ロックス・D・ジーベックの強さ

ロックス海賊団とゴッドバレー事件
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ロックス・D・ジーベックは名前がたった一度登場しただけのため、実際にどれだけ強かったのかは判明していませんが、ロックス・D・ジーベックを取り巻く環境からその強さを考察することができそうです。

まず第一の判断材料は

  • 数多くの大物を率いていたこと

でしょう。

センゴクからロックス・D・ジーベックやロックス海賊団について話を聞いた海兵たちも、所属していた海賊の名前を聞いてかなり驚いていました。

次にロックス・D・ジーベックの強さを物語っているのは、

  • ロジャーにとって最初にして最強の敵

であるということです。
そして、

  • ロジャーとガープが共闘してロックス海賊団の進撃を止めたゴッドバレー事件

の話からも、この二人と渡り合えるほどの強さを持っていたことがわかります。

最後に、よく考察される内容として

  • デービーバックファイトで仲間を集めた説

があります。

ロックス海賊団は海賊島”ハチノス”で一つの儲け話の為にかき集められて生まれた集団で、もし本当にデービーバックファイで集められたのであれば、ロックス・D・ジーベックは相当な強さを持っていたとみて間違いなさそうです。

ロックス・D・ジーベックの復活説を考察

それでは本記事の最後に、ロックス・D・ジーベックの復活説を考察していきましょう。

「”ロックス”の再来」とは

ロックス・D・ジーベックとその海賊団は復活するのではないかと考察されることがあります。

その理由はワンピース作中のサカズキと藤虎の会話で、「”ロックス”の再来」というワードがでたことです。

カイドウとビッグ・マムが手を組むことをサカズキから聞いた藤虎が

  • 「”ロックス”の再来ですかい…!!」

と話しており、復活のフラグのようにも聞こえます。
また、907話のヒナとガープのセリフでも

  • 海軍少将ヒナのセリフ「(ロックス海賊団について)船長を失っても力は増してるわ」
  • それに対するガープのセリフ「復活すりゃ脅威じゃが」

という話がでているのですが、ヒナのセリフは「ロックス海賊団は無くなっていない」という意味にも聞こえますし、ガープのセリフはフラグのようにも聞こえます。

これらのことからロックス・D・ジーベックとその海賊団が復活するのではないかと言われているのです。

現代のロックス・D・ジーベックは黒ひげかバギー?

バギー
出典:pixiv@かまきり

 

ロックス・D・ジーベックとその海賊団の復活する可能性についてお話ししましたが、ロックス・D・ジーベックが死んでいることはほぼ確定しています。

一応、ブルックが行ったことのある「黄泉の国」の存在やゲッコー・モリアのように死者や死体に干渉する悪魔の実が存在する可能性も考慮して”ほぼ”と表現していますが、ロックス・D・ジーベック本人が復活する可能性は低いでしょう。

そうなると、誰かが「現代のロックス」として「新生ロックス海賊団」を復活させるのではないかと考えられます。

その場合に思い浮かぶのは「黒ひげ」か「バギー」です。

黒ひげとロックスの関係については本記事でふれたとおりですが、

  • バギーが新たに立ち上げたクロス・ギルドという組織のメンバーにミホークとクロコダイルがいるため、”共通の目的のために集まった可能性が高い”
  • クロス・ギルドは海兵に懸賞金をかけるビジネスを展開しており、”海軍(世界政府)に牙をむいている”
  • 四皇一人と元王下七武海二人が所属しており、”組織として高い実力を持っている”

などの点から、バギーも現代のロックスの有力候補となっています。

また、この後解説しますがバギーと幼い頃からロジャー海賊団に所属していたシャンクスはゴッドバレー事件で拾われたことが確定しているため、バギーも同様にゴッドバレー事件で拾われた可能性があり、その場合

  • バギーはロックス・D・ジーベックの息子

という可能性も考えられます。

シャンクスの本名が”ロックス・D・シャンクス”説

シャンクス
出典:pixiv@goldenhans

 

2022年8月6日に公開された映画『ONE PIECE FILM RED』では、五老星が映画のメインキャラクターであるウタのことを「フィガーランド家」という「天竜人」だと認識している様子だったのですが、ウタとシャンクスに血のつながりはないため、

  • シャンクスがフィガーランド家という天竜人で、娘のウタも天竜人だと勘違いしていた

のではないかという説が浮上しました。
また、入場特典『40億巻』で確定した内容に、

  • シャンクスは当時1歳のころに、ゴッドバレー事件でロジャーが奪った宝箱の中に紛れ込んでいた

という情報があります。
これらの情報や映画以前から考察されていた説をまとめると

  1. シャンクスの本名が”ロックス・D・シャンクス”説
  2. シャンクスの本名が”フィガーランド・シャンクス(その他フィガーラン・D・シャンクスなど)”説
  3. シャンクスは”ロックス家”と”フィガーランド家”の息子

    のいずれかである可能性が高いと思われます。

    シャンクスにはロックス・D・ジーベックのような野望は感じられませんが、血筋としてロックスにかかわりがあるとしても不思議ではないでしょう。

    ドラゴンは”ロックス・D・ジーベック”の息子説

    モンキー・D・ドラゴン
    出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

    ロックス・D・ジーベックの息子候補として、もう1人名前が挙がっているのがモンキー・D・ドラゴンです。
    ドラゴンはガープの息子ですが、ガープとは外見も性格も似ていないと言われています。

    そのため、ドラゴンはガープの実の息子ではなく、養子説やガープの娘と結婚したなどの説がささやかれていました。
    ロックス・D・ジーベックはシルエットしか描かれていませんが、ドラゴンと似ています

    ロックスの目的は世界の王になることだったようですが、天竜人を倒す必要があるでしょう。
    ドラゴンは革命を起こして天竜人を倒そうとしており、2人の目的はかなり似ているとも言えます。

    ロックス・D・ジーベックが悪人だということも確定しておらず、ドラゴンと親子でもおかしくはありません。

    ドラゴンはゴア王国生まれだとサボに語っていますが、ドラゴンがゴア王国で生まれたことはロックスの息子でない証拠になりません。

    ロックス・D・ジーベックのまとめ

    今回はロックス・D・ジーベックについて解説と考察をしてきましたが、いかがでしたか?

    ゴッドバレー事件の回想が描かれましたが、実際のゴッドバレー事件は957話の情報とはかなり違う様子でした。

    改めて回想が描かれる可能性は高く、今度こそロックスの姿が描かれるでしょう。
    意志を受け継いだ現代のロックスも登場すると思われるので今後の展開を楽しみに待ちましょう。

    おすすめの記事