霜月家の家系図

ゾロの回想シーン霜月コウ三郎
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

霜月家の家系図を表にすると、下記のようになります。

祖父祖母
霜月コウ三郎村の娘
父親母親
霜月コウシロウ不明
本人
霜月くいな

霜月コウ三郎の正体

霜月コウ三郎
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

霜月コウ三郎は、和道一文字や閻魔を作り出した刀鍛冶として有名です。
現在明らかになっているコウ三郎が作った刀は、どちらも大業物21工に数えられる名刀で、カイドウの体に傷をつけた伝説の刀ともされていることから、コウ三郎の刀鍛冶としての腕は相当高いと考えられます。

さらに、単行本96巻のSBSにて、コウ三郎はシモツキ村の創設者であることが明らかになりました。
また、ゾロの師匠でもあるコウシロウの父であることも明らかになっています。

霜月コウ三郎とゾロの関係性

そして、コウ三郎とゾロにも関係がありました。
ゾロの幼少期には、まだコウ三郎は生きていたのです。

ゾロはコウ三郎のことを「村のジジー」と読んでおり、剣を振る際の勇気が出るおまじないとして「スナッチ」という掛け声を教わっていました。
この「スナッチ」という掛け声はワノ国に伝わるものです。

ただし、コウ三郎は自身が侍であることを秘密にしており、ゾロには伝えていたものの、他の人には秘密にするように言いつけていました。

また、コウ三郎はくいなに負けて1人で練習していたゾロに無償で自身が打った刀を2本譲っています。
この刀は、おそらくミホークにおられた刀で、コウ三郎曰くナマクラな無銘刀であり、稽古用だそうです。

これらから、ゾロは霜月コウ三郎と関係性が深いことが分かります。

ゾロと霜月家の関係

最後に、ゾロと霜月家の関係をもっと深ぼっていきます。

ゾロは霜月牛丸と瓜二つ

霜月牛マルと瓜二つ
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

第1023話にて、ゾロはワノ国のヒョウ五郎から霜月牛マルと似ていると言われていました。
さらに、河松からは剣の所作まで似ていると言われています。

ゾロと牛マルが似ているのは、その血筋からです。

牛マルはゾロにとって大叔父に当たることがSBSにて明らかになりました。
つまり、ゾロと牛マルが瓜二つであることは、ゾロと霜月家に関係があることの伏線だったことが分かります。

ゾロはリューマから認められた存在

霜月リューマ 秋水
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ゾロはスリラーバーク編にて、ブルックの影が入ったリューマのゾンビと交戦しました。
というのも、23年前にゲッコー海賊団によってワノ国からリューマの遺体が盗み出され、モリアのカゲカゲの実の能力とホグバックの医療技術により、ゾンビとして生き返っていたのです。

結果的に、ゾロの勝利で幕を閉じましたが、ゾンビの姿であるためリューマ本来の力が発揮されていなかったと考えられます。
実際に勝利したゾロも神妙な面持ちで「お前が生きた時代に会いたかったよ」と語っていました。

とはいえ、リューマはゾロを認めており、リューマの愛刀”秋水”をゾロに託しています。
つまり、リューマは自身の子孫を認めたということになります。

これらから、スリラーバーク編時点で、ゾロが霜月家の血を受け継いでいる設定があった可能性が考えられます。

ゾロは霜月家作の刀を操る

刀
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ゾロがこれまで使用してきた刀は下記の表の通りになります。

初登場〜
バラティエ
和道一文字無銘刀無銘刀
ローグタウン〜
エニエス・ロビー
和道一文字三代鬼徹雪走
スリラーバーク〜
ワノ国
和道一文字三代鬼徹秋水
ワノ国〜和道一文字三代鬼徹閻魔

この内、「和道一文字」「無銘刀」「閻魔」は霜月コウ三郎が作った刀で、「秋水」は霜月リューマが愛用していました。
このように、ゾロの刀のほとんどが、ルーツを辿ると霜月家にたどり着きます。

この点からも、ゾロが霜月家と関係があることが匂わされていました。

ゾロと霜月家のまとめ

いかがだったでしょうか。今回はゾロと霜月家について解説してきました。

サンジと同じように、ゾロにも血筋に関する秘密が残されていました。麦わらの一味でいうと、まだナミの血筋が明かされていません。今後何か秘密が明かされるかもしれませんね。

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