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文ストのギルドとは、北米大陸を中心に勢力を伸ばす、米国の異能力者集団です。
一部の人間の噂話でしか、その存在を確認されていないため、国木田に言わせると、三文小説の悪玉のような組織とのことです。
今回は、彼らが何者で、何の目的でヨコハマに来たのかを解説しましょう。
【文豪ストレイドッグス】ギルドとは?
いかなる組織なのか?

ギルドとは、組合とも呼ばれている組織で、政界や財界を通じて、北米で勢力を伸ばしている組織です。
一般的には認知されていない組織であり、いわゆる秘密結社とも言うべき存在です。そのため、世間では都市伝説として扱われています。
メンバーの大半は異能力者で構成されており、とてつもない資金力と権力で、様々な謀略を行っています。
ポートマフィアとの違いは?

ギルドはポートマフィアとは違い、犯罪組織ではなく、あくまでも秘密結社であり、マフィアのように犯罪行為を行うことはしないようです。
特務課の坂口安吾の調査によると、ギルドの構成員は表の顔を持ち、政治家や大企業、軍の要職に就いているものまでいるとのことです。
そのため、外交から圧力をかけて、特務課すら無力化させることもできるため、マフィアと違って政治的な力を持つ組織と言えます。
階級は?
ギルドの階級は、古いヨーロッパの職工者が用いていた階級で表わされています。具体例をあげると以下の通りです。
- 従弟(アプレンティス)
- 職人(フェロークラフト)
- 設計者長(マスター・アーキテクト)
- 団長
設計者長は、組合第三位の階級であるため、団長と設計者長の間に、何かもう一つ階級があるようですが、本編では明かされていません。
さらに上級秘書官や、下級構成員などが存在しており、かなりの規模の人員が揃っています。
【文豪ストレイドッグス】ギルドの初登場
中島敦の拉致を計画
ギルドは、当初、ロシアの「死の家の鼠」、欧州の「時計塔の従騎士」という異能組織と組んで、マフィアに中島敦を拉致させたのです。
彼らの目的は、書いたことを現実化させる力を持った不思議な「本」で、理由は定かではありませんが、敦は本を探すための「指標」となることができるので、拉致を計画したのです。
実行はマフィアにまかせ、ギルドは他の組織と共に、敦に七十億もの懸賞金を懸けて、裏で暗躍をしていました。
武装探偵社に宣戦布告

マフィアが敦の拉致に失敗すると、ギルドは、直接探偵社に宣戦布告してきました。
ギルドの団長であるフィッツジェラルドは、探偵社に出向いて、社長の福沢諭吉にトランク一杯の札束を見せ、探偵社を買い取ろうとしました。
ただし、フィッツジェラルドの目的は、探偵社そのものではなく、探偵社が所持している「異能開業許可証」でした。
取引をはねのけた福沢に対して、フィッツジェラルドは、次は力づくで奪い取ることを宣言して、その場を後にしました。
この時に、探偵社、マフィア、ギルドの三組織による三社戦争がはじまったのです。
【文豪ストレイドッグス】ギルドのリーダーとは?
フィッツジェラルドとは?

