【チェンソーマン】正義の悪魔の驚きの正体とは?契約者・能力・本体をネタバレ考察!
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

正義の悪魔はチェンソーマン第2部から登場する謎の悪魔です。
学校にいる悪魔で契約した人間の姿を変える能力を持っていますが、146話で驚きの正体が判明しました。

正義の悪魔の契約者・能力・本体などについて考察します。

チェンソーマンに登場する正義の悪魔とは?

1部未登場で第2部から登場する謎の悪魔

正義の悪魔と契約したユウコ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

正義の悪魔は、第2部の1回目である98話から登場し、長期にわたって登場している悪魔です。
146話で驚きの正体が判明し、今後の活躍も期待される悪魔です。

正義の悪魔の契約者は多数登場していますが、本体登場していません。
正義の悪魔との戦いが続く可能性が高いため、いずれ正義の悪魔本体と戦うことになると思われます。

学校にいる悪魔で契約者をさまざまな種類の姿に変えてしまう

正義の悪魔は学校にいる
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

契約者のユウコによると、正義の悪魔は学校にいるようです。
アサのクラスの委員長やユウコなど、学生の契約者が多いのも学校にいるからでしょう。

その後はチェンソーマン教会の信者と契約していますが、信者のほとんどは学生です。
正義の悪魔は、学生など若い人間を狙って契約しているのかもしれません。

正義の悪魔と契約した人間は、さまざまな姿に変身し、悪魔のような力を使用できます


特徴は契約者に対価を要求しないこと?

正義の悪魔は対価を要求しない?
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

正義の悪魔は、対価を要求していないという特徴があります。
悪魔は人間と契約する際は、代償として体の一部や寿命などの対価を要求するのが普通です。

しかし、正義の悪魔と契約したユウコは、対価を渡しておらず、「光り輝く正義の心」と貰ったと言っていました。

正義の悪魔が対価を要求せずに、契約者に力を与えるのは不自然です。
何か隠している対価があると考えるのが自然でしょう。

正義の悪魔と契約した人間は攻撃性が増していることが多く、精神が不安定になっています。

正義の悪魔が活躍する回を解説

12巻:98話で委員長と契約して戦争の悪魔に倒される

田中脊髄剣で戦う戦争の悪魔
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマン98話では、正義の悪魔と契約したアサのクラスの委員長が登場します。
委員長はアサを殺害しますが、アサの身体を乗っ取った戦争の悪魔と戦うことに

戦争の悪魔は担任教師の田中を武器にした田中脊髄剣で攻撃し、手榴弾で委員長にとどめを刺しました。

戦争の悪魔に関しては、三鷹アサの記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

13巻109話:正義の悪魔と契約したユウコがデンジに倒される

ユウコと戦うデンジ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

13巻105話では、アサの友人のユウコが正義の悪魔と契約したことが明らかに。
ユウコは、アサをいじめる生徒を殺すために学校で暴れまわります。

108話でアサの制服強強剣で一度は倒されたユウコですが、飢餓の悪魔の力で復活。
109話では巨大化したユウコが学校を破壊しますが、チェンソーマンに変身したデンジに倒されました

111話で生きていたユウコはアサに別れを告げて、親戚のデビルハンターのところに向かうことに。
親戚の家に向かう途中で、ユウコは偽チェンソーマンに首を切り落とされて死亡したようです。


145話:芋虫みたいな悪魔が本物の正義の悪魔だった

正義の悪魔の正体
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

落下の悪魔に殺害された芋虫みたいな悪魔が、145話で正義の悪魔の本体だったことが判明します。
145話で公安は、落下の悪魔が殺害した芋虫みたいな悪魔の死体を解析。

芋虫みたいな悪魔の正体が、正義の悪魔だと判明します。
正義の悪魔の本体は、131話の時点で既に死亡していたのです。

しかし、本物の正義の悪魔死亡後も契約者が、正義の悪魔の力を使用していることも発覚
今まで正義の悪魔と契約した言っていた人間が、まったく別の悪魔と契約していた可能性が浮上しました。

146話:正義の悪魔だと思われた悪魔の正体は火の悪魔と判明

チェンソーマン教会の信者の契約悪魔は正義ではなく火
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

146話で正義の悪魔と契約したと思っていた人間が、火の悪魔と契約していたことが判明します。
チェンソーマン教会の信者の多くが、正義の悪魔と契約していたことが明らかに。

しかし、正義の悪魔という名前は嘘で、信者が契約していたのは火の悪魔でした。
なんと35万人以上の信者が契約しており、火の悪魔は契約者が多いほど、力が強くなることも判明します。

世界中にいるチェンソーマン教会の信者が、チェンソーマンそっくりの姿に変身し暴れ出すという驚きの展開になります

正義の悪魔の契約者

アサのクラスの委員長

田中脊髄剣で戦う戦争の悪魔
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

アサのクラスの委員長は、正義の悪魔の契約者として最初に登場したキャラです。
担任教師の田中を肉体関係を持っていましたが、田中がアサに好意を持っていたことからアサを殺そうとします。

委員長が変身した姿は、内臓が絡み合ったような体に複数の顔が付いているというかなり不気味なものでした。

ユウコ

正義の悪魔と対峙するアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

ユウコはアサの友人で、2人目の正義の悪魔の契約者として登場しました。
頭部は四角い脳が剥き出しで、触手のような複数の足を持った姿に変身します。

学校の廊下を歩ける移動できる大きさですが、飢餓の悪魔が復活させた後は校舎を突き破るほどのサイズに。
心を読む能力を持っており、戦争の悪魔との戦いでは完全に動きを読んでいました

