剣豪リューマは生前「リューマ・ド・キング」や「剣豪キング」と呼ばれていた
MONSTERSでのリューマが最強の剣豪「キング」との戦いを夢見ていると紹介しましたが、実はこの最強の剣豪キングはリューマ本人であるとMONSTERS作中で判明しています。
剣豪キングは他にも呼び名があり、それが前述の「リューマ・ド・キング」なのです。
この呼び名については
「助けられた皆がつけた名前だから本人は知らないだろうけど…」
と語られており、実際にリューマはそれを知らず剣豪キングを探す旅を続けるというストーリーです。
ワンピースの剣豪”霜月リューマ”の死後
MONSTERSでのリューマについてみてきたので、ここではワンピースでの霜月リューマについてみていきましょう。
“刀神様”として鈴後の墓地に埋葬・祀られる
前述のように、霜月リューマは死後、“刀神様”として鈴後の墓地に埋葬し祀られていました。
霜月リューマの生前の伝説は現代のワノ国においても語り継がれているようで、ワノ国の人々は霜月リューマを慕っているそうです。
しかし、霜月リューマの遺体は愛刀”秋水”と共に墓荒らしに盗まれてしまい、この件は国中が涙した大事件「ワノ国英雄の”墓荒らし騒動”」と言われています。
スリラーバーク編:ゲッコー・モリアの海賊団でゾンビとしてよみがえる
墓荒らしにあって盗まれてしまった遺体は、スリラーバーク編でスリラーバーク海賊団の将軍ゾンビとして復活しています。
同じ時に盗まれた秋水もこの将軍ゾンビが所有していたため、ほぼ間違いなく、スリラーバーク海賊団(騒動当時の名前はゲッコー海賊団)が強いゾンビを生み出すために盗み出したのでしょう。
また、同時期にワノ国鈴後でゲッコー海賊団 vs 百獣海賊団の戦争が勃発しており、この時に盗み出したとみて間違いないです。
スリラーバーク編:ロロノア・ゾロに”秋水”を託す
将軍ゾンビとして復活したリューマにはゲッコー・モリアによってブルックのカゲが入れられているため、正確にはリューマが復活したわけではありません。
ゾンビの人格や記憶はカゲの元所有者、リューマの場合はブルックの人格と性格が引き継がれているため、ゾンビとしてのリューマに「竜を斬った記憶」などはないはずです。
しかし、ゾロとの戦闘中には
「何か巨大な生物とでも対峙したかの様な…」
とリューマが話しており、体にも記憶が定着している様子が描かれています。
この対戦を通じてゾロに何かを感じたのか最終的にリューマは秋水をゾロに託しているのですが、この判断にも体側の意志が含まれているように感じますね。
霜月家の家系図を考察
それでは本記事の最後に、リューマと同じ霜月家についてみていきましょう。
霜月リューマの子孫
霜月リューマは現段階では霜月家の中で一番古い人物だと思われ、ワノ国編で登場した霜月家は霜月リューマの子孫だと考えられます。
霜月牛マル
霜月牛マルは存命のころ、ワノ国の鈴後で大名を務めていました。
光月おでんがカイドウと戦い死亡した後、ワノ国将軍オロチから
「黒炭に仕えるか戦うか!!」
と問われた霜月牛マルら大名たちは戦いを選びましたが、敗戦した結果捕まってしまい、その後は同じ牢に入れられていたヤマトを逃がすため牢を破り亡くなっています。
同じ霜月姓であることから、霜月リューマの子孫である可能性が高いと思われます。
なお、霜月牛マルと霜月コウ三郎が兄弟である可能性など、霜月牛マルに関してはこちらの記事で詳しく解説・考察しています。
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霜月コウ三郎
霜月コウ三郎は、ワノ国の出身刀鍛冶であり剣豪です。
ワノ国を違法出国し、その後シモツキ村を作ったことが判明しており、同時にくいなの祖父でありコウシロウの父であることも判明しています。
おでんから日和が譲り受け現在はゾロが譲り受けた「閻魔」と、くいなの形見である「和道一文字」はどちらも霜月コウ三郎が作った刀です。
霜月コウ三郎と同様に、霜月リューマと同じ霜月姓であることから子孫である可能性が高いと思われます。
なお、霜月コウ三郎についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
霜月康イエ
霜月康イエとは、ワノ国「白舞」の元大名です。
若い頃の錦えもんたちに光月おでんに相応しい家臣となるよう諭しサポートした人物ですが、当初は太鼓持ちを生業としているえびす町の人気者として登場していました。
霜月牛マルや霜月コウ三郎とどれくらい血縁関係が近いのかは分かりませんが、霜月康イエも霜月リューマの子孫である可能性が高いと思われます。
コウシロウ
コウシロウは、シモツキ村で剣術道場の師範をしているゾロの師匠です。
ゾロと幼馴染であるくいなという一人娘がいましたが、階段での転落事故でくいなが他界した後、彼女の愛刀だった和道一文字をゾロに譲りました。
前述のように、霜月コウ三郎の息子であることが判明しており、霜月家であることも判明しました。
コウシロウについても、霜月リューマの子孫である可能性が高いと思われます。
くいな
くいなは前述のコウシロウの一人娘で、生前はゾロに対して2001戦2001勝という戦績を残しており、ゾロが唯一勝てない相手だったほど剣の才がありました。
自宅の階段で転落し亡くなってしまい、愛刀だった和道一文字は現在ゾロが譲り受けています。
そしてこちらも前述の様に霜月コウ三郎の孫であることが判明しているため、くいなも父コウシロウと同様、霜月リューマの子孫である可能性が高いと思われます。