- 年齢:32歳
- 誕生日:9月24日
- 身長::191センチメートル
- 体重:88キログラム
- 血液型:O型
- 好きなもの:金、自分、家族
- 嫌いなもの:貧乏人
フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルドは、ギルドの団長であると同時に、複数の会社を経営する富豪です。
自らの腕一本でギルドの長となり、莫大な財産を築き上げたことから、自分の力に絶対の自信を持っており、自己愛の強い性格をしています。
その一方で、家族や部下思いの一面があるのですが、部下の異能を間違って覚えていたり、目的のためなら、ヨコハマを焼き払うこともするなど、基本傍若無人な人物です。
異能は「華麗なるフィッツジェラルド」で、お金や貴重品を課金することで、身体を強化することができる能力です。
元ネタになった作家は?
フィッツジェラルドの元ネタになった作家は、米国の作家、フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルドです。
主に、1920年代のアメリカで活躍した作家であり、同世代の作家にはアーネスト・ヘミングウェイがいます。
この時代に活躍した米国の作家は、「失われた世代(ロストジェネレーション)」と呼ばれており、前年に第一次世界大戦に遭遇したことから、価値観が一変したためにそのように呼ばれています。
代表作には、能力名の元になった「華麗なるギャツビー(グレート・ギャツビー)」で、1920年代の米国で活躍する奔放な若者たちの青春を表した物語です。
本作のフィッツジェラルド同様、大変破天荒な人物で、20年代は妻であるゼルダと共に、贅沢な暮らしをしていましたが、後に、米国が大恐慌を襲うと、ゼルダは統合失調となり、フィッツジェラルド自身も没落してゆき、44歳の若さで死亡しました。
フィッツジェラルドの目的は?

モデルになったフィッツジェラルド同様、彼にはゼルダという妻と娘がいましたが、娘を早くに亡くしたことで、ゼルダは心を病んでしまいます。
妻を不憫に思ったフィッツジェラルドは、ゼルダの心を治すために、娘をどうしても蘇らせたいと思うようになりました。
そんな時に、日本のヨコハマに「本」が存在していることを知ると、彼は、娘を蘇らせるために「本」を手に入れようとしたのです。
尚、前述した通り、実際のフィッツジェラルドにも、妻と娘がおり、文スト同様、ゼルダは心を病んでしまうのですが、娘は亡くなってはおらず、父親同様、作家になって64歳まで生き延びています。
【文豪ストレイドッグス】ギルドのメンバー一覧
ルーシー・モード・モンゴメリ

長い赤毛の髪をお下げにした19歳の女性です。元々、敦同様、孤児院出身で、異能を持っていたためにギルドに入ることができました。
孤児院時代に悲惨な暮らしをしていたためか、ひねくれた性格をしており、周囲と仲良くやっている敦を妬んでいましたが、敦が自分と同じ境遇と知ると、組織を裏切って協力者となってくれます。
本来は、心が優しく、そしてさみしがり屋の女性で、後に敦に恋心を抱くようになります。
ぬいぐるみが大好きで、探偵社に向かう際、大量のぬいぐるみを持ってきたので、周囲からひんしゅくを買っていました。
元ネタになった作家は「赤毛のアン」で有名な、ルーシー・モード・モンゴメリで、米国の作家で構成されているギルドの中で、唯一のカナダ人作家です。
- 階級:従弟
- 異能:深淵の赤毛のアン
「アンの部屋」という、異空間にひきずりこむ能力と、異空間内に潜む巨大人形「アン」を操る能力です。
異空間という限定つきとはいえ、空間を操る能力と、強力な異能生物(?)を操る能力の二つの力を合わせ持った強力な異能です。
ジョン・スタインベック

鳥打帽に、オーバーオールという、農夫のような恰好をした男性です。朗らかな性格で、素朴な田舎の空気を好んでいます。
判断能力が高く、奇怪な言動の多いラブクラフトとも、難なく付き合える程のコミュニケーション能力を持っているため、現場の仕事に関して高い能力を持っています。
大家族を養うためにギルドに入り、汚れ仕事も淡々とこなしていきますが、本心では、金と力で解決しようとしているフィッツジェラルドを快く思っていません。
責任感の強い性格であるため、フィッツジェラルドが失脚した後、崩壊寸前だったギルドをまとめ、新しいリーダーとして就任しています。
元ネタになった作家は、ジョン・アーンスト・スタインベックで、代表作である「怒りの葡萄(ぶどう)」のように、労働者の苦悩を書いたプロレタリア文学的な作品を多く執筆しています。
- 階級:職人
- 異能:怒りの葡萄
自身に葡萄のつるを植え付けて、葡萄のつるを媒介に、他の植物を操る能力です。
周囲の樹木を操って敵を拘束したり、根から伝わる音を聞いて索敵することもできます。
マーク・トウェイン

