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ワンピースの物語において、天竜人が住まう聖域として知られている聖地「マリージョア」。まだまだ謎の多い場所として物語に度々その名前が登場しています。当記事ではこの「マリージョア」について解説していきます。
聖地マリージョアとは
まずは聖地マリージョア の概要について解説していきます。
マリージョアとは天竜人が住まう聖域
マリージョアとは天竜人や五老星の住まう聖地として知られています。
世界政府にとって重要な場所であり、4年に1度開かれる世界政府加盟国の会合、世界会議(レヴェリー)もここで開催されています。
世界政府の関係者のみ出入りが可能な場所であり、世界政府公認の海賊、王下七武海のみが例外的に出入りが可能です。また四皇「赤髪のシャンクス」は例外的に出入りが可能で、五老星とコンタクトを取る描写がありました。
マリージョアの場所はどこにある?
マリージョアは、海軍本部「マリンフォード」付近のレッドライン上にあります。
立地としてはレッドラインという巨大な大陸の真上にあり、新旧含めたマリンフォードの間に存在しているため、まさに鉄壁、難攻不落の場所と言えるでしょう。
グランドライン前半と後半を分ける大陸に位置しているため、後半の海「新世界」に入るには、このマリージョア で通行許可をもらう必要があります。
海賊はマリージョアに入ることができないため、水中にある魚人島を経由して新世界に入る必要があり、ルフィはこの方法を使って新世界に入りました。
マリージョアと神の国について
ワンピース第1023話より、かつてマリージョアがあった場所には「神の国」が存在したと明らかになっています。
またレッドライン上にはかつて百獣海賊団最高幹部であるキングの種族「ルナーリア族」が住んでいたことが明らかになっており、このルナーリア族がかつて住んでいた地こそ、「神の国」であることが判明しています。
ルナーリア族は、まだ存在が明らかになって間もないので、詳細は謎に包まれています。
ルナーリア族とマリージョア、並びに天竜人とはどんな関係があるのか、今後の展開に注目です。
マリージョアにゆかりのある人物
続いてマリージョアにゆかりのある人物について紹介していきます。
ドフラミンゴ
ドフラミンゴはドンキホーテ海賊団の船長を勤めていた人物で、かつてマリージョアに住んでいた、すなわち「天竜人」だった人物です。
さらにドフラミンゴは、存在自体が世界を揺るがすとされるマリージョアの「国宝」について知っており、天竜人ではなくなった今もなお権力を持っている人物です。
重大な秘密を持っているため、天竜人でさえも協力的になるほどの人物であり、マリージョアに最もゆかりのある人物の一人と言えるでしょう。
コアラ
コアラは革命軍の幹部を勤めている人物で、かつてマリージョアにて天竜人の奴隷として生活していた過去を持った人物です。
15年前、魚人族の冒険家「フィッシャー・タイガー」がマリージョア で引き起こした奴隷解放騒動にて脱走。その後タイガー率いる「タイヨウの海賊団」に引き取られました。
奴隷時代のトラウマで感情を失っていたのですが、タイガーの優しさに触れ感情を取り戻し、故郷であるフールシャウト島の家族のもとへ無事に送り届けられました。
その後、なぜ革命軍に入ったかは不明ですが、天竜人の奴隷であった過去とフィッシャー・タイガーの存在が関わっていると考えられます。
今後、マリージョアへどのような形で関わっていくのか注目です。
バーソロミュー・くま
バーソロミュー・くまは元王下七武海の一人で、ソルベ王国の元国王、そして元革命軍の幹部である人物です。
世界会議編にて、くまは天竜人の奴隷になっていることが明らかにされており、自我がなくどんなに痛めつけられても何も感じないため「無敵奴隷」と呼ばれていました。
くまが奴隷になった理由は、まだ明らかになっていませんが、ソルベ王国の元国王であることや、自身が改造人間であることが関係しているのではないかと考えられます。
現在は、革命軍と世界政府の激戦により、奴隷から解放されたことが明らかになっていて、革命軍の本拠地である「カマバッカ王国」にて修復中となっています。
自我を失っているので、理由を語ることはありませんが、なぜ奴隷になったのか、今後の物語から明らかになるのでしょうか。
バーソロミュー・くまについては、こちらの記事でも解説していますので是非チェックして見てください