巨大な渦を起こせる

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

「黒い船に乗っている」という情報で、かなり候補が絞り込めましたが、まだこじつけレベルのものです。

そこでドラゴン=火ノ傷の男の信憑性を上げる事実を、もうひとつ挙げます。
それは「火ノ傷の男は巨大な渦を起こせる」ということです。

実はドラゴンが登場するシーンでは、突風が巻き起こっている様が見受けられます。
そのため、「ドラゴンは風を引き起こせる能力者」ではないかと、ずっと噂されていました。

そしてドラゴンが風を操る能力者なら、渦を巻き起こせるなど容易でしょう。
このことから火ノ傷の男=ドラゴンと推察できるのです。

最悪の犯罪者と呼ばれる理由もここに?

空白の100年の仮説
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

作中でドラゴンは「世界最悪の犯罪者」と呼ばれています。
今までは「政府に楯突く存在」として、注視されている存在だと思っていました。

しかし「最後のロードポーネグリフを持っている」と考えると、その肩書きに更なる説得力が生まれます。

作中でラフテルに辿り着くことは、空白の100年の真実を知ること=世界政府の立場を揺るがしかねないこととされてきました。
そんな島へ辿り着く鍵を独占しているとなると、当然ドラゴンの危険度は跳ね上がります。

その為、政府はドラゴンを「世界の敵」として、危険視しているのかもしれません。

火ノ傷の男は魚人島と親交がある人間!

最後のロードポーネグリフはかつて魚人島にあった

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ここからは「火ノ傷の男」の詳細について、更に深く考察していきます。
作中では語られていませんが、まだ火ノ傷の男の正体に迫る情報は隠されています。

その一つが、「魚人島と親しい人間である」ということです。
実はかつて魚人島には、ふたつのポーネグリフが設置されていました。
最後のロードポーネグリフと、通常のポーネグリフです。

しかしルフィ達が魚人島にたどり着いた際には、通常のポーネグリフしか残されていませんでした。

筆者はこのロードポーネグリフを持ち去った人物は、火ノ傷の男であること。
そしてポーネグリフを持ち出すことは、魚人島と親しい間柄を築けている人間しかないと考えています。

おすすめの記事