くせっ毛が目立つ22歳の青年で、優秀な狙撃手です。陽気で遊び好きな性格をしていますが、一方で、無神経な言動も多いためか、周囲のひんしゅくを買うことも多いようです。
年齢が近いため、スタインベックとよく話をしています。
「トウェイン大活躍日記」という物語を書いており、ギルドの崩壊後は、本国に帰って、物語を執筆しているようです。
元ネタになった作家である、マーク・トウェインは、「トム・ソーヤーの冒険」を代表作としており、本作は日本でアニメ化されるほど、有名な作品です。
実際のマーク・トウェインは、モンゴメリに手紙を出したことがあり、そのため、文ストの初期設定では、モンゴメリーと恋人同士になる予定だったようですが、実現しなかったようです(むしろ仲が悪くなっている)。
- 階級:職人
- 異能:ハック・フィン&トム・ソーヤ
ハックとトムという、小人型の異能生物を使役して、狙撃のサポートをさせる能力です。
ハックとトムは自我を持っているため、マーク・トウェイン本人と会話することも可能です。
名前の由来は「トム・ソーヤーの冒険」に登場する主人公達です。
ナサニエル・ホーソーン

眼鏡をかけて牧師の衣装を纏った美青年で、マーガレット・ミッチェルと共に行動しています。
ミッチェルの事を「お嬢様」と呼んでいますが、二人の関係はわかっていません。
シニカルな性格で、思慮深く、高い判断力の持ち主ですが、やや相手を軽んじてしまう傾向があり、梶井基次郎の奇策に遅れをとってしまいます。
また、芥川との対戦によって重傷を負ったミッチェルの治療のため、ドストエフスキーと手を組む事になりますが、実際には、彼に脳をいじられて、操り人形となってしまいます。
元ネタになった、ナサニエル・ホーソーンは、代表作である「緋文字(ひもんじ)」のように、宗教や人の善悪を語った作品や、幻想的なゴシック小説などを書いています。
- 階級:職人
- 異能:緋文字
己の血液を様々な形に変える能力です。主に聖書の文字の形にして、障壁としたり、弾丸にして飛ばす他、空中で固定して足場にすることも、壁に付着させて、時間差で攻撃を仕掛けることも可能です。
マーガレット・ミッチェル

豪華なドレスを身にまとった貴婦人風の女性で、年齢は20歳。大変な名家の出身で、言葉遣いは丁寧ですが、高慢な性格をしています。
実際には、家は没落しており、一族の残した負債を返済するために、ギルドに入りました。
家の名誉を取り戻そうと必死になっているため、気難しくなっており、ホーソーンとは口喧嘩(というより、ミッチェルがホーソーンに一方的に食ってかかっている)が絶えません。
ちなみに、階級はホーソーンより下の「従弟」であるため、彼女の機嫌が悪いのはそのせいかもしれません。
その一方、ホーソーンが芥川と対戦した際、彼を守って重傷を負い、生死の境をさまようことになります。
元ネタになった作家は、マーガレット・マナーリン・ミッチェルで、彼女の代表作である「風と共に去りぬ」は、映画化されるほどの人気を得ています。
また、文ストのミッチェルのキャラクターは、本人より「風と共に去りぬ」の主人公である、スカーレット・オハラのほうが近いようです。
- 階級:従弟
- 異能:風と共に去りぬ
風を操って物体を風化させてしまう能力ですが、本人の戦闘経験が少ないためか、あまり戦いに活かしきれていません。
ルイーザ・メイ・オルコット