しかし、自分の正体をバラすことしか考えていないチェンソーマンには、能力が通用せずに倒されています

チェンソーマン教会の信者

飢餓の悪魔は戦争の悪魔とチェンソーマンを強くしたい
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマン教会の信者35万人以上も、正義の悪魔と契約していました。
146話では信者のほとんどが、チェンソーマンのような姿に変身しています。

これは契約者の人数が増えて、契約者が望む姿に近い姿に変身できるようになったからとされています。
ただし、チェンソーマン教会の中年男性は、ハイヒールを履いた姿に変身していました。

信者は姿がチェンソーマンに近くなっただけでなく、殺されてもスロットを引くと復活する能力まで再現されています。

正義の悪魔の能力

契約者の姿を本人の望む通りに変える

正義の悪魔と契約したものが己の望む姿になれるのは嘘
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

正義の悪魔は、契約者の姿を本人が望む通りに変化させる能力を持っています。
正義の悪魔と契約した人間が、全く別の姿になっていたのは契約者の望む姿が違うからと思われます。

ただし、契約している人間の数が少ないと、思い通りの姿になるのは難しいようです。
委員長やユウコが不気味な姿に変化していたのは、契約者の人数が少なかったせいかもしれません。

チェンソーマン教会の信者が大勢契約した後は、チェンソーマンに近い姿に変化していました。
また、死んでも復活するチェンソーマンの能力まで再現できるようになっています。

相手の思考を読み取る

正義の悪魔と契約すると思考が読める?
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

正義の悪魔と契約したユウコは、相手の考えを読み取ることができるようになります。
敵の考えを読み取ることができるため、戦闘ではかなり有利になる能力です。

ただし、戦闘と全く違うことを考えながら戦う敵には役に立ちません。
ユウコが契約したのは本物の正義の悪魔で、考えを読み取るのは本物の正義の悪魔の能力の可能性もあります。

ただ、ユウコは悪魔の姿に変身できるため、ユウコが契約したのも火の悪魔の可能性が高いでしょう。

契約者が増えるほどに力が強くなる

火の悪魔と契約した信者たちが暴れだす
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

正義の悪魔の正体が火の悪魔であることが明かされた直後に、契約者が増えるほど力が増す能力を持っていることも明らかにされました。

契約者が増えるほど契約者自身も強くなり、姿を変える能力も強化されて自分が望む姿を忠実に再現できるようになります。

ただし、能力が強化されたことで大抵の契約者は力を制御できなくなり、自滅する危険もあるようです。

正義の悪魔に関する考察

田中脊髄剣の元ネタは「ボボボーボ・ボーボボ」?

田中脊髄剣で戦うヨル
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

98話で登場した田中脊髄剣は、ギャグマンガの「ボボボーボ・ボーボボ」が元ネタと言われています。
田中脊髄剣は、戦争の悪魔がアサの担任教師の田中から作り出した武器です。

ジャンプで連載されていた「ボボボーボ・ボーボボ」には、先端が人の顔をした田中ソードという剣が登場します。

名前が似ていることと田中脊髄剣が出た時の効果音が「ボボボボボボボ…」なこともあり、元ネタと言われているのです。

ユウコを殺した偽チェンソーマンは正義の悪魔の本体が変身している?

偽チェンソーマンに殺されたユウコ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

ユウコを殺した偽チェンソーマンは、正義の悪魔本体が変身したのではないかと考察されています。
ユウコは、チェンソーマンそっくりの姿をした偽チェンソーマンに殺されました。

ユウコが殺された時、デンジは別の場所で寝ていたのでユウコを殺したのは偽のチェンソーマンということになります。

偽チェンソーマン登場時は契約人数が少ないため、契約者がチェンソーマンそっくりに変身できるとは考えづらいです。

悪魔は契約者と同じ能力を使用でき、力はより強力な可能性が高いです。
正義の悪魔本体なら、チェンソーマンそっくりな姿に変身してユウコを殺せると思われます

偽チェンソーマンは亜国セイギ?

偽チェンソーマンの正体は?
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

偽チェンソーマンの正体は、デビルハンター部の亜国セイギではないかと言われています。
偽チェンソーマンと亜国セイギは、体格がかなり近いです。

さらに亜国セイギの名前にはセイギという文字が入っており、正義の悪魔であることを連想させます。

そのため、正義の悪魔本体が亜国セイギで、偽チェンソーマンに変身していると考察されているのです。

亜国セイギのモデルはチェンソーマンの作者が書いた別漫画の主人公?

デビルハンター部の亜国セイギ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

亜国セイギは、チェンソーマンの作者が書いた漫画・ファイアパンチの主人公アグニに似ていると言われています。

亜国はアグニとも読める上に、アグニは体が常に燃え続けるキャラです。
亜国セイギのモデルがアグニなら炎にも関係することになり、正義の悪魔を名乗る炎の悪魔の正体にはぴったりでしょう。

ただ、チェンソーマンの作者が書いた別漫画の主人公がモデルと考えると、炎の悪魔はかなり重要なキャラになりそうです。

正義の悪魔についてまとめ

正義の悪魔について解説しました。
正義の悪魔は第2部の最初のエピソードから活躍していますが、正体が火の悪魔という驚きの事実が判明しています。

今後は、火の悪魔と契約したチェンソーマン教会の信者によって世界は大混乱になりそうです。
正義の悪魔という名前は使われなくなりそうですが、火の悪魔との戦いはまだまだ続くでしょう。

火の悪魔の活躍に期待しましょう。

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