黄猿の過去が明らかになる?

現在、エッグヘッドへ向かっている黄猿。海軍本部大将黄猿といえば、どっちつかずの正義を掲げています。

しかし、青キジの様に海軍を辞めて黒ひげの船に乗り、彼なりの正義を追いかけたり、赤犬の様に元帥になって、五老星や部下に板挟みにされ、常に激昂する日々を送っている等と、他の二人と違い、二年前と同じ立場になり変わらない日々といっても差し支えないといえます。

ですが、ここに来て、黄猿は既に別件の任務でエッグヘッドへ向かっているという情報が出てきました。

私としては、ここに来て海軍本部大将の黄猿の過去が明らかになると思います。理由は、彼をおじきと慕う戦桃丸が昔ベガパンクに飯を与えられていた過去が分かったからです。

つまり、関連して、黄猿にどんな過去があり、そこからどっちつかずの正義を掲げるようになったのかの経緯が分かると思われます。

Sスネークがルフィに好意を持つ!?

戦桃丸から連れ出された幼いハンコックを模したセラフィム「S-スネーク」

もしかすると、彼女はルフィに対して明確な好意を持つ可能性があります。

その理由は彼女がルフィたちを真空ロケットに案内することを任されたからです。いうなれば恋愛フラグです。

実は1069話で、他のセラフィムと違い、S-スネークはある方向に視線を向けているのです。

その視線の先がルフィの可能性があります。しかも、面白いのが戦桃丸が三人のセラフィムに命令を出しているコマです。

S-ホークとS-シャークは視線を動かしていないのに、S-スネークだけ視線を右に向けており、セリフはありませんが「・・・・。」となにか思っている様に見受けられるのです。

それはあたかも、戦桃丸の命令は聞いているけど、興味は突如現れたルフィにあるかもしれないと考えてしまいます。

そもそも、S-スネークとS-ホークが援護を任されたのに、S-スネークだけルフィの道案内を任されるのにオダッチの作為的な何かを感じてしまうのです。

つまり、ハンコックがあれだけルフィを愛しているのであれば、同じ血統因子を持つSスネークも、同じようにルフィに惚れてしまうのではないでしょうか。

そうなった場合、S-スネークのみ、威権順位の例外として、最高権限者はルフィになってしまう可能性も?

もしそうなれば闘いの行方もカオスになりそうですし、ペガパンクも新たな発見があって大喜びする展開になりそうですね。

悪魔の実を生み出せるものとは仮説①

ベガパンクはエッグヘッドで、ベガフォース1、ホログラム、島エアコン等を発明していました。更に、モモの助が食べた人造悪魔の実を造ったのもベガパンクです。

フランキーは一味の中でも一番興奮し、エッグヘッドを「とんでもねェ”未来”だ!!」と述べました。

しかし、シャカはエッグヘッドを「この島は…”過去”だ」と述べ、フランキーとは逆のことを言っています。

いうなれば、エッグヘッドは過去にあった巨大な王国の文明を再現しているに過ぎないようです。

それを踏まえた上で、ベガパンクが造ったとされる”人造悪魔の実”は”悪魔の実を人の手で再現したモノ”ですが、悪魔の実自体が巨大な王国が造り出したモノではないでしょうか?

何故かというと、ベガパンクは”悪魔の実は誰かが望んだ「人の進化の可能性」”であり、”能力”とは多岐に渡る人類の未来と発言しています。

つまり、”悪魔の実”とは”未来の技術の産物”とも言えるんです。

そして、”巨大な王国は今よりも進んだ文明を持っていた”とシャカは説明しており、”悪魔の実”もその高い技術力で造った可能性が高いといえます。

となると、ベガパンクが造り出した人造悪魔の実よりも、巨大な王国が造った悪魔の実の方が完成度が高いのかもしれませんね。

悪魔の実を生み出せるものとは仮説②

ペガパンクの仮説により、悪魔の実の正体がおぼろげながら判明してきました。

ペガパンクは悪魔の実は「誰かが望んだ人の進化の可能性」であり、能力者は「誰かが思い描いたいくつもの異次元を生きる者たち」だと話しています。

中々難しい話ですが、この「誰か」がキーポイントになりそうですね。

予想では過去には「神様」がいて、この神が思い描いたものが果実となり、悪魔の実となって現れたのではないでしょうか。

こうなれたらいいな…を果実として現実に出せる能力を持つ神がいたのでは?

神と言われて思い浮かぶのはルナーリア族です。

レッドラインの上にいたルナーリア族は、いくつもの人の夢を描いてそれが悪魔の実となった。

政府がルナーリア族を捕らえたがるのは、悪魔の実を作る力があるからなのかもしれませんね。

悪魔の実を生み出せるものとは仮説③

1069話ではベガパンクの口から、悪魔の能力とは「人間が思い描いた多岐にわたる未来」であるという衝撃の事実が明かされました。

しかし、その割には動物系幻獣種の数が少なすぎでは無いでしょうか?

私たちが強くなりたいと思った際、「炎を武器として使えるようになりたい」「地震を自在に起こせるようになりたい」など人によって無限の要望が現れてくると思います。

それが原因で多種多様の悪魔の実が生まれているという理屈は分かるのですが、少なくとも「クリームの力を使えるようになりたい」と思う人よりは、空想上の生物の力を使えるようになりたいと思う人の方が圧倒的に多いはずです。

むしろ、人々が想像の中で勝手に作り上げたのが”不死鳥”や”龍”なのですから、人間が日々目にしているものより強いのは間違いないですよね?

また、アラバスタ編で飛行能力は5種しかないということが判明していますが、これも人間の欲を考えれば少なすぎます。

そのため、悪魔の実にはまだ隠されている事実があり、その事実こそ「悪魔の実を生み出すことが出来るのは900年前の人類だけである」というものでは無いかと考えます。

子供が大人になるにつれて豊かな想像力が失われていくと言われていますし、尾田先生はよくインタビュー等で「少年の頃の心を忘れないようにしている」と話しています。

また、現代人は科学技術の発達によって昔の人よりも想像力がないと言われることもあります。

そのため、悪魔の実の創造には900年前の人類が持っていた「豊かな想像力」が必要であり、宗教書等に出てくる”幻獣”は長い人類の歴史を通して生まれてきたものであるため、900年前にすでに想像された”幻獣”や”飛行能力を持つ動物”しか「悪魔の実」にすることが出来なかったのでは無いかと考察します。

そう考えると、幻獣種や飛行能力が異様に低いことにも納得がいきますね。

また、900年前には現代より遥かに高度な科学技術があったとされていますが、それを持っていたのは「ある巨大な王国」だけだと考えられます。

そのため、空白の100年に起きた戦争とは「科学技術VS悪魔の実の能力」の戦いであると推察します。

結論を正確に言えば、悪魔の実を生み出せるのは、900年前のある巨大な王国に「敵対していた人々」ということになりますね!

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