眼鏡をかけて、ショールを纏った淑女風の女性です。情報処理能力に長け、フィッツジェラルドから作戦参謀を任されています。
対人恐怖症のところがあり、人と会話するのが大の苦手ですが、フィッツジェラルドと、同じ気質のエドガー・アラン・ポオとだけは話せるようです。
基本的に善良な性格で、ギルドを抜けたモンゴメリのことも気にかけていました。また、フィッツジェラルドが失脚しても、彼を探し出し、共に新生ギルドを立ち上げることになります。
元ネタになった作家は、「若草物語」で有名なルイーザ・メイ・オルコットです。
- 階級:従弟
- 異能:若草物語
個室で考え事をする時のみ、時間の流れが遅くなるという、物書きにとっては喉から手が出るほど欲しい能力です。
オルコットは、この能力で、膨大な情報を処理して、敵の先手を予測する作戦書を作成しているので、フィッツジェラルドは、彼女の能力を「手持ちの情報を基に未来を予言する能力」と思っています。
エドガー・アラン・ポオ

長い前髪の目立つ28歳の青年です。米国の探偵で、「知の巨人」を自認しており、江戸川乱歩をライバル視しています。
ギルド内では、高い階級に位置しているにも関わらず、フィッツジェラルドの作戦を快く思っていないため、協力的ではないようです。
実は6年前、乱歩に頭脳勝負を挑んで敗北しており、その雪辱を晴らすため、あえてフィッツジェラルドに同行することとなったようです。
人嫌いで、カールというアライグマにしか心を開くことがないようですが、乱歩との再戦の後、彼から健闘を認められたことから、たびたび乱歩と交流することになります。
元ネタとなった作家は、米国のホラー作家にして、探偵小説の生みの親であるエドガー・アラン・ポオです。
江戸川乱歩のペンネームは、彼の名前が由来となっているため、文ストでは両者が好敵手として描かれています。
- 階級:設計者長
- 異能:モルグ街の黒猫
自らが執筆した小説を基に異空間を作り出し、読んだ相手を引きずり込む能力です。小説の内容は、推理小説となっているため、謎を解かないと現実世界には戻れない構造になっています。
ポオは、この能力で乱歩を小説世界に引きずり込み、自らが仕掛けた謎を解かせるという勝負を申し込みました。
ハーマン・メルヴィル

白い髭を蓄えた68歳の男性です。物静かな老人で、あまり多くの事を語ろうとしませんが、実は2代前の団長でした。
現在のトップであるフィッツジェラルドには、黙々と従っているようです。
しかし、自身の異能である白鯨(モビーディック)を改造されてしまったり、ギルドが非道な行いをしていることに内心胸を痛めています。
元ネタになった作家は、ハーマン・メルヴィルで、「白鯨」や「幽霊船」など、海洋冒険小説を手がけたことで有名です。
- 階級:職人(元組合団長)
- 異能:白鯨
白いクジラ型の異能生物を召喚する能力です。ギルドによって機械化されてしまい、メルヴィル本人は、召喚等のわずかな操作のみしかできなくなっています。
ちなみに、文ストの白鯨はザトウクジラとなっていますが、メルヴィルの小説に出てくる白鯨はマッコウクジラです。
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト

