ガープはクザンより強いのか考察

ガープは本人曰く「衰えた」

出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ここからはガープとクザン、どちらの方が強いのかを考察していきます。

1081話作中でガープは消し炭にした街を眺めながら、「衰えた」と口にしました。
驚きしかありませんが、これほどの実力を持っていても、全盛期と比べれば衰えているとのこと。
流石にロジャーや白ひげ相手に、覇気だけで渡り歩いた傭兵は違いますね。

普通に考えればこの年の兵士など衰えきってそうなものですが、「ワンピース」世界の老人は一味違います。
現に老いて前線から離れていたレイリーですら、黄猿と互角以上の戦いを繰り広げていました。

そう考えると海軍で今なお前線で戦うガープには、これくらい朝飯前なのでしょう。

クザンの凍結はガープに効かない

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

1081話ではクザンの「アイスBALL 」を、ガープが打ち破るシーンが見られました。
このことから、「クザンの能力は覇気で打ち破れる」と考えられます。
そう考えられる理由として、覇気と能力の関係性が挙げられるでしょう。

1063話にてローがドクQの能力を、覇気で打ち破っています。
その際に「過剰な覇気に能力は通じない」と、ローは語っていました。
このことから、「能力者より強い覇気を纏えば能力を無効化出来る」と推察出来ます。

つまり1081話の描写を見る限り、ガープにクザンの能力が通用しないだけでなく、クザンよりもガープの覇気の方が上と考えていいでしょう。

グザンには足のハンデがある

出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

クザンには覇気の練度の差だけでなく、身体的ハンデも存在しています。

クザンは2年前に赤犬ことサカズキと元帥の座をかけ決闘し、右足を失いました。
そして「ワンピース」の世界では、四肢を欠損することはかなりの戦闘力低下を招くと思われます。

事実、片腕を失ったシャンクスに対してミホークは、「今更決着をつけようとは思わん」と、冷めた態度をとっていました。

ただクザンは現状、自身の能力で常時足を補っている状態にあります。
そのため戦闘においては、そこまで影響がないとも考えられるでしょう。

しかし能力で右足を補うということは、右足に能力の意識を割いている状態とも言えます。
それこそが、クザンが強者と戦う上での1番のハンデになると、筆者は考えました。

クザンは四皇並みに強い?

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