黒ひげも能力を奪わなかった

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

次に現在のクザンの強さについて考察していきます。
結論から言うと、現在もクザンは四皇レベルに強いと考えられます。
そう考えられる理由として、黒ひげのクザンへの対応が挙げられます。

1081話でクザンが能力を奪おうと提案したラフィットに激怒した際、黒ひげはすぐにクザンに詫びを入れました。
ヤミヤミの力で能力を封じられるはずの黒ひげがここまで焦るのは、クザンの能力は黒ひげにとっても脅威と考えているからでしょう。

また能力を奪わずクザンを仲間にしたのも、クザンの素の戦闘力を買っているからだと思われます。

そもそもサカズキとの対決も、マグマと氷という相性最悪な中での戦いでした。
そんな中でむしろ前戦したクザンの戦闘センスは計り知れません。

海という弱点も実質なし!

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ただでさえ最強レベルに強いクザンですが、他の能力者にはない最大の強みがあります。
それは「海に弱い」という弱点が、ほぼないに等しいのです。

みなさんご存知の通り、能力者は泳ぐことが出来ず、水に浸かると力を発揮できません。
しかしクザンは海そのものを何キロにも渡って凍結させ、海を歩いて渡ることが出来るのです。

その為、戦闘中に海に落ちても、その場を凍結させることで踏みとどまることが可能です。

1081話でガープが披露した技には、「海底落下」という技がありました。
これは恐らく敵を地面に叩きつけ、海中まで突き落とす技と推察されます。

しかし海を凍結させられるクザンには、まず通用しないと考えていいでしょう。

衰えた白ひげには敵わなかった

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

これまでの描写を振り返ると、作中最強レベルに強いクザンですが、全く叶わなかった敵がいます。
それがマリンフォード頂上戦争で戦った白ひげです。
そもそも氷結という能力が、白ひげの振動を与える能力と相性が悪いというのもありますが……。

しかし覇気でも凍結を破ることが出来る以上、ガープ相手でも不利であることは変わりありません。

更にクザンを倒したサカズキも、白ひげにボコボコにされていました。
その為、老いた白ひげ>サカズキ>クザンという見方もできます。

そしてガープは、かつてロジャーや白ひげと渡り合った海兵です。
そう考えると老いたとはいえ、未だにガープはクザンより強いと考えられます。

1081話の考察まとめ

以上が、クザンとガープの実力についての考察となります。
とうとう元海軍大将vs海軍の英雄という激アツ対決が見れて、筆者は興奮しっぱなしです。

しかしこの対決によって、ガープがクザンに敗北する可能性も捨てきれず、早く次回を見て不安を解消したいですね。

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