ボロボロのコートを身に纏った長身の男で、ドアの木目模様を数えていたり、息をするのも面倒と言う等、奇怪な言動が目立つ人物です。
そのうえ、銃で撃たれてもびくともしないうえに、首が折れても難なく元に戻すなど、人間離れした身体能力の持ち主です。
作戦に参加した理由は、フィッツジェラルドとの契約のためとのことですが、いかなる契約を結んだのかは定かではありません。
戦いが終わると、海の中に入ってどこかに行ってしまったので、周囲から正体について疑問を持たれています。
元ネタになった作家は、クトゥルー神話で有名な、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトで、独特の世界観で人気を得ており、米国だけでなく日本でも根強いファンがいます。
実は、文豪ストレイドッグスの原作者である朝霧カフカ氏も、クトゥルー神話の愛好者であり、「水瀬陽夢と本当はこわいクトゥルフ神話」という漫画の原作を手がけています。
- 階級:職人
- 異能:旧支配者(グレート・オールド・ワン)
身体をタコやイカのような触手に変えたり、身体全体を巨大な異形の怪物に変える能力ですが、太宰治の異能無効化能力を受けつけないため、異能とは別の能力のようです。
ジェームズ・L
彼の名前言える人何人いるかな?
— crow5 (@croenag_a05) July 12, 2015
てか、覚えてる人は何人?
私は結構好きなキャラなのだけど、何分出番が少ないからなぁ…
ヒント:組合の上級秘書官殿 pic.twitter.com/4jpeA3Fu4Z
フィッツジェラルドの秘書官でもあり、探偵社を買収する際、モンゴメリとともにフィッツジェラルドと行動を共にしていました。
その後、マフィアに襲撃をかけようとしましたが、返り討ちにあい死亡してしまいます。
原作では名前は明かされておらず、氏名はアニメで公表されました。
原作五巻のカバー裏にあるおまけ漫画では、モンゴメリが、持ち込んだぬいぐるみに名前を付けている際、勢いあまって隣にいたジェームズに「ジョイス」と名付けている場面があります。
実は、ぬいぐるみとジェームズに名付けている名前は、「赤毛のアン」に出てくるアンの子供達の名前で、ジョイスは死んだ最初の子供の名前のようです。
つまり、一見するとギャグに見えますが、実は、彼の死を暗示したやりとりであったようです。
元ネタになった作家については、定かではありませんが、ジェームズ・Lの筆名を使っていたことがあるジェームズ・ハドリー・チェイスか、ジェームズ・ラッセル・ローウェルの可能性が高いようです。
- 階級:上級秘書官
- 異能:不明
【文豪ストレイドッグス】ギルドの元ネタとは?
そもそも秘密結社とは?
https://twitter.com/FlatEarth_TW/status/1599725804992491522
簡単に言うと、秘密結社は、一般社会には認知されていない集団や組織のことを意味していますが、おおよそ三つのパターンがあります。
一つは、宗教的な秘密結社で、古い神々を信仰するタイプが多く、特定の集団のみに祭儀を執り行うことを目的としています。
このタイプの代表的なものに、ギリシャのエレウシス密儀があります。
もう一つは政治的な目的をした秘密結社で、国家社会の転覆を企んだり、社会的な活動をするものが多く、フリーメイソンや薔薇十字団などがその例ですが、中にはイスラムのアサシンのようにテロや暗殺を手がけるものもあります。
文ストのギルドは、この政治的結社の方に該当します。
そして、最後の一つは、犯罪行為を行う秘密結社で、これは、文ストに登場するポートマフィアより、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険・第五部」に登場する「パッショーネ」という組織の方が近いです。
なぜ、組合(ギルド)と呼ばれているのか?
ギルドとは、元々、中世ヨーロッパで誕生した職工者や商人達の寄合のような組織であり、RPGなどでこの言葉を耳にされるようですが、本来はまさに「組合」そのものを意味する言葉です。
日本でも、昔は「座」と呼ばれる商業組合が存在しており、「銀座」という地名は、元々貨幣を作っていた職人が集まっていたことから付けられています。
モデルはフリーメイソンか?
ギルドの階級は徒弟、職工、設計者長となっており、これは明らかに職工ギルドの、徒弟、職工、親方の階級をモデルにしています。
これと同じ組織形態をもつ秘密結社が、現実に存在しています。それが、有名なフリーメイソンです。
フリーメイソンは、元々、石工職人の寄合を起源とされており、そのため職工ギルドの階級を用いています。
発祥したのはヨーロッパですが、米国に多大な影響力を持っており、構成員に労働者から政治家までいるという点も、文ストのギルドと似ており、ギルドの元ネタは、フリーメイソンではないかと思われます。
ただし、公式でギルドのモデルは、はっきりと公表されていないので、あくまでも筆者の考察とお考えください。
【文豪ストレイドッグス】ギルドについてまとめ
いかがでしょうか、ギルドは現在、復活したフィッツジェラルドとオルコットを中心とした新生組合と、スタインベックを新たなリーダーとしたものの二派に分かれました。
この二つにわかれた組織が、いかなる形で関わるのか興味深い所です。