黒ひげ海賊団と利害関係が一致しているだけ

黒ひげは青キジを仲間に誘う際、「『海賊』ってのは!!利害が一致してりゃいいのさ!!」と発言しています。
また、黒ひげ海賊団は仲良しこよしで活動しているわけでもありません。

そんな黒ひげ海賊団の考え方を知り、青キジは黒ひげ海賊団に加入しています。
つまり、青キジは何らかのメリットを感じ、黒ひげ海賊団に加入しただけであることが分かります。

凍らしたかつての仲間も溶かせる

前章にて、青キジはかつての仲間である海軍のひばりを凍らせたと記載していますが、これについても解決できます。

というのも、黒ひげ海賊団のサンファン・ウルフを凍らせた青キジでしたが、次の描写にてサンファン・ウルフは普通にお酒を飲んでいたからです。
ここから、青キジは凍らすこともできれば溶かすこともできると考えられます。

反例として、黒ひげ海賊団に氷を溶かす能力者がいる可能性も挙げられますが、そうだとすれば、青キジに対して黒ひげが恐れる必要はないでしょう。
しかし、黒ひげは「能力を解け!!!」と必死に青キジに懇願していました。

ここからも、青キジはかつての仲間も凍らせたとはいえ、氷を溶かせることも可能であることが分かります。

青キジは青キジのまま

パンクハザード編にて、スモーカーに黒ひげ海賊団に所属した意図を問われた青キジは「おれはおれよ…」と発言していました。
つまり、青キジは海軍を抜けたとはいえ、海軍所属時の考えを持つ青キジのままであることが分かります。

青キジは「ダラけきった正義」をモットーにしていました。
この正義は一見ふざけているように見えますが、「徹底した正義は…時に人を狂気に変える…」と暴走する赤犬の狂気を止める一面もあります。

また、旧友であるサウロの意志を引き継ぎ、ロビンを助ける一面もあり、善人のイメージが強いでしょう。
つまり、青キジは黒ひげ海賊団に自らの意志で加入しているとはいえ、闇オチしたわけではないと考えられます。

青キジが黒ひげ海賊団に入った目的を考察

黒ひげと青キジ
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

最後に、青キジが黒ひげ海賊団に入った目的について考察していきます。

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