主に指名され、禪院家の全財産を相続することになりました。
これからのことを考え、真希は禪院家で保管されている呪具や金を持ち出すことに。
伏黒恵に相談したうえで禪院家の忌庫に立ち入ると、そこには扇と、ボロボロになって横たわる真依の姿がありました。
なんと扇は真希と真依の動向を見越し、忌庫内を空にしていたのです。
真希より先に忌庫を訪れた真依は、扇との圧倒的な力の差によって敗北してしまいました。
扇は、自分が当主になれなかった理由は子供(真希と真依)が出来損ないだったからだと責任を擦り付け、2人を殺そうとしていました。
真希は組屋鞣造の傑作・竜骨で扇に挑みますが、あっけなく敗北。
そのまま真希は真依と一緒に訓練と懲罰に使われる部屋に投げ込まれます。
部屋の至る所に2級以下の呪霊が隠れており、扇は初めから2人を殺すために懲罰房に連れてきたことがうかがえます。
扇は真希と真依を人生の汚点だと言い捨て、その場から去っていきました。
扇の姿が見えなくなった後、真依は真希の胸に手を当て、真希がまだ生きているか確認します。
そして、真希がまだ生きていると知ると、真希にキスをしたのです。
次の瞬間、場所が海辺に変わり、瀕死だった真希も意識を取り戻していました。
真依はなぜ呪術師にとって双子が凶兆であるかを説明し、全呪力を込めて呪具を構築。
しかし、たった1発の銃弾しか作れない真依の体は、呪具を作り出すほどの膨大な呪力消費に耐えきれず…
真希が目を覚ますと、すぐそばに死亡した真依が横たわっていました。
真依が死に、伏黒甚爾(禪院甚爾)と同じ状態になった真希は呪霊を瞬殺。
さらに扇を殺した後、真依と約束した通り、禪院家のすべてを壊すのでした。